2009年08月27日
徳田、財前、野田と戦えず
私の高校時代は今の時季、学校祭の準備に追われていたものだ。そし てもう1つ、高校野球とは違い今もひっそりと開催されている高校サッカー 選手権の予選。当時、席が隣だったサッカー部の主軸は1時間目から帰 るまで1日中、前日の敗戦を悔いていた。無理もない、北海道では誰も が知るあの強豪校を延長戦で突き放しながら終了間際に追いつかれPK 戦で敗れたというのだから。同点にされた場面を1日中、反省している のだ。翌年、3年生で迎えた相手はまたしても同じ。私はこの試合を応 援するためアウェイへかけつけた。札幌支部予選は高校のグラウンドで 行われるのだ。前年の悪夢を振りほどくべく彼らは良く戦った。前年涙 に明け暮れた彼のアウトにかけた素晴らしいゴールで追いすがるも1対 2で敗戦。監督のいないなか、彼ら生徒自身が作り上げた素晴らしい チームだった。この度、勇退されるという敵将が母校の監督であったな ら結果は違っていた事だろう。
posted by 札幌バルデス |22:47 | トラックバック(0)