2009年04月15日
「危険なボランチへの挑戦」
月曜日の夜、NHKテレビの『スポーツ大陸』は、遠藤保仁選手の特集|だった。 ちょうど、前日の試合後の食事会で、No.7このり事務局長と「遠藤のすごさ=中盤での落ち着き、展開力、そして、スペースを埋める動きetc」 について話したばかりだったので、 すごいタイミングだなと思いながら観た。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 職人技と言われる正確なボールさばきと的確な判断力を持つ司令塔である遠藤は、攻守にわたってチームを支える縁の下の力持ち的存在だ。 そんな彼が今、変わろうとしている。 2008年の終盤から、自らゴール前に飛び出し、積極的にゴールを狙い始めた。 「中盤では、どんな場面でもできる自信は年々増してきています。最近になって“危険”な選手になることに興味を持ち始めた」。 堅実なプレーで、周りの選手の引き立て役だった男が、自らの得点への意欲に燃えているのだ。 遠藤は、前回のドイツW杯をベンチで過ごし、フィールドプレーヤーで唯一ピッチに立てなかった選手だ。今回はどうしても出場したい。日本のサッカーを世界にアピールしたい。 ~~~~~~~~「スポーツ大陸」HPより~~~~ ヤットのプレイが変わって来たのだという。 「チームのバランスをとり、舵取りをして、チームを勝利に導く」文字通りの<ボランチ>の役割から、さらに、点に直接絡む<危険なボランチ>へと。 岡田監督が言っていた。 「前は、絶対にスライディングなんてしなかったし、闘志が表面に出るタイプじゃなかった。 でも、今は違う」 彼は悔しさの中で「なんで」「どうして」と考え続けたのだいう。 そして、「危険なボランチ」への変貌こそが、彼の出した答えだった。 番組の中では、ガンバや代表の試合の中での遠藤の動きの映像が流れたのだが、 パスを出す。以前ならそこで終わりだったプレイが、そこからどこのスペースへ動けば有効的な働き=点に絡む働きが出来るかを考えたプレイに変わってきていることがよくわかった。 そうだ!こういう動きがボランチにあれば、相手チームにとって脅威となるのだ。 カズゥや大伍はこの番組を見ているだろうかと思った。 意志高く、自分はどんなプレイヤーになりたいのか、 常に考え、常に努力し続けること。 今の悔しさを越えたところに、何かがあるはずだ。 逃げずに戦え!
posted by No.1 代表:くー |09:23 | コメント(0) |
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