2008年07月07日
知床駆け足旅行記~その2~「コンサポンチョでクルージング」
続けてその2です。
7月4日(金)
朝、目覚めたとき、外は曇りで、それほどの風もなく、
これなら早朝クルージングが出来たんじゃないかな。。と思った。
が、しばらくすると、雨が降り出し、本降りに。
今日一日、雨か。。と覚悟する。
けれど、8時からのクルージングのために、朝食を急いでとり、
営業所へ徒歩で向かうころには、雨が上がっていたのだ。
小型クルーザーに乗って、知床半島を海から眺めるクルージングに出た。
一番高い場所のイスに座る。
波は穏やかだが、風がビュンビュン向かって吹いてきて、
あっという間に寒くなってしまった。
もちろん、寒さを考えた服装をしてきたのだが、それにしても寒い。
波除け・雨除けのために持参していたポンチョを早々に着込む。
コンサポンチョの二人連れ。怪しいかも?!
小型クルーザーは、岸壁の近くまで寄って行けるので、
細かい滝の様子や岩の様子が良くわかる。
以前、大型観光船でクルージングしたときは、あまり良く見えずに、
結局、記憶にあるのは、カモメにかっぱえびせんを与え続けている観光客のおじさんだったりするのだ。
小さな滝のそばの海岸に「熊」発見!!
船内騒然!!
小熊が岩を起こして、何かを食べていた。。。
↑この写真の中に小熊が!!どこだ?www
ホテルに戻り、部屋で一休みしてから、出発だ。
お天気が良くなってきたので、「フレペの滝」を上から見られるという展望台へと向かうことにした。
ネイチャーセンターで車を降りて、森や草原の中をテクテク歩いていく。
奥へ奥へと進んでいくと、入り江を上から見下ろす位置に東屋が立っている。
さきほど、船から見たフレペの滝が、上から見えるのだ。
入り江の海は青く、向かい側には灯台が立っていて。
ここはいかにも知床らしい場所だ。
帰り道、他の団体さんについていたネイチャーガイドさんが、
「この木の皮は漢方の胃腸薬になるそうです。
鹿も食べすぎ・飲みすぎなんでしょうかね、
ご覧の通り、皮を食べまくってしまうんです」と、
受け狙い。
通り過ぎながら、私たちも大笑いしてしまった。
暑くなって来ており、汗だくになりながら駐車場に戻る。
知床峠まで行って、北方領土を見てこようと、知床横断道路を走る。
ところが、知床峠の駐車場に車を停めてみると、
羅臼側から、霧がもくもくと上がってきており、羅臼方面は真っ白で何も見えないのだ。
ウトロ側は晴れていたのに・・
諦めて、ウトロへと戻る。
空港へ戻りながら、途中の観光スポットを見ていく計画だ。
まずは、「三段の滝」
続けて「オシンコシンの滝」
オシンコシンの滝は、すぐ近くに滝を見ることができる。
水量が豊かできれいな滝だった。
そろそろ、昼食時だ。
実は朝、白いご飯の上にいくらをたっぷりかけて、「いくら丼」にして食べてきた私たち。
「昼食は、海鮮ものじゃなくて良いね。。。」などと贅沢な注文をつけていた。
車を走らせながら、どこかにレストランはないものかと探すが、なかなかない。
清里の国道沿いに「レストラン」の看板を発見して、車を停めた。
そこは、見かけは普通のお家のようなのだが、
「営業中」の札に勇気を出して入ってみると、
中は案外広くて、メニューも分厚いレストランだった。
思いがけず、熱々で、たっぷりで、お安いランチをいただいて、大満足。
さて、空港までもう少しだ。
多少時間に余裕があるので、「小清水原生花園」に寄ることにした。
あちこちで原生花園をみたが、花のきれいなときにめぐり合ったことのない私は、
それほど期待していなかったのだが。
たどり着いてみると、ハマナスの花が真っ盛りで、さらにエゾスカシユリも満開であり、
ハマナスの紅色とユリのオレンジ色が目立って本当にキレイだった。
花の余韻に浸りながら、車は女満別空港へと帰路を急いだ。
女満別から新千歳までの飛行機は、定刻どおりに飛んで、
私たちは試合の待つ札幌へと戻って来たのだった。
1泊2日、飛行機を降りてから乗るまで、およそ26時間の知床の旅はこうして終わった。
短時間のわりに、主な見学地は網羅できており、
フクロウの杜旅行社のツアーはやはり「優秀だぞ!」と自画自賛する社長と社員であった。
あれ?じゃあ、これって、フクロウの杜旅行社の社内研修旅行ってことだったのか~~!?(爆)
posted by No.1 代表:くー |14:29 | おでかけ | コメント(0) |
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