2007年02月01日
専門家のシゴトとは
アイツは“教育心理学研究”を勝手に本棚から取り出して、 ぱらぱら、とめくったあと「アイ」と言って渡してきた。 つまらなかったのかな!? なかなかわかっているヤツだ。笑
そんなアイツは、数日前からインフルエンザB型に罹り苦しんでいる。 順調に回復しつつあるので、あとヒトイキというところかな。 薬の効果かもしれないので、まだ油断できないけれど……。 行きつけだった(←過去形)小児科で考えさせられたのは “インフォームドコンセント”ということ。 素人相手に型どおりのリスク説明をして、どうしますか、と 選ばせるのは、医療訴訟云々の現状を加味したとしても 責任あるやり方とはいえないだろうなあ、と思う。 保険契約の文字が、やたらちっちゃい文字で書いてあるようなものだ。笑 結果をとる、のではなく、結果を共有できるあり方が 必要なのだろうな。自分は、そうありたい。
いろいろな予定が崩れ、締め切りも飛ばさざるを得ず 苦しいところだが、もっと苦しいのは当人なのだ。 ここを乗り越えれば、来週には家族で回復!したいものだ。
posted by housan |18:26 | なんもなんも | コメント(2) |
2007年01月06日
変わるもの、変わらないもの
新しい年が本格的にスタートした。 昨日から始動していたのだが、家でシゴトしていたので、 研究室には新年の第一歩である。 何も変わっていなかった。当たり前だが。笑
卒業生を招いての、2年生のための就職シンポで一仕事する。 いつぞや、エリやリツに語ってもらったことを想い出す。 そして久しぶりに会ったウェイユからは、すっかり学生の、 泣き虫だった頃(笑)の面影はなくなっていたけれど、 みんなの前で逡巡しつつ話す姿に、ああ、誠実さは変わっていないのだなあ、となんだか妙に感心した。 変わるべきところは変わり、その必要のないところは残っているのだから たいしたものである。
20代の頃、中島みゆきをよく聴いていた(>暗!) 「糸」という詩がある。 保育はもちろん、ヒトを育てるシゴトは、 偶然出会えた糸と糸で、布を織っていく作業のようなものだ、と思う。 こちらがもっている糸は、そう変わらないようにも思えるけれど、 どんな糸と糸が出会えるかで、まったく異なる布が織れていく。 ひとつが織れたら、また次の布へ。 まぁ、たんたんと機織りを毎年続けているようなものかもしれない。 考えるきっかけとなる、よい時間をもてた。
諸事情により、5年越し、いや8年越しで ずっと気になっていた原稿が何とか仮完成する。 まだこれからだが、tomoの誕生日までには 一区切りをつけたかったので嬉しい限りである。 1年のスタートを、珍しく?よいかたちで切ることができた。 いろいろなことが前に進んで、変わり始めたことを感じた一日だった。 新年だもんなあ。
posted by housan |01:43 | なんもなんも | コメント(3) |
2007年01月01日
あけました
あけましたね。おめでとうございます。 体に気をつけて、楽しさと向き合いつつ、 また、新しい道を拓いていこうと思います。 大きな絵が描けるといいなあ。 では、またよろしく。
posted by housan |23:39 | なんもなんも | コメント(0) |
2006年12月31日
年越しを前に
今年も終わろうとしています。 2人家族で迎えたこの年を、3人家族で送り出すことができました。 苦しいときにも一緒に歩んでくれた家族に感謝です。 そしてみんなにも。 新年もよろしくお願いいたします。 みなさんに幸ある一年となりますように。
posted by housan |23:59 | なんもなんも | コメント(5) |
2006年12月21日
33になり
昨日ノンから来たメールによれば、進路相談のはづだった。 そしたらなんと、研究室に1年生のみんなが乱入してきて……。 ありがとう。 祝われたり、感謝されたりする場面では、 なんだか腰の据わりが悪くなってしまうのだけれど なんというか、みんなに出会えてよかったなあと 心から思いました。 素敵な偶然にカンシャです。
posted by housan |00:18 | なんもなんも | コメント(0) |
2006年12月19日
そういうのも、よい
お茶の空き缶をコップに見立てて飲むマネをしていた。 アンタ11ヶ月しょ。笑 最近の朝は、「パパ」と言いながらほほをバチンバチンとたたいてきたり、 鼻の穴に指をつっこんだり……と、なかなかすごい目覚めである。
そう、かわいがってはいると思うが、 甘やかすことに関しては、どうも遠慮してしまうことが多い。 少なくとも俺は。 そんなとき、想い出すのは tomoのセンセイがいつもかけてくれるコトバである。 「そういうのも、いいですよね。甘えられる/甘えてくれるのは、今だけだし」 なんだか最近、このコトバがありがたいなあ、と思えるようになった。
posted by housan |22:47 | なんもなんも | コメント(0) |
2006年12月03日
やさしい夜遊び
ここのところ、“やさしい夜遊び”を聴けないときに録音する習慣が身についてしまった。 昨晩のテーマは「生きる楽しみ、生きる意味」。 「自分探し」を肯定せずにことばを濁し、「いじめ」について「なかなか相談できないもんだよねこれがっ」と話すのを聴き、半世紀の齢を重ねるとは素敵なことだなあ、と感じる。 ヒトの想いの機微を受け止められるような50代を迎えたいものだ。 BGM: In my lifeが特にいいかんぢ。
posted by housan |00:00 | なんもなんも | コメント(0) |
2006年10月12日
秋
昨晩はなんだか哀しい夢をみて目覚める。夢でよかった。
気づくと再びひと月が空いてしまった。 この間を振り返ってみると…… 2年生と話す合間に8月の積み残しを片付け、 2年生が実習に出かけると、専攻科生の論文に埋もれ、 それに押し出された9月の仕事を逃げつつようやく乗り越えると…… 気づけば10月も半ばになり、来週には2年生が戻ってくるのでした(^-^) 最近まで結構、手帳を見間違えたりしていたけれど ここ数日で、ようやく10月であることを自覚したのでした。 だんだん、涼しくなります。
posted by housan |00:27 | なんもなんも | コメント(4) |
2006年09月11日
……ということ
まとめて仕事ができる日だったのだが、疲れがたまっているのかはかどらない。 貴重な一日だったのだが……reviewのmailできなくてすまぬ>暖さん やれやれである。 ということで、夜になって別の仕事に手をつけた。 校正している中で気づいたのは「……ということ」という表現がおおいなあ、ということ(>これはわざと)。 特に苦しんで書いた部分がそうなっているような……。 出す前に気づけてよかったです。 我がことは、なかなか見えないもので。
posted by housan |00:18 | なんもなんも | コメント(2) |
2006年08月29日
夏が過ぎて
しばらく書かなくというか、書けなくなっていたら その間に夏が過ぎつつある。 この夏は、正確にいえば夏より前から、ひたすら走り続けざるをえなくなって 気づいたらここにいた、という感じかな。 得たものも、失ったものも多かった夏でした。 走った結果、確かに得たものはあるけれど、 何か忘れ物をしてそうな……でも何かがわからず、もどかしさが残る。 落ち着いて方向を確かめる間がなく、次が訪れる。 これは本当に俺の進みたい方向だったかな、と思いながら。 おーい元気か!
そう、先週金曜日から早くも、いつもどおりの毎日が始まっている。 講義回数だけ15回確保して、誰がいったい得をするのだろう。 「かめのおへや」を時折のぞきにくるみんなと、 今の学生のみんなとでは、講義回数が違うのだから、 そこから得たことに差がある……わけがないよなあ。笑 調教にこだわるヒトもいるけれども 放牧でなければ、得られないこともあるのだ。 一ついえていることは、放牧されていたみんなの方が、 いきいきしていただろうな~、ということ。 まぁ、今はやるしかないのだが。 やれやれ…、といいながら進むワザを、学生には教えよう(笑)