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2019年12月31日

ルヴァンカップ決勝観戦感想 「歌声よおこれ」





僕は嫁と2人で現地で試合を見てました
簡単に思ったことを書こうと思います



普段の僕らは応援の歌はあまり歌わない
試合中に3~4回ほどしか歌わない
どちらかというと「いけー!」「頑張れー!」といった声を出すタイプの応援スタイルだ

普段はホームゲームでゴール裏の人達が歌ってくれている
そこに想いを乗せるような感じだ
(嫁とずっとしゃべってるのであまり歌ってないというのが本当のところ)


だから 正直なところ試合の後にあんなに声が枯れるなんて想像もしていなかった



埼玉スタジアムに着いた
初めての埼スタ

緊張と高揚に包まれている
仲間がたくさんいる
嫁もいる


コンコースで嫁が「食べた~い」とねだってきたものを全て手に持っていざ場内へ

あの時の感覚は言葉にできない
ただ 一生忘れない景色だというのは間違いない


試合前 まだ何も始まってないのに高まる緊張と高揚

不安と期待


ゴール裏近くのメイン指定席に座る
見たことがない数の報道陣を前にしてさらに緊張が高まる



食事を終わらせていつもどおり試合前に嫁とイチャイチャしながらしゃべる
うちの嫁はやっぱりかわいい


試合開始の時間が近づく


ゴール裏のコールリーダーが叫ぶ

「行け 札幌!!」



その時 僕と嫁も
「行け 札幌!!!!!!!」
と叫んでしまった

何の打ち合わせもしてない
初めてスティングで叫んだ
しかもとんでもない声量で

全身が震えた
理由はわからないけど震えた

嫁がこっちを見ながらニヤついて言った
「夫婦だね」


そしてそのままフルコーラスを全力で歌った

その後は多分ほとんどのチャントをゴール裏と一緒に歌っていたと思う
正直 全力で歌いすぎて覚えていない



最後の最後
PKを止められた時
僕はちょっと泣いた
嫁は思いっきり泣いていた


嫁はルヴァンカップ決勝の話になる度に泣く
愛おしい

一度 嫁に聞かれたことがある
「うちの応援が足りなかったのかな…」


他のサポーターも同じことを思ったかもしれない

でもこれだけは言える
そんなことは絶対ない


あの声が
心の底から伝えたいと思って生まれた声が
誰かに伝わらないわけはない


きっと本当に心の底から誰かを想った時には
「歌う」のではなくて
「歌声が起こる」のだと
今さらだけどなんであの時あんなに叫んだのか
わかった気がする

小学校の道徳の授業で聴いて以来ずっと大好きなこの曲の意味がやっとわかった気がする



「涙こらえて
横顔 冷たく光って
砕け散った夢は それでも
"あなた"と探しに行くよ

歌声よ 響き合って
僕らの罪よ
祈りとなって 明日を変えてくれ
このまま僕らは歌うのさ
そして朝になって 2人笑って
悲しく歌う世界を止めてくれ
歌声よおこれ この胸に

歌声よおこれ」



サンボマスター
歌声よおこれ



"あなた"は僕にとって
選手 監督 コーチ陣 社長 スタッフのみなさん
サポーター
嫁



一緒に探しに行こうぜ

posted by おいなるはん |09:22 | コメント(0) | トラックバック(0)

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