2006年05月19日

CL Finalレビュー拾い読み

 やはり寝ぼけ眼で見ているといろんなことを忘れていますね。試合のレポートを拾っておきます。

 ベンゲル監督が試合後、「レフェリーの笛が早過ぎた」と愚痴ったが、確かにペナルティ・エリアの外で手を使ってしまったレーマンをエトオーがドリブルでかわして、ジュリにラストパス。ジュリが一度はゴールを決めているので、もし、アドバンテージでホイッスルがなく流されていたら、「バルセロナの1ゴール+レーマンへのイエローカード」という判定になっていたはず。

確かにこうなっていれば、試合はもっと激しい展開になっていたに違いありません。昨日「やや魅力に欠ける」と書きましたが、11対11だったらもっと…と思いますよね、やっぱり。この判定については主審自身も「早すぎた」と認めているようです。

 もう一つ微妙な、そして試合の行方を決定づける判定がバルセロナの同点ゴールの際にありました。

 一方、健闘しながらも、スタッド・ドゥ・フランスで788分間ゴールなしといううれしくない記録を更新してしまったアンリは、試合後、怒りを隠し切れない様子で「悲しいし、失望している。僕らはこんな結果に値しなかった。最初のゴールはオフサイドだった。後でビデオで確認したんだから確かさ。あれを見たら余計がっかりするよ。それに、プジョルとマルケスは、イエローカードを食らってもよかったはずだ。時に後ろからタックルしてきたんだから、イエローを食らわない方が難しい感じだった。とにかく、こんなふうにして最後に2ゴールを食らってしまうなんて、とてもつらいよ」と吐き捨てるように言った。

プジョルとマルケスのプレーに対する不満はともかく、確かに同点ゴールの場面ではラーションが触った時点でエトーはラインの裏に出ており、オフサイドです。が、副審は見えなかったのではないでしょうか。
 一連のプレーはバルサの左サイドで起こっていますが、その映像に副審の姿は映っていなかったように思います。ニュースでメインスタンド側からのリプレーを見たときにも副審の姿には気付きませんでした。おそらくメインスタンド側、つまりこのプレーから遠いサイドにいる副審がアーセナルのラインを見ていて(自信ありません。断言できる方、ご教示下されば幸いです。)、ラーションが触ったかどうか確信が持てなかったのではないでしょうか。つまり、ボールはダイレクトにエトーに出た、と判断した。私も最初はなぜボールが抜けてきたのか分かりませんでしたし。
 誤審であることは確かです。そしてもし誤審を犯した副審がこの一件によって交代した副審だとしたら、アーセナルにとってはもっと悲劇的です。

posted by tottomi |22:47 | サッカー全般 | コメント(0) | トラックバック(0)

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