2007年01月20日
2006シーズン総括とこれからの期待
明日はいよいよキックオフ2007。柳下監督の事を言うのは今日で最後にしたいので 2006シーズンの総括をエントリーする事にした。 2006シーズンは序盤のフッキ大暴れが全てだったと思っている。 対柏レイソル戦の曽田のプレイはフッキが撒いた油に火をつけた感じだろう。 もし、フッキが最初からチームにフィットしていたら事態は180度違っていたと思う。 チームは勝って一つになる。それが実現できずに終わってしまった。 昨シーズンの目標はJ1昇格。そもそもこれには私は違和感を感じていた。 2005シーズンを終了した時点で、J1昇格する戦力は備えていなかった。 それでも戦力補強は効果的で「もしかしたら!」という期待もあったが それはギャンブル的要素が強く、決して現実的なものではなかったように思う。 シーズン途中でもしつこく言っていたが、2006シーズンのJ1昇格の 目標はJ1に昇格するのが第一の目標ではなく、選手たちのメンタル強化の 意味が強かった。これは監督がサッカーマガジンNO1117号で述べているコメントでもわかる。 シーズン中、柳下監督は教え込んだアクションサッカーが出来つつあったチーム に、戦術的柔軟性を習得させようとしていた。 しかし、チームは思い通りの成績を上げることができず、選手たちの成長も発展途上で終わってしまった。 全ては第一、第二クールで決着がついていたように思う。 さて、2007シーズンのキーポイントはチームの柔軟性と外国人のフィット。 そして、同じくらい重要なのは外国人選手の存在により、ユース出身選手がいかに成長できるかだと思う。 頭を整理すると三浦監督の上げているポイントは柳下監督がやろうとしていた事を継続するカタチになるわけだ。 柳下監督との違いは勝つことを重視し、柳下監督とは違った角度からチームにアプローチしていくこと。 勝利がいかにチームに大切か痛感する一年になるかもしれませんね。 とにかく3年間耐え続けた結果が今期に出ると信じたい。私たちは無駄に絶えたわけではない。 2007シーズンは本気のJ1昇格を期待したいと思います。 それから、これからの柳下監督には代表スタッフに入ってほしいと願っている。 そして、いつか札幌に帰ってきてくれることも・・・
posted by なかさん |22:09 | コンサドーレ | コメント(7) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:2006シーズン総括とこれからの期待
僕もサカマガに掲載された柳下監督のインタビューを読みましたが、本音ではJ1昇格は難しいと考えていたようですね。
また、仮に昇格していたとしても、頼みのフッキがチームを去ってしまえば、また同じことの繰り返しとなることも十分考えられますし。
やはりこの3年間は育成重視だったと割り切って、今年からが次のステップへの第1歩と考えるのが妥当なのかもしれませんね。
posted by kabao| 2007-01-20 22:45
Re:2006シーズン総括とこれからの期待
仮に2000年のように昇格が果たせたとしても、フッキがいなくなる可能性が高かっただろうから、結局は元に戻ってしまっていたでしょうね。
あれだけは育成路線から逸脱したと思います。
フッキのいない試合の勝率は確かに低かったけど、勝った試合で活躍した選手がフッキが戻った次の試合に出られないというのは、何か心に引っかかっていました。
中山なんかがいい例ですね。
もう過ぎたことですが、ヤンツーさんが築いた土台を三浦監督が生かしてほしいものです。
posted by equip| 2007-01-20 22:47
Re:2006シーズン総括とこれからの期待
正直言って、フッキの存在は両刃の剣というか、副作用の強い特効薬といった感じでしたね。フッキの獲得、起用は勝負に出たのかと思ったのですが、サカマガ読むと、かなり違っていました。
今度の三浦監督はまたタイプが違う人のようなので、楽しみなような、心配なような、ちょっと複雑です。
posted by 真栄パパ | 2007-01-21 00:19
Re:2006シーズン総括とこれからの期待
そう、>私たちは無駄に絶えたわけではない。んです。
2006にちょっとだけ見えた「一つに成る」成り方
それを体験した多くのメンバーで2007のスタートです
監督が去ったことを、2006シーズンの悔しさを、
忘れるな!!(`0´)/~~~ピシー!ピシー!
選手の心に火が点きますように。
posted by よっさん| 2007-01-21 10:04
Re:2006シーズン総括とこれからの期待
いい時期を知らず、弱いコンサしかしらないサポですがw
J2の中で一番選手の出入りが少ないチームということで、チーム全体のフイット感と言う意味では、積み重ねが一番あると踏んでいます。
期待しても、いいのでは。
posted by こんさぽ4年生| 2007-01-21 18:24
Re:2006シーズン総括とこれからの期待
2006年は第一、第二クールで決まったっていうのは
自分も同じ意見です
悪くはなかったけど勝てなかった 勢いに乗るか沈むか紙一重の所で
流を引き寄せられなかったですね
新監督は守りを安定させた上で柔軟な攻撃サッカーを
展開しようとしている雰囲気ですね
素早い切り返しからのカウンターも
攻撃サッカーの一つのオプションとして考えているように思います
相手の出方で柔軟に対応するサッカー
柳下さんが 選手自ら考えて導きだしてほしいと思っていたサッカーを
三浦監督はベンチ采配として使ってくるように思います
コンサがJ1に復帰して 安定した力を身につけた頃
今度はJ1のトップを目指すために
柳下さんには戻ってきてもらいたいと思います
posted by yasu | 2007-01-21 22:31
Re:2006シーズン総括とこれからの期待
>kabaoさん
いや、そうなんですよ。ちょっと柳下監督の退任で熱くなっていた感があるんですが、冷静に考えれば、今期が本当の次へのステップだと思うんです。
>epuipさん
フッキはちょっとした飛び道具でしたよね。彼がいないチームのレベルが下がらない状態なら良かったんでしょうけど、彼のポテンシャルが高すぎて、頼ってしまいましたよね。
今期が楽しみです。
>真栄パパさん
確かに今シーズンは期待と不安が入り混じる複雑な気持ちですね。監督が期待通りだと思いたいです。
>よっさん
そうですね。選手の心に火がつき、それがこれから消えないことを祈りたいです。
>こんさぽ4年生
ん?4年生に進級しました?弱い時期しか知らないのに、熱く応援しているこんさぽ4年生さんはすごいです。 私は期待しますよ~。
>yasuさん
J1のトップを目指すためにまた、柳下さんが戻ってきたら・・・泣いちゃうかもしれません(笑)
posted by なかさん| 2007-01-22 20:06