2006年05月30日
闇と光
今日は私ごとです。内容がちょっと重いのでテンションを下げたくない方は読まれないほうが、無難です。 さて、先週の金曜日、足の痛みも治まりつつあり今まで左足をかばっていた、右の膝と 腰の痛みも気にならなくなってきたんですが、下腹部が痛む・・・あら? っと思いました。 心配なので、病院に行って診断してもらった結果が 「精巣に悪性の腫瘍があるかもしれない。確率は五分五分です」 耳を疑いました。 自分に起きたこの事実を他人事のように過ごした数時間 家に帰った後、ネットで早速自分の病気でこれから起きるかもしれない事実を 調べた結果が、受け入れがたい事実でありました。 これはまずい・・・妻は落胆を隠すように明るく振舞い、息子は明るい妻を見てはしゃぐ。 元気づけられる事もありますが、それが悲しく感じることもある。 そうして、一人になる時間を作りましたが、底のない暗闇の中にどんどん落ちていく 感覚になり、大きく深呼吸をして、自分の存在を確かめる日々が今日の検査まで5日間続きました。 先行きが全くわからなくなった自分の人生のプランを考える余裕もない中、 自分が大切にしなければならないもの、生活の中で私に勇気を与えてくれているものが はっきりわかる貴重な5日間でもありました。 そして、私に勇気を与えてくれている物の中に、確かにコンサドーレとこのブログと 私のブログを見てくださる皆さんがおりました。 本当はこんな事書きたくなかったんですが、皆さんへの感謝を込めて、あえて公表させていただきます。 検査の結果は幸い、転移している形跡はなく、患部の摘出だけですみそうです。 まだ、私の人生のエンディングは先にあるようです。これを人生の新しいステージと考え 人間として、一回り大きくなれたらと思っております。
posted by なかさん |13:20 | その他 | コメント(22) | トラックバック(0)