コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2005年11月16日

キモサポへの道 その3

短期集中連載(プッ)です。
いちおう興味のある奇特な方は、
その1その2をどうぞ。

W杯大会期間中は決勝のドイツ-ブラジル戦まで、
ほとんどの試合をお店で見続けました。
そしてW杯が終わった後ふと、
「何で自分の住んでる地にサッカーチームがあるのに、
見に行ってないんだろう」って漠然と思ったんです。
それまでもちろん、コンサドーレというチームがあることは知ってました。
でもその他には「日本一あたたかいサポーターがいると言われている」
とか、「一度理不尽なルールでJ2に降格させられた」
とかくらいの知識しかなく、
見に行こうかなと思ったことはあったものの、
きっかけもなくて観戦することもなかったんです。

初観戦は、02年第15節東京ヴェルディ戦でした。
この試合で山瀬選手が大ケガを負って、
それ以降、もう札幌のピッチに立つことはなかったんですよねぇ・・・。
初観戦がコレなんてなぁ。
だけど、サポーターの応援には圧倒されました。
W杯後に「Jリーグなんて世界とはレベルが違うから、
W杯で浮かれたミーハーがJリーグ見に行ったってガッカリするだろう」
とかってよく言われていた気もしますが、
私の場合は試合のレベルがどうのこうのとか関係なくて、
やっぱりサポーターの姿に心を動かされました
(そういう方多いらしいですが)。
つえをついたおじいちゃんが、
ドーレくんをたくさんつけたかばんを持っていたり、
子どもたちがちっちゃいレプリカを着て
「がんばれぇ~」って言っていたり・・・。
その光景を見ると同時に、ものすごく後悔していました。
「何で早く見に行かなかったんだろう」って。

しつこく続く。


posted by tubasa |17:35 | コンサドーレ | コメント(0) | トラックバック(0)

2005年11月16日

キモサポへの道 その2

きのうの続きです。

02年W杯が始まる前、マスターは、
お店の営業時間でもどうしてもW杯を見たいと思い、
どうしたら見られるだろうか・・・としばらく頭を悩ませていました。
そしていつものように週末にお店に行くと、
むかし学校で見たOHPのような機械が・・・。
マスターは思いきって、プロジェクターを購入し、
スカパーにも加入してたんですね。
そしてW杯が始まり、いよいよ日本のグループリーグ初戦である、
ベルギー戦の日がやってきました。

その日のマスターの気合の入りようはすごかったです。
お風呂で体を清めてから、日の丸の必勝はちまきをして、
日本のフラッグを持って家の近くの神社へ必勝祈願のお参りをし、
そのまま自分の店の近くの焼き肉屋へ突入。
そして、周りの全く関係ないお客さんに必勝の演説をぶちかまし、
最後はお客さんも巻き込んで
「ニッポン!ニッポン!」で締める始末・・・。

試合開始時刻近くになると、
マスターの店には続々とお客さんが集まってきて、
広くはないお店のスペースは人でいっぱいになりました。
私はその時もまだ、正直サッカーに興味はありませんでした。
でもその日、全く見知らぬ人たち、
たぶんこの日しか会うことのないであろう人たちが、
勝利に向かって一緒になって応援する光景を見たとき、
日本のゴールが決まった瞬間、ほんの一瞬の静寂の後、
地響きのような歓喜の声を聞いたとき、
ここまで人を興奮させるサッカーって、
実はすごい競技なんだなと思ったんです。

ええっと、もう少し続きます。またのちほど。


posted by tubasa |10:06 | コンサドーレ | コメント(0) | トラックバック(0)