2008年05月24日
バルデス
5月25日といえば、やはりこの試合を思い出す。 97年厚別で行われたJFL・札幌対川崎F戦である。 Jリーグ入を目指す両チームにとって重要な一戦であった。 特にホームを戦う札幌にとっては勝利が必要なゲーム。 この戦いに1万人のサポーターが厚別に駆け付けた。 序盤から川崎Fのパス回しに振り回された続けた札幌は後半終了間際に ベッチーニョに押し込まれ絶望的な1対3。厚別神話もついえたかに 思えた。しかし、札幌にはこの男がいた。バルデスだ。キーパーの 頭越えの技ありシュートで2対3、ロスタイムにコーナーキックの チャンス。ディドも前線へ。歓声、悲鳴が湧き上がる厚別。しかし、 決めたのはまたしても宇宙人バルデス。ゴール直後は、歓喜で厚別は 興奮に包まれる。隣の人、近くの人、多くの人が感激の涙を流していた。 もちろん、私も・・・。当時あった延長戦、もう札幌の勢いは止まらない。 そしてしばらくしてゴール前で粘る男、そうまたしてもバルデス。 Vゴール!ハットトリック、まさにストライカー、 厚別神話継続の瞬間である。 この時思ったことは、サッカーはとにかくストライカーなのだ という事。10番より9番、89分消えていてもとにかく点をとる。 今の札幌に必要なのは相手を叩きのめすことが出来るストライカーだ。
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2008年05月19日
天皇杯決勝・浦和対G大阪
レッズ対ガンバと言ってもサポーター乱闘の先日の試合ではない。 2007年元旦の天皇杯決勝の試合の事だ。この試合を国立で観戦。 無論、コンサドーレ対レッズを観るために決行した1人旅である。 元旦始発のJAL羽田行、搭乗率10%に満たないのではと思える程の 寂しい機内。そう、コンサドーレはご承知の通り準決勝で 散ったのである。あの2失点目のオフサイドゴールはもう許そう。 国立のレッズゴール裏側の入口は長蛇の列、ガンバ側から入ったが スムーズ。サポーターの数は8対2ぐらいだろうか。場内に入ると ガンバとレッズのサポーターが接近しないよう係員は神経を とがらせていた。私は、今回の埼玉スタジアムで問題が起こったような レッズ側の位置にいたが、この日はガンバ、レッズサポーターとも 紳士的な態度であった。リーグ戦、そして舞台が埼玉という点でこの 天皇杯決勝とは全く意味は異なるのだろう。しかし、先日の件は本当に 残念だ。残念と言えばやはり札幌が決勝のこの舞台に立てなかった事。 この日のレッズなら札幌も十分戦えた。 J1リーグ戦、天皇杯、ナビスコカップ、生きているうちに タイトルを獲ってくれ。まずナビスコ、今年は11月1日が決勝か。
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2008年05月05日
GW・東芝対コスモ四日市
GWといえば96年を思い出す。 東京方面へ旅行に行った私は初日に横浜M対京都を三ッ沢で観戦。 3対0で横浜Mの勝ち。かなりの凡戦だった。横浜Mサポーターが アルゼンチンサポーターを真似した紙吹雪の汚さだけは記憶にある。 次の日は町田で行われたコンサドーレ札幌対コスモ四日市。 場内表示は東芝、まだこの時チーム名の変更は正式には受理されて いなかった。しかし、町田は遠かった。東京だからと簡単に考えて いたのが甘かった。やっと着いた競技場に人はまばら。しかも東芝の ホームゲームだったはずだが、コスモ四日市のファンの方が多かった。 試合は開始直後にパベルが負傷。お目当てのアルシンドは前節の例の 審判への侮辱で出場停止。内容もお粗末、コスモ四日市の鋭いカウンターを 浴び続け1対2のVゴール負け。結果は妥当なものだった。 帰り道は遠さを増した。 今年のGWはコンサドーレの札幌の勝利で終わりたい。笑顔で 家路に着けるよう希望する。
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2008年05月03日
コンサドーレ札幌は苦痛?
2、3週間前の日経に出ていた記事。確かこんな感じ。 欧州のサッカー関係者が日本のサッカー関係者に話した内容。 「プロサッカークラブはファンに何を与えているか?」 夢を与えている?喜びを与えている? どちらも違う。 答え「苦痛を与えている。」 「ファンは応援しているクラブが負けて苦しみ、点を獲られ心配し、 次の相手が強豪だと、また負けるのかなと不安になる。」 チームへの愛が深いからこそ、その気持ちになるのだ。 そういう意味ではコンサドーレは本当に苦しみを提供してくれる。 ここ3試合、いや今までの数々の出来事、苦しみの多さ、深さは J屈指ではないか。 早速、次の日テレ戦も不安な気持ちでいっぱいだ・・・。 勝点3、頼むよ。
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