2006年02月26日
人種差別発言・・・
がまた問題になりましたね。
今朝のリーガエスパニョーラ サラゴサvsバルセロナ戦の後半30分くらいに主審が突然ピッチサイドに走ってきてスタジアムの運営の係らしき人に何事か言っていました。
『なんだ?!』と思っていたらバルセロナのエトーが画面に抜かれました。イヤな予感・・・
『またか・・・』案の上サラゴササポーターから人種差別発言を受けたエトーがピッチから出ようとしていたらしいです。
主審がピッチサイドに走っていったのは発言を聞いた主審が場内の放送で差別発言をやめる様に呼びかける為だったようです。
エトーは我慢ならないという表情で外に出ようとしていましたがロナウジーニョやライカールトの説得でピッチに戻りました。
試合の方は後半30分まではサラゴサも素晴らしい出来で十分に勝つチャンスもあったと思いますがこの出来事から後バタバタと2失点してしまい、0-2での敗戦となりました。
非常にイイゲームだったのに一部のサポーターのせいで台無しです。
それにしてもスペイン、イタリアはいつまでたってもこの問題が起きますね。
昨年にもこの事件がありました。
記憶に残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか？
またスペイン代表監督のアンリに対する発言もいつの間にか謝罪もないままにうやむやになってしまいましたね。
イングランドやフランスではこの手の問題はとっくに解決しているのにスペイン、イタリアではまだまだ時間が掛かりそうですね。
スペインという国はサッカーは攻撃的ですごく面白いし、サッカー以外でも観る所はたくさんあるし、食べ物はおいしいし、素晴らしい国ですが試合を観ているとよくモンキーチャントが聞こえてきます。そのたびにイヤな気分になっているのは私だけではないでしょう。
UEFAやFIFAが懸命に問題に取り組んでいても一向に改善される気配が感じられないのは気になりますね。
せっかくの好ゲームが台無しになってイヤな気分だけが残ってしまいました・・・。
posted by urobon ｜15:11 | サッカー全般 | コメント(4) | トラックバック(1)
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この記事に対するコメント一覧
Re:人種差別発言・・・
差別とは怒り喜び悲しみなどと同列の感情と言う話を過去に聞きました。
確かにどんな人でも差別感情はあるんだと思います。
私は人種（国籍）でどうこうと言った差別感情は幸いにも無いために、こう言ったニュースに憤りを感じます。
ほんとに何とかなんないもんですかね。
posted by とん吉| 2006-02-26 22:27
Re:人種差別発言・・・
>とん吉さん
こんにちは。
どんな人にでもあるものだとは思いますね。
そういう私にもあると思います。
只スタジアムでああいう形で一人の人間を攻撃するのは・・・
スペイン、イタリアではなかなかなくならないでしょうね。
残念ですが。
posted by noboru | 2006-02-27 07:00
Re:人種差別発言・・・
＞スペイン、イタリアではなかなかなくならないでしょうね。
より感情的にオープン、かつストレート（良くも悪くも）な国民性だからでしょうか。フットボールにおいて好まれるスタイルにも、そうしたある種の“開き直り”は感じられますよね。片や攻撃的、片やガチガチに守って勝って何が悪い、といったように…。人種差別発言のような相手選手への攻撃も、自分がどちらの側に立っているのかを明確に示す究極の手段とも言えるでしょう。ただ、行き過ぎた（誤った）手段は時に目的自体を見失わせる。狂うほどに熱くなることと、人として狂うことは別です。感覚として解らないのかな…。
当方への来訪とコメント、ありがとうございます。アーセナルの方へ先に行ってしまってビックリしました。見識も視野も広そうな方と接触できて嬉しいです。また御意見よろしくお願いします。
posted by MasaMaru | 2006-02-27 08:02
Re:人種差別発言・・・
>MasaMaruさん
ホントにスペイン、イタリアでこの問題は深刻だと思います。
感情的にオープン、かつストレートというのは仰る通りだと思います。
只どちらかというと熱さの方向が違うかなと・・・。
残念ながら理解されるのは難しい気がします。
スペイン、イタリアの両協会が真剣に取り組まないと恐らくずっと変わらないと思います。
P.S Arsenalも宜しくお願いします。(笑)
posted by noboru | 2006-02-27 12:28
