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2007年07月04日

『眉山リピーター』そして、徳島へ。

こんにちは! No.4 みち です。
本日は映画「眉山」のお話。

眉山に抱かれた夏の徳島を舞台に、母と娘の絆を日本情緒
たっぷり綴るこの映画は、温かな涙と共に心に滲みこんできました。
ラストの阿波踊りの場面はストーリーとあいまって圧巻!
涙が止まらずこぼれたものの、じわ~っと心温かな涙でした。


20070704-01.jpg

   原作本:さだまさし


ストーリーを簡単にご紹介。

母(宮本信子)と娘(松嶋なっちゃん)の親子の情をタテ糸に、
娘と彼氏(大沢たかお)の恋がヨコの糸に、
さらに、母と、娘の父親との「道ならぬ愛」の糸がからまり、
物語を紡いでゆきます。




母が重い病を罹ったのを機に物語が展開。
自分の出生ゆえの母へのわだかまりは、
人を愛することによって、母の昔の思いを知り、
キャッチコピーの
「そして今、私は母の思いにたどり着く。」へ完結。

私は、年齢が近いせいか、娘より母の「心情」に
添いながらみちゃいました。

病院の場面が多いのですが、
そこで、大沢たかお扮する医師が、ほどよく軽く(笑)
重くなりがちな場面を緩和する役割も果たしたり。
若い看護師にデレ~ッとなりつつ、一本筋が通った信念の人を
演じていまーす。

私的にツボにはまったのは、母と娘の葛藤。。。。
嫁姑の関係に難しさを感じつつ、実の母娘の場合、
溝が深まると血縁ゆえ?相当なバトルに発展することも・・・
常日頃の悩みのタネで、永遠の課題だったりします(^▽^;)

役者陣も見応えいっぱい。
「神田のお龍」と呼ばれ「人は皆平等に」の信念を持ち、
チャキチャキの江戸っ子で、人形浄瑠璃を愛し、気丈かつ凛とした
気品を兼ね備えた母の存在感の宮本さんはお見事な役者でした。
今の朝ドラ、女将も良い味を醸し出していますよね。

一方、冒頭の1シーンのみで「仕事のできる女性」を印象づけた
松嶋なっちゃんの、以後、かいがいしく看病する姿との対比も
印象深く、日本女性のたおやかさが滲みでていました。

母と娘のぶつかり合いを、お二人は見事に演じていて、
胸にグッときちゃいました・大粒涙

また、本郷坂神社を日傘をさして歩きながら、父と母の恋を
辿る娘・なっちゃんの姿と、父と母の回想シーンもせつなく。。。



20070704-00.jpg

  映画「眉山オフィシャル・ブック」
  松嶋なっちゃんの萌黄色のお着物は、
    母が娘時代に着ていたもの。


冒頭のリピーターというのは全部で3回見ちゃいました!

1度目:1人で。不意に涙がポロポロとこぼれて・・・
   やはりラスト(ネタばれになるので詳しくは書けず・・)での、
      母の心境には「涙・・・。」

2度目:母と「ケンカばかりせずにたまに一緒に映画でも~」
    と誘い二人で観劇。 
    なんと劇場は私達の「貸し切り~~~!」
        なんと優雅な気分(^^)

3度目:2度の後、原作とオフィシャルガイド本を手にしたところ、
    じゃあもう1回と!
        3度目はシアターがお引っ越しゆえ、
    なかなか良い音響の劇場でした~♪


心ゆくまで日本映画のよさを体感できたのは久々で、
江戸っ子の母が愛する人の故郷・徳島を思う気持ちと、
娘を思う情が、心深く響いた作品でした。

最後に母が遺したメッセージシートに書かれていた言葉にも涙。

・・・・と、毎度のことながら語り始めると、熱く長々となって
しまいましたが、ここまで心酔する作品なのだから、その舞台へ
行きたい!行こう!ということで、コンササポならこの時期に
行くしかないと(自爆)、来週土曜日の徳島遠征を決めちゃいました。
チームの後押しのため徳島へ行ってきまーす!

サポ仲間からは、梅雨明けるかどうかの際どい時期で、
どっちにしても暑いと脅され(?)ながらも、
ピッチを走る選手達はもっと暑いはずなので、私もヘタレず、
がんばってこようと思います。

遠征組のサポの皆さま、どうぞよろしくお願いします。


応援はもちろん、下から見る眉山と眉山から見た町並みを
堪能してこようと思います(*^_^*)


                   お・し・ま・い


【まだ続くのか(笑)番外編】

この映画にはステキなエピソードいーーっぱいちりばめられて
いたので、やっぱり書きたくて(^^)

◇母が娘へ語った言葉
「仕事は女の舞台、簡単に降りちゃいけないよ」
 大好きです♪

◇むかし父から母へ贈られたルビーの指輪が、
 母から娘の右手へ
 「ルビーは身を守るというからね」に続き、
 左手はとっといたからね、誰かさんのために」
 粋なお母さんです(笑)


posted by No.4 みち |08:00 | お気に入り | コメント(4) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:『眉山リピーター』そして、徳島へ。

私もこの映画見ましたが、とにかく母役の宮本信子が
よかった!泣けますよね

posted by №7このり事務局長| 2007-07-04 10:38

Re:『眉山リピーター』そして、徳島へ。

みちさん、お待ちしていましたよ(#^.^#)
中々登場しないのでお忙しいのかなと。。。
先日のサテの試合でも高原クンを見てみちさんを思い出していました。
もしかしたらいらっしゃっているのかしら?と。
良い映画なのですね。 3回も見たのですから^_^;
私は過去に見たのではタイタニックが家族で2回、その後ビデオを買って何回も見ました^_^;
そして、オペラ座の怪人も2回見てもう1回行きたかったのですがDVDスペシャルバージョン(9800円)を購入して3回足を運べずでした。
ミュージカルなら昔キャッツを何回見たか分らないくらいに見ましたが^^;
時間があったら見に行きたいと思います。
お母さんと映画なんて羨ましいですね。
私は1度も行った事がありません^_^;
あ、それからみちさんが年齢が近いのは松嶋なっちゃんですよね?(#^.^#)

posted by ドールズママ| 2007-07-04 17:46

Re:『眉山リピーター』そして、徳島へ。

はじめまして。
私も『眉山』観ました。ず~~~っと涙してました。
原作を読んでから、どうしたら「神田のお龍」のように生き抜くことことができるか自問自答しています。

本物の「眉山」観に行くのですね。阿波踊りの雰囲気が街中にあふれているかも。

posted by kode| 2007-07-04 22:38

Re:『眉山リピーター』そして、徳島へ。

皆さま、コメント有難うございました。
聞くところによると「眉山」は常盤貴子で
ドラマ化だそうで、どんな色合いのドラマが
出来上がるか楽しみです。
母役は誰かな・・・
ときわちゃんのお母さんなら私のイメージでは
野際陽子あたりか?

このりちゃん
このりちゃんも観たのね~♪
ほんとに宮本信子の芝居が良かったぁ・感涙

ドールズママさん
こんばんは
サテ戦は残念ながら行けませんでした(. .)

「タイタニック」と「オペラ座の怪人」は、
素晴らしい作品ですよね
色々ご覧になっているのですね。
キャッツは私も大好きでした!
メーモリ~・・・って聴くと今でも胸がきゅんと
しちゃいます。

kode さん
温かなコメント有難うございました。
共感して下さる方がいて嬉しいかぎりです。
神田のお龍のような生き方は凄いですよね。

街中の雰囲気に阿波踊り・・・ぜひ感じて
きたいと思います。

posted by No.4 みち| 2007-07-06 22:30

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