2013年03月05日
だらだら遠征記「春の千葉で思いをはたす」
3月2日~3日のフクアリへの遠征記を書きました。 例によって、コンサ隊の場合は、遠征記というより旅行記ですが。 興味・関心・お時間のある方はどうぞ。。。 長くて、すみません。。<(_ _)>
<1日目・花はどこだ?> 「春の房総半島に行きたい」という隊員たちからのリクエストを受けて、今年こそ!!と思いながらシーズンの日程発表を待つようになってから、何年たつでしょう。 柏と千葉がJ2にやってきた年からだから・・と今調べてみると、それは2010年とのこと。 ところが、そんなうまい季節に千葉での試合があるわけもなく、だんだん期待感が薄まってきた今年、なんとなんと!!!開幕戦が千葉と!!! 発表のあった日の夜「開幕戦、千葉とだって!!春の房総、行く??」というメールがフクロウの杜旅行社社長名で隊員たちに送られました。 というわけで、すぐに決定した今回の「開幕戦遠征」だったのですが・・・・ 出発の前日、「明日は暴風雪。無用の外出は控えた方が良い」と天気予報では言っています。 ただ、携帯の気象協会サイトで見る「チェックポイントの1時間ごとのお天気」では、夜半から朝方にかけて、風も雪も小休止とのこと。 10時過ぎには風も雪も強まるようだけれど、朝早い時間帯ならなんとかOKなんじゃないかと、それを信じて、予定通りの出発を決めました。 が、しかし、寝室で聞く風の音はものすごく、心配で心配で、ほとんど眠れないままに朝が来ました。 5時のJRの運行情報の始まりをまって、HPをひらくと、「通常通り」とのこと。 新千歳空港の空模様を見ると「曇り」。 よし! 空港行のJRにNo.20くーママと乗り込み、空港で、No.7このりちゃんとNo.8ひろみさんと待ち合わせました。 出発前のドタバタが嘘のように、 私たちを乗せた飛行機は、定刻に出発し、定刻に成田空港に着いたのです。 成田空港でレンタカーを借り、目指すは鴨川。 ここに「金目鯛の煮つけ」の美味しいお店があるとの情報を得て、ランチはそこと決めてありました。 有料道路を使う計画だったのですが、レンタカー店の方から「土・日は千葉市内がすごく渋滞するので、それなら一気に海岸まで出て、海岸沿いの道を進む方がいいですよ」とおすすめられ、まずは房総半島を横切って、蓮沼まで行き、あとは海岸沿いに鴨川まで行くことにしました。 特に混雑もなく、順調に車は進みますが、距離はそれなりにあるので、めざすお店まではおよそ3時間。 朝早く出発して来た身としては、空腹感がじょじょに増してきます。 でも、美味しいものを美味しくいただくために、辛抱!辛抱!! 草は枯れているものの、道のわきには、パンジーが植えられており、椿の花の咲いた木も見えます。 ところどころに見えるピンクの木は梅の木のようです。 オレンジ色の実のなった木も見えます。 花々に反応する車中の人々ですが、一番の反応は「焼きハマグリ」の看板だったりしますwww 海にサーファーの姿が見えるようになると、外の風景も急に、洋風になって。 やしの木やソテツの木や、私たちが普段見慣れぬ「南国風」な植物の間に、ペンションや、カフェや、サーフショップやちょっとしゃれた建物が並んでいます。 そして、鴨川シーワールドの横を通り過ぎ、ついにお店に到着!!やっと食べられると思ったら、なんとお店の前には、佇む人たちがうようよいます。 お店のおばあさんが出てきて「40分ほど待ちますけど、いいですか?」とのこと。 もう、ここまで来たら、待ちますとも!! お店の前で待っていると、日が陰ってきて、風も冷たく感じられます。 「明日もちょうどこの時間はスタジアムだから、こんな感じだと寒いよね」 寒くなったし、待ちくたびれたし、なによりおなかがすいているし・・・だんだん無口になっていく私たちです。 結局、お店に入れたのは2時でした。(おばあさん、さすがの読み。ぴったり40分!) 金目鯛の煮つけ定食と塩焼き定食を2つづつ注文しますが、これがなかなか出てこない。。。 たしかにお店の中は人でいっぱいなのですが、なにしろ出てこない・・・ふーーーー。 待って待って、やっと出てきた「金目鯛」は、大きなお皿からあふれんばかりの大きさです。 煮つけと塩焼きとを各自半分ずつ食べることにしました。 煮つけを1口・・・・お・美味しい!! 塩焼きを1口・・・・お・美味しい!! というわけで、カニを食べる時のように、黙々と魚を食べる4人。 煮つけが美味しいのは想像通りでしたが、塩焼きは、塩の加減と焼き方がいいのでしょう、皮の部分が、ぱりっとしていて香ばしく、非常に美味です。 「わたし、こっちの方が好きだわ」とコンサ隊一のおさかな好きNo.8ひろみさんが言ったほどでした。 ただし、なにしろ1匹が大きいので、「どちらにしても全部食べきるとなると飽きると思う。煮つけと焼きを半分ずつ食べることにして大正解」というのがコンサ隊的結論です。 食べ終わると、時間は3時。 おなかをパンパンにして、今回の旅の第一目的である「房総フラワーライン」をめざします。 海沿いの道を行くと、道の駅「ローズマリー公園」が見えてきました。 ここでお土産ものを物色することにします。 菜の花畑もありました。 でも、滝川の菜の花畑を見ている身としては・・・・(以下自粛) 野島崎灯台を経て、いよいよフラワーラインにはいります。。 ですが・・・ですが・・・ どこに「花畑があるの??」 いや、あるんです!花卉農家さんが作っている花畑が点々と。 そこには、色とりどりのストックが咲いているんです。 でも、狭い畑なんです。。。 左右に眼をこらし、花を探して進む「フラワーロード」。 うーーーー。以下自粛。 結論「富良野とか美瑛とかのああいうお花畑しか想像できなかった道産子が悪い」ということで。 夕焼けがきれいに見えてきました。 本当は立ち寄るはずだった「南房パラダイス」も「ファミリーパーク」もそろそろ閉園時間です。 宿へと向かうことにしました。 宿へと向かう道の両側には、菜の花がずっと咲いています。 「やっと、イメージのフラワーラインに近くなったぁ」と喜びつつ、今夜の宿館山温泉のホテルに到着です。 が。。。が。。。。 ここ?ここなの?? なにやら、ひなびた感じです。 玄関に迎えに出てくれたのは、おばあさんがふたり。。 (どきどき)(チョイスを間違えたか、フクロウの杜旅行社社長)(どきどき) フロントも小さいし、階段も古いし、なにやらかび臭いような気もします(どきどき) こちらです。。と通された部屋を見たら。。。 良かった。。。きれいです。ちゃんと新しいです。。。(ほっ) お風呂に行くと、リニューアル後のようで、こちらも小さ目だけれどきれいです(ほっ)。 食事は大広間を仕切ったお部屋で食べることになりました。 部屋食もできたのですが、部屋ににおいが残るのがいやなので、別部屋の方を選択したのです。 「お隣で宴会をやっていますので、うるさいかもしれません」とのことでしたが、このお隣の宴会でとても楽しませていただくことになりました。 海の幸がずらっと並べられた美味しそうな夕食(ほっ) ゆっくり食べていると、始まったのは「カラオケ」です。 ふすまの向こうから聞き覚えのある曲のイントロが流れてくるものですから、私たちはついつい「え・・・この曲ってなに?」ときき耳を立ててしまいます。 まるで「イントロ曲名あてクイズ」状態です。 歌えるのに題名がわからない・・・なんてこともあったりして、「『次は○○を歌います』って言ってから始めてほしいよね・・」と、勝手なことを言い出す私たち。 そんな感じで、ゆっくりと夕食を食べながら、すっかりくつろいで、まったりと・・・楽しかったです。 食べきれないと思ったごちそうも、ゆっくり時間をかけたので、ほぼ食べつくすことができました。 夜、風が強く吹き、ホテルごと吹き飛ばされそうなそんな気もしたのですが、みんな早起きして出かけてきたので、すぐに爆睡したのでした。 <2日目・これで勝ったりしたらおだっちゃうよ> 朝一番でお風呂に入り、朝食です。 並んだお料理を見て、ビックリ。 朝からこんなに?と思うような品数です。 お造りもあるし、伊勢海老のお味噌汁もあるし、野菜もたっぷり。。 実は今回は、このホテルの「海の幸・ちょっと控えめプラン」というものだったのですが(ちょっと控えめの分がお安くなっている)、 夕食も朝食も「どこが控えめなの?」と思うような充実ぶりです。 そして、ホテルの方々のおもてなしの温かさ。 「社長、ナイスチョイスです」とみんなからgoodをいただいて、社長としてはなによりの喜びでございます。 予定では蘇我へ向かう前に「いちご狩り」をする予定でしたが、これ以上食べられないし、もうちょっとお花を見たいということで、昨日寄ることのできなかった「ファミリーパーク」に寄ることに変更しました。 ファミリーパークに入ってみると、「ポピー園」に花が咲いています。 「そう、これこれ!イメージに近づいた」という道産子たちww ハウスの中のストックや金魚草が咲いています。 温室もあって、「ドラゴンフルーツ」が見られます。 これで、やっと満たされた感。。。 さて、ここから蘇我へ!の前に、途中の館山の駅のそばに有名な「ロシアンケーキ」のお店があるそうで、ちょっと立ち寄り、お買い物です。 さあ、蘇我へ向かいますよ~~!! 今日は、有料道路で一直線です。 「美味しいものも食べたし、良い温泉だったし、お花も見たし、お買い物もしたり。満足したねぇ・・・ これで、今日、勝ったりしたら、完全におだっちゃうよ~~。」 蘇我の駅前でレンタカーを返し、フクアリに向かいます。 アウェイの入り口が遠い・・・ No.9支部長が先乗りで、座席を確保して待っていてくれました。 ただ今、千葉在住のNo.2隊長もおくさんと一緒に来ていて、ひさしぶりの再会になりました。 松本くんと夢ちゃんのダンマクをはり、昼食をとって、試合に備えます。 当日移動で無事に到着できるかと心配していたchikaさんもやってきて、一緒に、さあ応援開始です。 本当は座って応援するつもりだったのですが、選手たちがあいさつにやってきたら、もう、座っていることはできませんでした。 周囲の方もみんな立ち上がって、声を出しています。 奈良君と櫛引君の背中が頼もしく見えます。 夢ちゃんが落ち着いてます。 松本君、背が高くないのに、ヘディングで勝ちます。 河合キャプテンが、声を出します。 0-0でハーフタイム。 押されてきたけれど、集中して守っているのがわかります。 きづけば、あと10分。 とにかく、守れ。失点しなければ負けない。 なんだか、ボールがウチのものになるなぁ・・ うぎゃ~~~!!うっち~~~~~~!!!壊れる私たち。 振り返り掲示板を見ると針は45分。 ロスタイムが何分だったのか、もうロスタイムなのか、あと何分なのか、まったくわからないまま。 ただ、財前監督が、ベンチ前で、両手をあげて、「時間だろ~!!」と大きくアピールしているのが見えて、 もう、そろそろ終わりなの?終わりなの??と思います。 そして、終了の笛。。。 わお~~~!!ぎゃ~~~~ぁ~~~~!! chikaさんと抱き合って喜びあいます。涙が出てきました。 ゴール裏にやってくる選手たち。 よく見えませんが、先頭の河合キャプテンが良い顔をしています。 ああ、こういう顔のキャプテンを見たかったんだよ~~。 もう、完全に壊れています、私たち。 ダンマクを撤収して、スタジアムをあとに、成田空港へと向かい、そこで軽く夕食をとり、しばしまったり。 何をやっても、何を話しても、ニマニマしてしまう私たちです。 飛行機は定刻に成田を飛び立ち、私たちは、雪に埋もれた北海道に戻ったのでした。 「いろいろ楽しかったけれど、やっぱり、<勝利>にまさる遠征の楽しみはないねぇ」と、基本的なことを確認することになった今回の南房総の旅でした。
posted by No.1 代表:くー |17:27 | 遠征記 | コメント(0) |
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