2006年11月06日

ユースの好成績

日本がU-20W杯出場権獲得 サウジアラビアに勝利(スポナビ)

 サッカーのU-19日本代表は6日、インドで行われているAFCユース選手権でU-19サウジアラビア代表と準々決勝を戦い、2-1で勝利を収め、来年カナダで行われるU-20ワールドカップ(W杯)出場権を獲得した。
 日本は前半に河原和寿(新潟)のゴールで先制したが、後半にPKから同点とされた。しかし、試合終了間際に交代出場の青木孝太(千葉)が決勝点を奪い、2-1で競り勝った。

 まずはめでたい。試合、見られんかなぁ。

 この件に関連して金子達仁を引用。

世界舞台で分かる自国リーグの力(ワールドサッカープラス)

 2年前、北朝鮮の17歳以下代表はいくつかの点で日本より勝っていた。しかし、所属チームで磨かれない才能は、Jのトップチーム、もしくは下部組織で切磋琢磨(せっさたくま)してきた日本の選手たちに完全に逆転されていた。
 ちょうど、世界2位になった「ゴールデンエージ」と呼ばれる日本の世代が、そのころは誰も知らなかった世界の無名選手に次々と追い抜かれていったように。
 ワールドユースに出場するのは、もちろん大切なことである。しかし、本大会に出場したからといって、あるいは好成績を残したからといって、チームや選手の将来が約束されるものでは決してない。
 アジアユースでの好成績は、アジアにおけるJリーグの優位性を証明するものではある。ならば、ワールドユースは世界におけるJリーグの劣勢を証明する場になってしまう可能性があるということを、日本人は忘れてはならない。

 「だからどんどん海外に行け!」なんて欧州至上主義者みたいなことは言いませんけどね。確かにそうだよな。ある意味この「ユースの好成績」が「フル代表も世界に通用する!」みたいな幻想を生む原因になってるとも言える。

posted by tottomi |23:17 | サッカー全般 | コメント(0) | トラックバック(0)

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