2007年08月12日

第33節・札幌3-0C大阪

 間違えました。本当のスコアはこちら。
 

札幌4-0C大阪
【得点】藤田/ダヴィ/西谷
【出産】ブルーノ・クアドロス

 


 
 快勝。私が見た中で今年のベストゲーム。以下、雑感。
 
【見事に機能した守備】
 ここ数試合、相手にボールを支配されて押し込まれ、それでも最終ラインの高さと粘りでしのぐ、という不本意な守り方に終始していたわけですが、昨日はとても良い守備をしていたと思います。
 第一に、プレッシャーの起点となるFWの追い込みが効いていたこと。C大阪の最終ラインとボランチに時間を与えず、パスミスを誘発。中山とダヴィはしっかりチームを助けました。
 第二に、セカンドボールにしっかり競りかけていったこと。この点はむしろC大阪があまりにも出来ていなかったから札幌の方が良く見えたのかも知れませんが、それでも90分サボることなくセカンドボールを拾い続けたことは大いに評価して良いと思います。
 第三に、C大阪の両サイド(WH)、柳沢とゼ・カルロスに高い位置でボールを持たせなかったこと。中盤がフラットな4-4-2のチームが3-5-2の布陣を取るチームとやる場合、中盤のアウトサイドは普通なら2対1の数的優位を保てます。ところが相手にボールを運ばれ、SHが中に絞らざるを得ない状況になると、こっちのSBとあっちのWHが1対1の状況になる。こうなると突破を仕掛けられ危ない状況が生まれる。しかし昨日は藤田・西谷(!)の献身的な守備で、ほとんどの時間で数的優位を保てていた。クロスは数えるほどしかないのでは?
 というわけで、久々に見ていて胸の高鳴るような守備でした、池内の危なっかしいボールさばきも含めてw 
 
【もう一段のレベルアップが必要な攻撃】
 マサやんも試合後に語っているように、2点目を取るべき時間帯に取れなかったことは反省してもらわなければなりません。先制点のあともアグレッシブに行けていたのだからあの時間帯で2点目を取るべきだった。さらに厳しいことを言うと、先制点、二点目ともに最初のシュートを外しているわけですし。今後の数試合ではチャンスそのものが激減する展開が予想されるので、決められるときに決める、これをしっかりと意識してもらいたい。
 良かった点をあげておくと、大塚が前線に顔を出す場面が多く、厚みのある攻めが出来ていました。これで長めのシュートが決まれば…ね(笑)。また、円熟味を増しつつある左サイドのコンビネーションも良かったと思います。シーズン当初から「上がらないSB」と言われ続けていたわけですが、昨日の西嶋は何度も攻撃参加を見せ、西谷を助けていました。この二人、今後も注目です。
 


 
【昨日のピカイチ君・イマイチ君】

  • ピカイチ君:大塚。攻守にわたってチームに貢献。MOMは納得、以前の芳賀のヤツとは違ってw
  • イマイチ君:池内。西澤のポジションに入ったからと言ってボールさばきまでマネすんなw

 
【今節の結果】

  • 注目ジョカトーレ・#8砂川:バツカトーレ[▲10]

 


 
 というわけで勝ちゲームを現場で見るのは何と19節・京都戦以来。どうりでチームは勝ち点積んでいるのにフラストレーションが溜まる一方だったわけだ。二ヶ月以上見ていないんだから(苦笑)。観客動員にも貢献したし、ボクがタオルマフラーを買うとバカ勝ちするというジンクスも保てたし、何よりの快勝でした。

posted by tottomi |21:16 | コンサドーレ | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:第33節・札幌3-0C大阪

やはりベストゲームでしたか。私もそう思いました。

やはり大塚が良かったですか。私もそう思いました。

一番、“ぶるっ”と来たのは、選手交代でしたが。こりゃ、本気で行ってしまうかも…と今季始めて認識した瞬間でした。

タオルマフラー、買い続けるわけにはいきませんか?(笑)

posted by MasaMaru| 2007-08-13 09:40

Re:第33節・札幌3-0C大阪

>MasaMaruさん
サ、サイフが…w

今後のスケジュールを考えるとああいう良い内容の試合はしばらく期待できないので、見ておいて良かったです。

posted by tottomi| 2007-08-13 21:11

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