2006年03月30日

石油危機

 諸般の事情により代表戦レビューはありません。よって今日もリハビリ。

 さっき、NHKで「あの日を抱きしめて」という番組をやっていました。扱っていたのは昭和48年、石油危機の年です。もちろんその時のことは直に体験していない(胎内で聞いてたんだと思いますが)ので、せっかくだから勉強しようと思って途中から見ました。「トイレットペーパー騒動」の震源地が我が母校のすぐ近くの「某ニュータウン」だったことは知りませんでした。「いかにも関西のおばちゃんが考えそうなことだな」と思うと同時に、改めて感じたのは「映像の怖さ」というものです。
 トイレットペーパーを求める行列を映す映像がさらに行列を生み、けが人が出たことを憂慮した通産省がトイレットペーパーをトラックで大量輸送してスーパー店頭に積んで見せた途端に騒ぎが収まる。どちらも「テレビが切り取った一場面」がものを言った例です。

 同じような例は枚挙に暇がありません。見るに耐えないニュース番組、増えましたね。なんだか怒りにまかせてとんでもないこと書いてしまいそうなのでやめます。が、札幌についても「可能な限り多くのソースで確かめる」ことと「可能な限り自分の目で確かめること」が、ヒステリックで比熱の低い世論(温まりやすく冷めやすい)に惑わされないためには必要だな、と、実はかなり比熱が低い自分に戒め。

 札幌でもやっぱりなくなったんでしょうかね>トイレットペーパー


posted by tottomi |22:17 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)

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