カレンダー

プロフィール

性別:男 年齢:30歳代半ば 出身:兵庫県西宮市甲子園 現住地:北海道札幌市 サッカー歴:素人。たまにフットサルをやる程度 ポジション:アウェイ側B自由席 2007/12:加齢に伴い年齢を実態に即した形に書き換えました

最新のエントリー

月別アーカイブ

リンク集

カテゴリー

コメント

検索

ま た 石 井 と フ ッ キ か !

2006年07月12日

 首位柏を相手に魂のこもったゲームを見せた札幌がこの写真の背景に映っている美しい夕日のように"レイソル"を沈めました。以下、雑感。

【見事な試合運び】
 札幌・柏ともおそらく現時点でのベストメンバーで臨んだ一戦。前線からの厳しい守備でペースをつかみ、7分、これまで「持ちすぎ君」呼ばわりされていたフッキが石井に絶妙のタイミングで「出来杉君」なスルーパス。これを石井がきっちり決め札幌が先制。その後も柏のFWに入ったボールに対し挟み込むディフェンスがしっかりできていました。攻撃面では石井がいつにもまして体を張ったボールキープでチームを助けていました。しかし21分、柳下のコメントにあるように気をつけなければならない西谷の裏をつかれて失点。あの場面、柏の左サイドでのプレッシャーがややルーズになり大きなサイドチェンジをされてしまったこと、西谷が準備できていなかったことが失点を生んでしまいました。
 その後、柏がリカルジーニョを中心にボールを支配し、札幌はかろうじてしのぐという展開に。この苦しい時間帯を切り抜けたのが今日の一つ目のポイントだったと思います。そして40分、砂川のスルーパスに抜け出したフッキがエリア内で倒されPKを獲得。これをフッキ自らが決めて札幌が再びリード。終了間際に続いたセットプレーをしのいで前半終了。
 後半、立ち上がりから15分間は札幌が押せ押せ。この時間帯に3点目が入らなかったことは今後の課題ですね。68分、フッキが2枚目のイエローで退場。前半から接触プレーに立て続けに警告を出していたので、退場者が出るかな、と危惧していたのですが現実になってしまいました。ただあれがイエローなら芳賀を倒した平山も2枚目だよな。
 一人少なくなった札幌は、少し前に入っていた和波を左SBにして、さらに砂川に代えて上里を投入。中盤をフラットな形にして守備固めに。この布陣が功を奏したのが二つ目のポイントだと思います。運動量の足りない柏は引きこもった札幌を崩せず。札幌DF陣の頑張りもありリードを守りきりました。

【選手個人の評価】

  • 石井。前述のように体を張っていたし、長い距離をよく走っていました。
  • 金子。10人になってからの布陣を陰で支えたのは彼。数的不利の状況では早いサイドチェンジから2対1を作られて崩されるのが恐い。しかし柏のDFラインでサイドチェンジが入ったときに必ず金子が走って数を整えていました。おかげで中盤の両サイド(西嶋・芳賀)はマークをずらして前に行く必要がなくなり、対面する中盤の選手に専念でき、その結果クロスに対してしっかりとコースを限定することができました。柏のDFラインから札幌ゴール前に斜めに入ってくるようなクロスは多分一本も入ってないんじゃないでしょうか。

 前半の失点はともかく、後半は最後まで集中を切らさないで頑張れた(除く林のポロリ)のではないでしょうか。前節見たかったのはこれなんだよ!次は酷暑の九州。しっかりリカバーして次節に備えてもらいたい。


【今節の結果】[ ]は出場記録・()内は通算得点
  • 注目ジョカトーレ・#18芳賀:バツカトーレ[◯]
  • 今節のマルカトーレ:#10フッキ(12)・#9石井(5)

「打て!」なあの男

2006年07月11日

 明日は第3クール初戦。相手は「快調に首位を飛ばしているだけでなく何だかサポーターと和気藹々と楽しんじゃっている様子が不愉快でたまらない」柏。彼らにとってはミッドウィークのアウェーゲームという厳しい日程。うちは先週末からホームに居たまま。この優位を活かして勝たずしていつ勝つ!開始から攻撃的に行け!そこで今節の注目ジョカトーレは最近攻撃面ではやや影の薄いあの男、

「右サイドのバランサー」#18・芳賀博信

です。シーズン序盤、打ってはポスト、また打ってはバーと、その匠の技を遺憾なく披露した彼。最近は左サイドの攻めが多く本来のバランサーとしての役割でチームを支えています。おかげでそろそろ匠の技もすっかり錆び付いたことでしょう。明日は打ったら外れるはず、そうゴールの内側に。見せろお前の鬼シュー♪


 札幌の6億分の1ぐらいしか気にならない他会場のカードはこちら。(一回休み:徳島)

  • 仙台-東京V:離されたくない東京V。好調な仙台守備陣を崩せるか?
  • 山形-愛媛:攻撃陣好調の山形。今節も爆発か?
  • 水戸-湘南:アウェーの続く湘南は厳しい
  • 横浜FC-鳥栖:良い戦いを続ける横浜FCが優位
  • 神戸-草津:確実に勝ち点3を取りたい神戸が…地雷踏んでくんねえかなあ

 別にワールドカップを真似てとか、エリック・ナントカという人のCMをパクったとかいうわけではなく、今降っている雨が長引くとピッチが濡れた状態で試合をすることになり、ミドルシュートが効果的になるな、と。芳賀に限らず「打て!」。林はいつも以上に集中!We are SAPPORO!


日本代表とJクラブと-ワールドカップ2006閉幕に思う諸々(1)

2006年07月10日

 ワールドカップ2006・ドイツ大会は、イタリアの優勝で幕を閉じました。グループリーグ・決勝トーナメントともに大きな波乱はなく、準々決勝以降はいずれも力のある国同士の見応えのある試合でした。
 正直、大会を総括するのはおこがましいほど見ている試合は少ない(衛星を見られないため。ガッデム!)ので、これまで書いていた断片的な感想をもとに、札幌と関係のありそうなことを中心に無理矢理つなげて書いてみたいと思います。

 ワールドカップを見るにあたって、自国の代表が出ているのといないのとでは気持ちの入れようが違います。大会前は盛り上がっていなかったのですが、やはり代表の戦いぶりには注目せざるを得ませんでした。結果はまさに惨敗。選手達が言っているように自分たちの持ち味を出すことができず、ほとんど印象を残すことなく大会を去りました。以前も言ったように彼らが現時点での日本サッカー界の頂点ですから、彼らが敗れたということは、我々も敗れたということだと思っています、私は。
 代表とJリーグ。マジョリティとマイノリティみたいに比較されることの多い両者ですが、Jリーグが代表への最も大きな選手供給源であることは間違いないのですから、リーグの底上げが代表強化につながると信じて、各クラブのサポーターはより一層自分のチームを力強くサポートしていく必要があると思います。

 しかし、次期代表監督人事をめぐる騒動を見るにつけ、肝心の当事者、つまり協会関係者の間にどれだけそうした意識が共有されているのか、甚だ疑問です。会長の失言はトップの人間にあるまじき失態だし、何より今大会の責任問題がこの失言で、いや、それ以前の情報リーク(注:オシムが代表監督候補であるという情報は失言よりも前に報じられていたはずです。)でうやむやにされてしまったことには納得いきません。現在、ネット上ではJリーグ各クラブのサポーターを中心に会長辞任要求運動が展開されているようです。どれほどの規模になるかは分かりませんが、協会とクラブの関係を再考するきっかけになることを期待しています。

 もう一つ、監督問題に関係して。千葉を愚弄するような経緯はひとまず措くとして、「Jリーグクラブの監督(経験者)から代表監督を選ぶ」という流れは今後継続していって欲しいと思います。やはり日本のサッカーをある程度知っている人間の方が務めやすいという面はある。いつの大会でもそうですが、強豪国は自国の優秀な監督を何人も持っています。ブラジルはパヘイラに自国の代表を任せる一方、ポルトガルにフェリペを輸出するなど、人材は豊富です。まだまだ遠いですが、日本もそうなって欲しいと願ってやみません。
 その点からも、五輪代表監督に就任する予定の反町康治氏には大いに期待しています。今大会ではNHKの解説を務めていましたが、しばしば各国の23歳以下の選手に言及しており、言外に「日本もこの年代がフル代表に食い込んでくるようでないとダメだ」という認識が込められているように感じられました。選手もさることながら、私は指導者も世界レベルになっていって欲しいという考えを持っており、反町氏をはじめとした若手がこれからどこで働き、どういうチームを作っていくか非常に興味深いものがあります。もちろん柳下もそうした興味の対象です。いずれ彼とは別れなければならない時が来るのですから、その時には「チーム共々より大きな舞台にステップアップして行く」という形での別れになって欲しいな、と思います。


 代表の力とは、選手だけで決まるのではなく、協会・自国のリーグの総合力(競技レベルのみならず人気・社会への浸透度・サポーターの熱意など)・ユース年代からの一貫したビジョンを持った指導力などが全て反映されたものだと思います。今大会で見えた「日本代表とJリーグの関係」。リーグの底上げを通じて代表を強化し、一方でまず代表ありきという協会の姿勢の是非を問い、また長期的視野に立った指導及び指導者の育成が必要だというのが、とりあえず私が思いついた「今大会の教訓その1」です。

 「ワールドカップ2006閉幕に思う諸々」、第二回はワールドカップの試合から考える札幌のサッカーについて、第三回はスポンサー・マスコミについて、第四回は印象に残った選手について書くかも知れないし書かないかも知れません。いずれにせよすぐには書けません。水曜日は柏戦だし。


ま た ク ソ ゲ ー ム か !

2006年07月08日

 出先から帰る途中、ラジオで結果を知って、ビデオを見るのを楽しみに帰宅したら…。勝ち点は変えなくていいから負けたことにしてくれないかな、勘違いしてしまうから。以下、雑感。

【呆れた試合運び】
 前半1分、フッキが突破から右足でニアサイドを抜いて先制。GKのミスに助けられた面もあるとは言え、シュート自体は悪くなかったし早い時間帯に思い切って狙っていくという判断も良いものだったと思います。しかし得点後なぜか単調な攻めと球際での軽いプレーを繰り返す札幌。先制点を取って弛みが生じたように見えました。案の定相手のショートコーナーに集中を欠き失点。20分過ぎからちょっと良くなったかなと思うとまたバタバタ。中盤が止まったままボールをつなごうとするなんて相手をなめているとしか思えません。流動性のある攻めを見せたのは33分の右サイドを突破した場面ぐらいで、あとは縦にドカ~ン、ごりごりドリブルで行ってステ~ン…。
 前半終了間際、地上波では1点欲しいと言うアナウンサーに野々村が「このまま失点しないで追われるかの方が心配」と返した途端に石井のゴールで野々村のメンツ丸つぶれ。砂川の左サイドからの丁寧なマイナスの折り返しを石井がインサイドでゴール遠いサイドの天井へたたき込むいいシュートでした。
 後半もボールへのアプローチとねばり強さで完全に上回る愛媛が押せ押せ。52分、右サイドからのアーリークロスにオフサイドをアピールして手ェ上げたのは誰だ!ファーの選手めがけたクロスに決まってるじゃねーか。なんで真ん中の選手がオフサイドだからってプレーやめるんだ!
 直後の53分、千葉が退場。今日の審判は厳しかったとは言え、2枚目のプレーも遅れてディフェンスに行っているからああいうことになる。9分後、愛媛の関根も退場。これが数あるラッキーの中で最も大きかったかも知れません。リードされている愛媛は前がかりにならざるを得ず、砂川が持ち味の飛び出しをまたもや見せ芳賀からのパスをゴール。絶妙のタイミングでした。しかししかし、ロスタイムになってもエリア近くでボールをバウンドさせた挙げ句に危険なバックパスを林に送るわ、コーナーのマークはボケボケになるわ…。で、終了。これでイイのか?と思わずにいられない勝利…。

 とても褒められた試合運びではありませんでした。え、得点の時間帯がイイ?まぐれ。愛媛が勝手に崩れただけです。ずっと懸念材料となっている「中盤での囲い込みとボール奪取」が、連勝前のレベルに戻ってしまいました。なんであんなにボールへのアプローチを躊躇しちゃうのかよく分からないんですけれど、何か闘い方変えて混乱している部分あります?

【選手個人の評価】
ナシ。あ、上里。確かに復帰は喜ばしい。でも出ただけ。


 相手に合わせて手を抜くなんて6億年早い。6月・横浜FC戦では「運を呼び込むに値する働きをした」と書きましたが、今回のは正真正銘のラッキー。言ってみれば「運の前借り」。どこかでこれに見合う働きをしないと取り立ては厳しいものとなるでしょう。幸い次節の相手は働きがいのある相手、首位柏。これまでの借りも返す必要があり、選手もモチベーション高く臨んでくれるでしょう。内容は次節に期待です。日程も厳しいけれど走れ走れ!


【今節の結果】[ ]は出場記録・()内は通算得点
  • 注目ジョカトーレ・#6西嶋:バツカトーレ[▽64]
  • 今節のマルカトーレ:#10フッキ(11)・#9石井(4)・#8砂川(5)

チャンスを活かしつつあるあの男

2006年07月07日

 明日は愛媛戦。前節、またしても「らしさ」を存分に発揮して湘南に敗れた札幌。また連敗したいなんて思っているわけはないだろうから、その気持ちを行動に移せ。明日はドームで涼しいんだから走れよオイ。ワールドカップの観すぎでフランスみたいな年寄りサッカーのマネをするのはもうカンベン。あれはフランスだからできることなんだし、少なくともマケレレとビエイラは走りまくってるからね。何にも考えずに走るのではなく、意図のある走りを、必要なときに全力で。今節の注目ジョカトーレは、

「後詰めは任せろ!」#6・西嶋博之

です。大塚の回復が遅れているとは言え、安定したプレーでスタメンに定着しつつある彼。飄々としたイメージがあるが、ここ一番では気合いの入った守備でチームを支えてくれ。見せろお前の守備力~♪


札幌の6億分の1ぐらいしか気にならない他会場のカードはこちら。(一回休み:水戸)

  • 仙台-神戸:好調神戸が上位をうかがうために落とせない試合に臨む。勝てば大きい
  • 草津-湘南:どこぞのお節介が蘇らせた湘南。連勝なるか?
  • 柏-横浜FC:点の取れない横浜FCに勝ち目はない。「負け目」もないかも
  • 東京V-鳥栖:日テレの仕事から解放された監督。そろそろチームにアタマ使え!(毒
  • 徳島-山形:休み明け3連敗は避けたい。先制点を与えると…>徳島

 私自身は職場の親睦フットサルのため出場停止(1試合)。見るより蹴るを選んじゃってゴメンナサイ。っていうかこんな日にブッキングしやがって!(恨み節)
 「また愛媛と柏か!」などと言われないようにきっちり勝ち点3を。でも何でこんな時期に「オフ明け3日後に練習試合→中1日でリーグ戦」なんてヘンな日程組んでんだよ。ちゃんと走れるんだろうな?走れよ。We are SAPPORO!


個人と集団の挟間-中田英寿引退に思う

2006年07月05日

 中田英寿が引退しました。代表からは退くのかも知れない、とは思っていましたが、すっぱり辞めてしまうとは予想外です。今日はサッカー選手としての彼ではなく、集団における振る舞い方について書いてみたいと思います。

 今回のワールドカップではチームメートとの意思疎通がしばしば話題となりました。彼は「練習する・プレーする姿から何かを感じ取って欲しい」との思いがあったようです。あれこれ言葉を費やすのは自分の得意とするところではないという思いからでしょう。
 確かに人に言われて気付いたことよりも自分で感じたことの方が強く印象に残ります。好意的に解釈すれば、中田はそうした効果を狙っていたのかも知れません。一方で、「態度で示しても伝わらなければ意味ないじゃないか」という見方もあると思います。「自分はキャプテンではないから自分のプレーに集中するだけだ」と殻に閉じこもってしまっては結局チームに対してプラスにならない、と。中田がそのような選手かという点について異論がある人もいるでしょうが、少なくとも一般論としてはそういうことはあると思います。
 「自分の姿から何かを感じ取って欲しい」という彼の気持ちはよく分かります。が、集団が弛緩したままでは結局自分にとっても利益はないわけで。今大会、中田自身は完全燃焼したのかも知れませんが、チームは不本意な試合しかできず、結果も伴わなかった。

 彼は大会前、「チームの今の雰囲気は問題。フレンドリーすぎる」と言っていました。が、「フレンドリーかつ厳しさに満ちた集団」にしていく方法はなかったのかな、と思います。でも彼は、自分はタイプではないから、と自らを「言えない立場」に置いて、言葉ではなく姿勢で引っ張る道を選んだ。「言葉」と「姿勢」と、両方を上手く使い分ける術はなかったのか…。だからといって中田が異なる態度をとったら代表はもっと行けた、などと言うつもりはありませんが。


今日の言霊・7/2

2006年07月02日

 先週月曜日の、ある少年との会話。

少年「コンサドーレ連勝したね」

オレ「おう、調子良いよな」

少年「でもあいつらちょっと勝つとすぐ調子乗るんだよな」


 …図星ぢゃねーか。どうすんだよ、言いかえせねえよこれじゃあ。


post by tottomi

17:10

言霊 コメント(8)

冷静さが求められるあの男

2006年06月30日

 明日は湘南戦。最近、金子・西嶋と、ようやくメンバーに入った選手が結果を残しており、チームが活性化されてきた感があります。一度機会を失った選手も再び這い上がってきて欲しい。そこで今節の注目ジョカトーレは、

「クロスボール小僧」#19・関隆倫

です。砂川の風邪(これはこれで一声吠えたい気分だが…)によって遠征帯同が見込まれる彼。サテライト・仙台戦でもトップ下でプレー。左サイドに流れてのクロスも健在。タメを作るボールキープで攻撃を仕切ってくれ。見せろお前の落ち着き~♪


 札幌の6億分の1しか気にならない他会場のカードはこちら。(一回休み:草津)

  • 山形-柏:速い攻撃で先手を取りたい。山形
  • 横浜FC-東京V:マルクスは、アレモンは出るのか?
  • 愛媛-神戸:安定している神戸。走ってかき回せるか>愛媛
  • 鳥栖-徳島:どうにも調子の上がらない徳島。鳥栖の攻撃をしのげるか
  • 水戸-仙台:先制点取れないと焦って…>仙台

 何だか天気があまり良くないようです。こういうときこそしっかりとした技術がものをいう。自信を持って崩しにかかれ。We are SAPPORO!


「体格」という言葉

2006年06月27日

 久しぶりにこっちでワールドカップ関連のことでも書いてみます。

 代表のジーコ監督の退任会見が行われました。新聞などで内容をご存じの方も多いでしょうが、「体格」という言葉が問題となっています。「何をいまさら言っているんだ」と。「体の大きな選手にぶつかり合いでは勝てるわけがないから、それを敏捷性や戦術で補うのが日本の目指していたサッカーではないのか」。こういう論調だと思います。が、私が気になるのはこの「体格」という言葉の使い方です。

 まず日本語の「体格」という言葉の辞書的な定義。

たい‐かく【体格】
骨組み・肉づき・太りぐあいなどから見た身体の形。からだつき。「―がいい」(『大辞泉』)

見た目、ですね要するに。我々が体格という言葉を聞いて連想するのもやはり身長・体重などでしょうか。
 次にJ's GOALの会見全文から関係部分を引用。

またワールドカップでは、体格差を強く感じた。上背の問題は仕方ない面もあるが、90分耐えうるベースの問題、たとえば上半身・下半身の強さなどをどんどん鍛えていけば、自分たちの持っている力を発揮できると思う。この体格差の問題は、個々の選手の責任ではない。彼らは、もっと若いうちに技術だけでなくフィジカルの面でも鍛えるという環境になかった。ただ彼らが資質を持ちながら、もっとコンスタントに力を発揮するためには体格も必要な要素だったと思う。

この引用部分、テレビの映像でも見ました。ポルトガル語は全く分からないのですが、「体格差」という部分、それと「もっと若いうちに…」の部分ではいずれも「フィジカ」という音の言葉を使っていたように聞こえました。この単語の訳が「体格」で良いのか、もっと厳密にいえばポルトガル語のこの単語が指す内容と日本語の「体格」という単語の指す内容が100%一致するのか、という問題を考えてみなければならないと思います(ココ、ポルトガル語の知識が全くないので、誰かウリセスに聞いてくれないかなぁw)。

 ジーコの言葉を見ると、「上背の問題は仕方ない面もある」と言っており、身長などの先天的な要素、もともと勝てるわけがない部分は「フィジカ」には含まれていないのではないでしょうか。で、その次の部分を読むと、どうやら「当たり負けしない強さ」のようなものを指していると思います。
 ここでオーストラリア戦に関する部分を引用。

オーストラリア戦の後で、宮本と話したときに『いつもと違う部分の疲れがある』と言っていた。つまり、大きな選手に体を当て、バランスを崩させるために何度もジャンプを繰り返すことで、通常ではない疲れを感じたということだ。

 ちょっとサッカーをやったことのある人なら分かると思いますが、当たりの強さは体重には断じて比例しません。自分と同じくらいの身長・体重なのにぶつかり合いで勝てない相手は、私の周りにもたくさんいます。彼らは多くが小さい頃からの経験者で、私に比べればサッカーにおけるぶつかり合いに必要な筋肉の付き方をしているとともに、ぶつけ方のコツを知っているということでしょう。厳しい言い方になりますが、宮本には世界レベルで耐えられる筋肉・コツがなかったから「違う部分の疲れ」を感じた。ジーコはこのぶつけ方のコツや筋肉の付き方のことを言っているのではないでしょうか。見た目ではなくて、筋肉及び当たり方の問題だとすれば、これは鍛えて何とかなる部分です。

 外国語を解釈することには「訳語が与えられていても微妙なニュアンスは異なる場合が多い」という困難が常につきまといます。最初の引用部分でも、私には同じ単語を使っているように聞こえた部分に「体格」「フィジカル」という二つの語が出ていますし。この記事(スポニチ)も体格を勝手に「身長」と言い換えた挙げ句、「解決できない」とか言っちゃっています。

 そして日本への警鐘として問題点を並べ始めた。ただし内容は分かり切ったものばかりだった。まずはオーストラリア戦で露呈した身長差だ。
 ジーコ監督「(相手が)上背があるのは当然分かっていた。そのために不必要なファウルをしないことを言ってきた。残念ながら体格差で踏みつぶすサッカーはこれからも続く。体格差を克服することが必要だ」
 (中略)体格差という、恐らく解決できない懸案事項を残したまま指揮官は去っていく。

 「体格差を克服する」とは、上背に上背で対抗するという意味ではないでしょう。そういうどうしようもないところを与件だからと諦めるのではなく、体の当て方や体幹の強さを養うことなどで克服する必要がありますよ、と言ってるんじゃないでしょうか。高さではなく平面の話になってしまいますが、今野泰幸はそんなに恵まれた体してませんよね?でも1対1でのボールの取り方はメチャクチャ上手いですよね。それはやはりジーコが言っているような「体格差を克服する」工夫をしているからだと思いますよ。高さの話もしましょうか?ファビオ・カンナバーロ(イタリア)、身長175㎝・体重72㎏。彼強いですよ、空中戦。

 私も含めて、「フィジカル」とか「当たりの強さ」とかいった言葉を安易に使いすぎて、ハナから日本人にはそれらが欠けていると決めつけていたのかも知れません。でも最低限の強さ(ジーコが「90分耐えうるベースの問題」と言っている部分)は必要なのではないでしょうか。気持ちの問題も含めて、育成に携わる人にもそうした危機感を懐く人がいます。もしそうした最後のメッセージまでもが正確に伝わらないとしたら、本当に何も残らない4年間になってしまう。


【追記】
エントリーアップ後、最後に引用した"funSoccerコーチングナビ"に行ってみたらこういうエントリーが。引用したエントリーの続編のようなものですので、リンクを貼っておきます。


寝不足、ピークに

2006年06月26日

 トップページ見られないの、私だけじゃないですよね?

 昨日は思いのほか早く仕事が終わったので、「これなら前半30分ぐらいから見られそうだ」と思い、宮の沢へ。快晴、快勝、「上里」とまぁ最高の試合でした。で、結構日に当たって消耗していたのか、やや体が重いな、と思いつつ今週は夜だったフットサルの練習へ。
 序盤は声もよく出て快調に飛ばしていたものの、疲労が来るのが早い。で、2時間ぐらい経ったころ右足ふくらはぎがつってしまいました。「何でだろう」と思っていたら同じようにつるヤツが続出。いつもより1時間長い練習だったとはいえ多すぎる。で、原因を考えてみたら…

みんな、ワールドカップの観すぎで寝不足じゃね?

皆さん、寝不足で4時間もサッカーをやってはいけません、札幌の選手も。つったら伸ばせ!


第24節・札幌4-0東京V

2006年06月24日

 結果は上々。今日の厚別の空同様、チームの視界は良好!以下、雑感。
【ゲームの入り方と締め方】
 地上波で平川さんが言っていましたが、立ち上がりもう少し積極的に言っても良かったのかなと思います。今日は早めにセットプレーで先制できましたが、ちょっと気になりました。曽田にいつもの癖が出たのもこの時間帯ですね。また、前半の終わらせ方、ゲームの締め方も、これから改善していくべき点だと思います。試合終了間際、鈴木が大きなサイドチェンジをミス→今度は縦へのパスミス、と二つ続けてボールを失っていました。最初のは柳下も手を叩いて褒めていたようですから、むしろ視野の広さを褒めてあげるべきなのかも知れませんが、二つ目は同じように右サイドで余っているのに無理に縦に入れようとした。ちょっといただけません。これから夏場にかけてゲーム終盤になると体力的にきつくなることが予想されるので、決めるべきところで決めておいた方が闘い方は楽になるかと思います。
 驚きのセットプレー三連続得点!(前節から)流れからの得点もあり、攻めは万全という感じです。
【選手個人の評価】

  • 西嶋。西谷の後ろ、左サイドのスペースを効果的に消していました。本人は後半のプレーに不満を述べていますが、相手が3トップになっていたので仕方ないと思います。影のMOM。
  • 中山。常にボールに競って、前から追ってくれて、チームとしてはかなり助けられているのではないでしょうか。点、早く取って欲しいですね。
  • 加賀。積極的な攻撃参加、ねばり強い守備。持ち味を十分に発揮したと思います。得点は見事。
  • 西谷。前半ロスタイムのトラップ、ごちそうさまでした。私一人だけ興奮してました。恥ずかしかった。
  • 審判。不安定でした。ただ、札幌・東京V両方に大きく振れたのがせめてもの救い。時計動かすの忘れてFKやり直しって何だよ。後でコソッと動かしとけばいいじゃん(怒

 前半、2点目が入って東京Vがガクッと来たときに3点目を取れなかったこと、DJブースが入場前の曲で失敗したことなど、細かい注文は色々ありますが、やはり「上々」と言って良いのではないでしょうか。思い出されるのが昨年の第2クールです。あの時は内容は悪かったのになぜか勝っちゃっていた。今年は、相手がいろいろ問題を抱えていたりラッキーだったりで勝てているものの、内容もなかなか良い。昨年とはちょっと違います。だから、もちろん勝ち続けるのが最高ですが、たとえ負けたとしても良い内容の試合を続けることも大事だと思います。


 最後に、こういう素晴らしい試合の日に、こういう素晴らしいものを手に入れることが出来て、USには本当に感謝感謝です。それと後半の「バックパスに拍手」は痛快でした。


長所を発揮することが求められるあの男

2006年06月23日

 明日は第24節・東京V戦。3連勝と結果だけは文句のない状態で上位との対決三戦目を迎えます。前節は勝ちを拾ったに過ぎないので、明日は内容も伴った勝ちを期待。そこで今節の注目ジョカトーレは、

「業師」#29・西谷正也

です。砂川とともに好調の攻撃陣を引っ張る彼。守備・運動量で勝負できるわけではないので、そこらへんは最低限のことだけやって、自分のストロングポイント、攻撃でチームに貢献して欲しい。見せろお前の綺羅パス~♪


 札幌の6億分の1しか気にならない他会場のカードはこちら。(一回休み:湘南)

  • 仙台-山形:ダービー!激闘必至!立て直した仙台有利か。
  • 草津-鳥栖:集中を切らさずチャンスを待てるか>鳥栖
  • 柏-水戸:サポとの一体感を見せる柏。あっ、でも柏の葉か…
  • 徳島-愛媛:こちらもダービー!愛媛の守備をかいくぐりつなげるか>徳島
  • 神戸-横浜FC:前節は不運な負けを喫したが、あれで崩れてちゃ先行き不安>横浜FC


 今回も日程は厳しいが、アウェイのチームに走り負けるような恥ずかしいマネだけはするな。We are SAPPORO!


拾えたということは…

2006年06月21日

 思いの外良い試合になりそうだ。ああ!始まってしまう後半>ポルトガル-メキシコ

 内容は良くなかったようですが、勝ち点を拾えたということはついているとともに、精神的にも良い影響を与えそうです。

次の相手の東京V、状態が良くないようです。大野もケガしたみたいだし。しかしもう負けられない状況で、必死に来ることが予想されます。慢心することなく、この流れを逃すことなく次節も勝ち点3を。


【今節の結果】[ ]は出場記録・()内は通算得点
  • 注目ジョカトーレ・#21金子:バツカトーレ[◯]
  • 今節のマルカトーレ:#8砂川(4)・#4曽田(1)

小さな体に大きな意思を宿すあの男

2006年06月20日

 まずは良い知らせ。サテライトv.s.仙台戦かぁ。チーム状態も上向き、ホームでの試合。タイミングとしてはこれ以上ないくらいイイですね、オレが野暮用で出場停止という点を除いては。


 さて、水曜日は横浜FC戦。連日熱戦が繰り広げられるワールドカップに、やはり選手も影響を受けている様子。選手の6億倍世間の影響を受けやすいミーハーブログ管理人としては、「運動量とミドルシュート」がカギを握る今大会に影響を受けずにはいられません。献身的な働きで中盤を支え、時折見せるミドルシュートでゴールを狙う選手……、居た!今節の注目ジョカトーレはこの男、

「小さな戦士」#21・金子勇樹

です。昨年終盤、地味ながらも鈴木と共に中盤で走りまくっていた彼。ようやくチャンスを掴んだ今、周囲を納得させる結果が、そう、ゴールが欲しい。しかも会場はユース時代から馴染みの横浜。見せろお前の魂~♪


 15節以来、管理人の余裕のなさからしばらくお休みだった、だけどやっぱり札幌の6億分の1しか気にならない他会場のカードはこちら。(一回休み:徳島)

  • 山形-鳥栖:撃ち合いの予感。FWどうする?>山形
  • 水戸-草津:守り合いの予感。1点勝負か。
  • 東京V-神戸:上位に食らいつきたい両チーム。休養十分の東京Vが優位か?
  • 湘南-柏:監督交代で流れを変えたい湘南相手に試合巧者ぶりを見せるか?>柏
  • 愛媛-仙台:出場停止明け2名が戻る。勝ち点を稼いでおきたい>仙台


 仙台戦に続き相手主力が出場停止という幸運に恵まれた札幌。運が回ってきたのは自分たちが努力していたから。でも努力を続けないと運はまた逃げていく。貪欲に勝ちを狙え!We are SAPPORO!


第22節で最も美しかったもの

2006年06月18日

 これ。

 他サポながら心を打つ美しい旗、旗、旗…。幸せだよな選手は。