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2005年12月25日

誰に向けて

粘って我慢して書き進めるうちに、ようやくアタマの30%くらいがエイゴになってきた感じ。
冬休みに入って、ようやくアタマが原稿モードになりつつある。
というのもどうかと思うけど……(苦笑) ホントに学者?

原稿の合間に『波状言論S改』を読んでいる。
(そんなん読まずに書きなさい!というつっこみはナシで)
宮台真司が、政治家は頭がいいと思っていた、という趣旨のことを
語っているのを読んで、ああやっぱり、なるほど、という気持ちになった。
あれだけアタマもコトバも駆使できる方でも、
自分を括弧に入れてみつめることは、むづかしいんだな。

そしてあんまりしちゃいかんけど、やっぱり生まれた世代から
逃れることはできないのだね。
宮台世代と東・鈴木世代にはかなりのギャップがある。
自分や、ぽっちり研のみんなはやっぱり後者。
今の学生のみんなは、どんな世代になるのかな。

ところで冒頭に、今日本で若い読者に最も熱心に読まれる社会学者として
宮台真司氏、北田暁大氏、大澤真幸氏の3名が紹介されていたが、
「若い読者」って具体的には誰なのだろう、と今更ながらにふと思った。
社会学を中心とした文系大学(院)生?
それって「若い世代」のうちの、どれくらいにあたるのだろうか。

自分のまわりの生活(日常も研究も)と比べてみると、
語られるコトバには、かなりのギャップがあるね。
同じようなことを語るにしても、どこで向けて語られるか、は
その語りが有効かどうかについてを決定する
だいぢな要素となるはず。

こんなかんぢでいろいろ考えさせられて
感謝する本なのでした。
もう少し読み進めてみよう。

#それより書き進めねば(^-^)


posted by housan |00:00 | 研究 | コメント(0) |