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コンサドーレの試合をはじめて見たのは、招待券で見た1996年伝説の厚別初戦。ペレイラのフリーキックと、オテーロのVゴールを目撃しました。娯楽の少ない北海道で、それは衝撃的な体験でした。そして実際に自分がファンからサポーターになったのは98年に、オフィシャルサポータークラブに入ってから。以来、今日までホーム全試合観戦を目標に、シーズン券を買って、応援を続け、たとえJ2の最下位になろうとも、年間に5回しか勝てなくとも、(実際になりましたが)、チームがある限り、サポであり続けることを誓って、今日まで生きてきました。

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まだまだ流れは途切れていない。

2009年05月20日

 石崎サッカーは、激しいチェイシングによるボール奪取と、それを素早くシュートに結びつける早いサッカーだが、今日は、ボールを奪うポイントを相手に交わされた。

 だいたい札幌は、センターサークルの少ししたあたりに、ボール奪取ポイントを定めるようだけど、今日の水戸は、これをロングで飛ばして一挙に前線に突っ込んできた。

 水戸の攻撃は(特に前半)、みんな一斉に上がって、ゴール前になだれ込むようなイメージだったけど、あれではカウンターの餌食になりそうだ。見ていないけど、何試合が続いた大量失点は、前がかりになったところで相手に裏を取られまくったんだろう。

 しかし、キリノのワントップという札幌の布陣は、水戸の裏を取るのに似つかわしくない。少なくとも前線に二人残っていれば、カウンターの攻め口が複数になって、より効果的なのだが、ワントップの札幌ではキリノを抑えれば、何とかなる。そして上手くキリノが抑えられてしまった。

 総じて、水戸と札幌は(水戸側の視点から見ると)かみ合うのだろう。ちょうど、札幌がセレッソにかみ合ったように。そしてセレッソのサッカーは水戸にかみ合うのが、前節の結果だ。

 また、新聞にあったように、パスの切り崩しという監督からの新たな課題に対して、選手は必要以上に構えてしまったようだ。

 前半の立ち上がりに、“今日から新しいサッカーをするぞ”と身構えた札幌に、タテタテで水戸が襲いかかって、リズムを奪われた。

 落ちついてから、いつものサッカーに戻してからリズムが出てきのだが、新しい課題に対して必要以上に身構えてしまうのも札幌の若さか。

 それと、審判は凄く若い人だったけど、基準がちょっと変だった。それもリズムを崩す一因だったと思う。

 そう考えると、十分に負ける要素のそろった試合。ゼロで終えたことを良しとしよう。まだまだ流れは途切れていない。

ps それにしても、木山さんが懐かしかった。



「4のゴールが見たい」再び

2009年05月19日

 以前「4のゴールが見たい」というエントリーで、パスを繋いで崩すシーンを見たいという投稿をした。

 繰り返すようだが、4という数字は、起点となるパス出しを1として、シュートまでに経由するポイント(選手)のことだ。

 FKや、相手から球をかっさらってのゴールは経由ポイント1。コーナーキックや、起点から前線にフィードして、そのままゴールという電光石火のカウンター、またはピンポイントクロスは経由ポイント2だ。

 そう書いておき、序盤の不調の時代に、石崎コンサドーレはポイント1か2のゴールばかりで、3,4のゴールがないと嘆いた。

 この当時、攻撃の連携が悪く、得点はピンポイントのセットプレイか、PKばかり。攻撃にもたつき、相手に守備を固められて、焦ったところでカウンターを浴びて勝ち点を失った。

 ところが第8節の草津戦、後半12分。

【札幌逆転ゴール!】西のクロス(1)のこぼれ球を宮澤が拾い(2)クライトンへ、クライトンのシュート(3)はGK常澤(草津)にセーブされるがそのボールをダイレクトでキリノ(4)がゴールにたたき込む(オフィシャル)

と経由ポイント4の決勝点となった。この試合から現在まで、負けはない。

 さて、今日まで負け無しだが、実は依然として1と2のゴールが多く、たまに3がある程度。草津戦を除いて他に4は無い(と思う)。そろそろきれいに崩したゴールが見たいと思っていたところ、今日の新聞に監督の興味深いコメントが載っていた。


【札幌バージョンアップだ!つないで崩す記事を印刷する】
 石崎札幌がバージョンアップを図る。コンサドーレ札幌の石崎信弘監督(51)が、新たな攻撃パターンを注入する。今季は高い位置でボールを奪ってカウンターを仕掛ける、スピーディーな攻撃を主体としてきた。半面、引いて守る下位クラブにはリズムをつかめず、苦戦することもあった。相手の順位に関係なく勝ち点を上積みするため、指揮官はカウンターだけでなく“つないで崩す”新スタイルに改造していくことを18日、明言した。※日刊スポーツ(http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20090519-496263.html)

 あぁ、監督も、私と同じことを気にしていたんだ、と僭越ながら思ってしまいました。崩しての得点というのは、私の言うところのポイント4以上のゴールのことだ。

 いや、監督が同じことを考えていたというのは私の思い上がりだろう。

 石崎サッカーは、奪ったらスピーディにゴールにボールを運ぶサッカーだ。序盤に3以上のゴールがなかったのは、監督がこのことに選手の意識を集中させていた結果のだろう。

 序盤にポイント1,2で点を取るようさせ、それができてから3で取るように、そしてそれができるようになったから、今度は4でとる。というように監督は、きちんと計画的にチームをビルドアップしているのだろう。

 さて次節、待望の4のゴールは生まれるか。


post by hibari

23:37

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順位表を見る楽しみ

2009年05月18日

 次節、水戸に勝って、甲府が負けると、一つ順位が上がる。

 次節、札幌が勝って、甲府が負けると、勝ち点は28で並ぶ。

 勝つと言うことは、少なくとも相手よりも1点得点が多く、負けると言うことは相手よりも得点が1点以上少ないと言うことだ。
 
 となると最低でも札幌の得失点差は、+5になり、甲府のは+4になる。なので、得失点差で、甲府を上回るのだ。

 こんな細かい計算をするのはいつ以来だろう。

 ちょうど1年前の今頃、千葉との得失点差を計算していたかもしれない。しかし、その後、まったく順位表に関心を失ってしまった。

 今期も、前節に岐阜に勝つまで、順位表を気にかけていなかった。札幌の文字が、順位表の真ん中あたりに漂っているのを、あんまり見たくなかったのだ。

 でも、前節の結果で5位に上がると、昇格圏3位以内と言うことが、現実味を帯びてくる。順位表を見る目にも力が入ろうというものだ。

 さて、あらためて順位表みると、横浜さん、とんでもないことになっているじゃないですか。

 J1在籍暦のあるチームが降格2年で、J2最下位というのは札幌の裏勲章だけど、横浜は当時の札幌を上回る勢い。ビックリしました。

 その横浜が、唯一勝ったのが次節の対戦相手、水戸。

 見れば総得点が、札幌を上回っている。水戸と言えばミトナチオのイメージが強かったけど、1年間の留守の間に、別なチームになったようだ。

 この水戸に負けると、徳島と富山に抜かされ、8位まで落ちる可能性がある。
 
 4位になる可能性もあれば、8位になる可能性もあるのが、次節だった。

 やっぱり、順位表は面白い。


絵に描いたような完勝

2009年05月16日

今、録画確認。

絵に描いたような完勝じゃないか。
サッカーで、完勝らしい完勝は3-0のような気がする。

4-0,5-0という試合は、どこかでゲームのバランスが崩れ、
ありゃ、しょうがないよ、みたいなところが生じるのがいくぶんマイナス。

ところが3-0だと、相手も最後まで気を抜かず、ゲームらしいゲームが最後まで続く。

今日も、相手はゲームを投げ出さずに、最後まで戦った。
そこに無失点だったことに意味がある。

本当にチームの成長を実感させる試合だった。



これから仕事です・・・・

2009年05月16日

これから仕事です。

毎年、ホーム完勝を目指しても、やっぱり何回かは、行けない日があります。
それが今日。

1週間のインターバル後のホームで、
しっかりとした試合が見られると期待したのに。

私の代わりに、みなさま応援よろしく。


post by hibari

09:32

軽い話題 コメント(0)

札幌は発展途上だ。

2009年05月10日

勝つべき試合で、しっかりと勝てない。
これが現在の順位に相応しいチームのあり方でしょう。

間違いなく勝てたし、できれば3-0でぐらいで終わらせるべきゲームだった。
少なくとも、今期のトップ集団を形づくっている 湘南、大阪、仙台、甲府は、きっちりと勝つでしょうし、勝つことがトップ集団の条件だ。

具体的に言えば、ロングボールに弱かった。ロングボールでサイドに運ばれて簡単に上げられてズドン。これは札幌攻略の一つの形として、今後、相手はこれを繰り返していくと思う。

もう一つ気になったのは、藤田のパフォーマンス悪さ。同期の回りがどんどん点を取っていくのに、どうしたことだろうか。突破は良いけれど、クロスの質が悪すぎるように思う。点が入らないことで、逆に自分を追い詰めているのかもしれない。点が入れば、吹っ切れそうな気もする。

対して、相手の徳島は成績が悪いと言って監督を切り捨てず、一つのコンセプトで続けてきた連携の良さが光った。選手のクオリティを見ると、明らかに札幌が上なのだが、チームの完成度で相手が上。その結果の引き分け。

選手のポテンシャルだけでは勝てないという見本だった。
いずにしろ、札幌は発展途上だ。



post by hibari

21:53

hibari コメント(0)

おじさんは、怒っている

2009年05月05日

最速のレビューだ。。。
と言いつつ
 
 おじさんはね、本当は怒っているんだ。
 いい歳した、大の男を、泣かせるんじゃない!

 君たちは、できる子だ、って何度も言ったよね。

 なのに、あんな試合の入り方はないだろう。
 疲れていた。
 そりゃそうだろう。前節は一人少ない中での引き分けだった。
 見るからにからだが重そうだった。
 確率の低いミドルを打って、ゴール前に詰めることを、さぼっていたよな。
 だけど、疲れは相手も同じなんだよ。
 
 正直に言って、相手をなめていただろう。
 何となく、負けはないだろうとか、普通に勝てるとか、そう思っていただろう。
 そして、俺が今日のヒーローになると、独りよがりのプレイをしていなかったか。
 そんな緊張感のない試合の入り方だったもの。

 でもな。そんなちゃらんぽらんな試合の入り方をして、
 勝てるほどプロは甘くないって、これまでなんども痛い想いをしたはずだろう。

 だのに、なんで2点取られないと本気が出ない。
 選手交代後のどさくさに1失点。これはこの間の愛媛戦の時と同じだよな。
 1点取られても、前がかりになって、ゴール前をがら空きにして2点目。
 これで今期、何度も点を失ったよな。なんで同じことを繰り返す?。

 でも、2点取られて、下を向かなかったことは誉めてやる。
 2点取られてからの、残り時間15分間からの3得点での大逆転だ。
 長いこと札幌の試合を見てきたけど、こんな展開は、もう何年も経験していないよ。
 こんな、心臓に悪い喜ばせ方・・・本当はうれしいけど、あんまりはごめんだよ。

 やっぱり、お前たちは、やればできる子だ。力はあるんだ。
 本当のお前たちは、強いんだ。今日で、確信しただろう。
 
 だったら
 強いチームだったら、それなりの戦い方があるんだ。
 今日あたりの相手だったら 
 仙台のように 3-0 ぐらいで危なげなく終わらせないと。
 そうした試合運び、それを学べ。
 そうでないとまた足下をすくわれるぞ。

 まぁ、今日は、勝ったから、これ以上言わないけどさ。
 今日のお前たちは、
 去年には見られなかった献身的にチームに尽くすクライトンと、
 見事な采配を見せた石崎監督に足を向けて眠れないから。
 しっかりと感謝しろよ。 

 昇格するからな。じゃな、またな。


三浦監督と石崎監督

2009年05月04日

 次の栃木戦ではダニルソンが出場停止だ。

 だれが、ボランチに入るのか。前々節では、大方の予想を裏切り、FWの宮澤がこのポジションを埋めた。この人事には、前監督だった三浦さんと、石崎さんとのサッカーの違いが現れているように思う。

 石崎さんも三浦さんも、中盤をコンパクトにして、前からプレッシャーをかけて、奪ったら素早くゴールに運ぶという、コンセプトは共通している。

 三浦さんのサッカーを、どん引きのカンターサッカーと紹介する文章を見るけれど、三浦サッカーをこのように書く人は、まず自分の目で見てない。風評だけで文章を書いていると思っていい。

 さて、三浦さんと石崎さんとの違いは、ボールを奪ったあとだ。三浦さんでは、奪ったらまずは前線のターゲットへ、と言うのがセオリーだった。そのために、エースのダヴィに加え背の高い中山をポストとして重用した。

 プレスをかけてボールを奪った直後というのは、敵味方が入り乱れて、再びボールを奪い返される危険が高い。相手のボールを奪ったところで、再び奪い返されると、危険なカウンターになってしまう。

 三浦さんの奪ったらすぐに前線へと言うサッカーには、敵味方が密集する危ない場所から、いち早くボールを蹴り出してしまおう、意図もあったのだろう。

 ところが、石崎さんのサッカーでは、危険な密集地帯から素早いパスワークによって、ボールをエスケープさせようとする。

 このため、必要なのはパスの受け手だ。三浦サッカーでは2枚あった前線のポストをキリノ1枚にし、その分を中盤に持ってきて、パスの受け手を増やした。

 同様に三浦サッカーでは、奪ったボールの受け手としてポスト能力の高い前線が求められたが、石崎サッカーではパス回しとトラップの能力の高さが求められる。札幌の中でも、こうしたスキルの高いとされる岡本、西、藤田ら若手が重用されるのも、こうした能力の高さだろう。

 こうしてみると経験のある芳賀ではなく、宮澤をボランチに起用した理由もわかる。三浦サッカーでは奪ったら、まずは前線にけり出せば良かったものの、石崎サッカーでは、パスで味方に確実に繋ぐ能力求められる。つまり“足元の技術”が宮澤は高いと思われたのだろう。

 さて次節、ダニルソンが不運な退場処分によって、ボランチのレギュラーが不在となる。石崎監督は、誰を起用するか。注目点だ。


post by hm1644

10:06

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よい流れは続いている。

2009年05月02日

 よい流れは続いている。
 このことを、今節の最大の収穫としよう。

 J1チームだった福岡は、3連敗で迎えたホーム戦。しかも、前節の敗戦は最下位の岡山にJ初勝利をプレゼントする屈辱。札幌が富山に屈辱のロスタイムゴールを与えたことが、選手の目を覚まさせることになったことを思い起こさせる。
 札幌に対して並々ならぬ気持ちで向かうのは目に見えていた。

 実際に、前半の福岡のパフォーマンスは、(他に試合を見ていないが)、おそらく今期最高の出来だったろう。一方、札幌は連敗の疲れからか、体の切れがない。札幌の好不調を測るのは、中盤でのボール奪取だが、今節、福岡のポゼッションに振り回されて、ほとんどボールを奪えない。

 どうみても、連敗が途切れる典型的な展開だ。そもそも、発展途上の我がチームにあって4連勝はできすぎ。連敗が途切れるとしたならば、こんなタイミングなのか、とも思わせる展開であった。

 ところが、ダニルソンの不幸なレッド(テレビ観戦ながら、あれのレッドはないでしょう)で、事態は一変する。守りの意識を固めた、札幌はしっかりと守って福岡に点を与えなかった。

 きれいにそろった2ラインデフェンスを見ると、三浦さんの2年間もしっかりと札幌の財産になっていることを実感する。

 試合後に、笑顔で選手を迎える札幌サポと、罵声を浴びせる福岡サポの明暗。得失点差、勝ち点は、両チームまったく同じ結果だったものの、試合後の後味はまったく正反対になった。

 もし、あのまま試合を続けていたならば、少なくない確率で負けていたのではないだろうか(実は、後半の入り方、一人多くなってからの福岡を見ると、本音では勝てたような気がしますが、そうすると本エントリーの趣旨から離れますので)。そうした意味で、まだ札幌のよい流れは続いている。そう思わせたゲームだった。

ーーー
ps スカパー!観戦なんですけどね。前節、ホームでありながら、あまりにも愛媛びいきの実況、解説だったので、スカパー!としては、アウェイ戦の方が、サポの放送に対するニーズが高いので、努めてホームではアウェイ側によった番組をするように、意図的に切り替えたのかと思ってみていたんです。だったら次の福岡は、札幌寄りだろうと。でも、全然、ホームよりの中継じゃないですか。一体、前節は、どうしてあんなにも愛媛びいきだったんでしょうか。一回、損した気分です。


 


 


post by hibari

23:07

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【第11節】ダニルソーン!!!!!!

2009年04月29日

 またまた最速のレビューだ。

 ずーっと、求めていた流れの中の得点が出た。しかも2つ。
 3点目は、ダニルソンだーーー。
 ボールが流れ、追いつくのは不可能だと思われた距離を、追いつき、しかもゴールに角度のないところから流し込んだ。こんな得点は、あのエメルソン以来。ダニルソンがもっているとてつもないポテンシャルが、ついに本領を発揮しはじめた。


 前節の結果、西嶋と上里が今日の試合には出場停止。今やチームの主軸となった上里の穴を誰が埋めるのか。今日の注目はそこだった。

 順当に考えれば、昨年、クライトンとともにボランチを務めていた西が適任だったろう。クライトンを下げる手もあったかもしれない。ところが、監督はFWの宮澤をこのポジションに据えた。これはサプライズだった。

 試合を見て、このサプライズの意味が理解できた。理由は2つだ。

 一つは、宮澤はゴールに体が向いた状態であれば力を発揮すること。今までの試合では、ポストとしてどうしてもゴールに背を向けた状態で、ボールを受けていた。これでは彼の力は発揮されない。このこと思った監督が、前にスペースのあるボランチに持ってきたのだろう。特に前半、今まで見られない躍動的な姿を、宮澤は見せた。

 もう一つの意味として(私の独断だが)、ダニルソンに対していっそうの覚醒を促す意味があったのではないか。

 これまでダニルソンは、パートナーを組む上里に助けられてきた。上里が出場停止になり、経験のある西をパートナーにしてしまえば、パートナーに依存するという状況は変わらない。

 ここでボランチがまったく初めての宮澤と組ませると、もうダニルソンはパートナーを頼ることができない。一人で自立しなければならない。という監督からのダニルソンへのメッセージだったのではないか。

 ダニルソンは、もともとものすごいポテンシャルを持っているとは思っていた。だけど、初めての海外、まったく違うサッカーの中で、力を出し切れていなかった。前節、前々節あたりから少しずつなじみはじめたところだ。彼が一皮むけるには、もう一つきっかけが必要。監督も同じことを思ったのかもしれない。

 今日のダニルソンは凄かった。
 
 あのポテンシャルは、J1とか、J2とか言うレベルではない。チャンピオンリーグでフッキが活躍しているが、間違いなく、ダニルソンの持っているポテンシャルはヨーロッパレベルだ。これからどんどん馴染んでいけば、とんでもないことになりそうな気がする。今日のMVPを一人選べと言われば、私は迷わずダニルソンを推す。

 さて、今日の試合は3点の得点が生まれた一方、2点の失点があった。テレビなどで、間接的に見ていると、なんで2点も失点してしまうのか、という試合だったろう。でも、現場で見ていると、失点の原因がよくわかる、というか、共感できるのだ。

 つまり、リミッターが外れてしまった。

 これまで、優勝候補、昇格候補とされながら、ふがいない試合が続き、選手たちには溜まったものがいっぱいあっただろう。2点目、3点目と流れの中の得点が生まれると、リミッターが外れ、いけいけ状態。

 見ているこちらも、これから何点取るのか、という気持ちで見てしまった。とくに来日初ゴールを決めたダニルソンは、うれしさのあまり、完全に宮澤のフォローという本来の役割を忘れてしまった。そして、ボランチとしての宮澤は、まったくの落第点。これではしょうがない。

 開幕以来の鬱積したものが取り除かれ、本来の自信を取り戻したところで、相手が一人少なくなる。もう俺も俺もと言う状態になって、2失点目。
 
 まぁ、これも、しょうがない。
 
 今日のゲーム。3点取ったとところで、しっかりとゲームを落ちつかせ、無失点で終わらせるというには、うちらは若すぎる。


 


4のゴールが見たい

2009年04月28日

 J2は試合が多い。もう明日だが、次の対戦がある。
 2つ前のエントリーで述べたように、回復を測る注目ポイントは、流れの中の得点だ。

 あらためて先のエントリーを読み返すと、「セットプレイや個人技は1もしくは2で生まれる得点だ。」と書いてある。。。。うーん、これでは、何のことだか、さっぱり、わかりませんね。

 これは起点となるパスの出し手を(1)として、何人にボールが渡ってフィニッシュにいたのるか、ということを示そうとしたものだ。

 昨日のクライトンのゴールは、起点の砂川のフリースロー(1)が、クライトン(2)に渡って個人技でゴール。だから1-2のゴール。

 前々節のセレッソ戦は、1点目の岡本は、起点上里(1)から岡本(2)に渡り、岡本の個人技でゴールしたやはり1-2のゴール。

 続くキリノのゴールは、相手のトラップミスをかっさらい(1)そのままゴールに持ちこんだ1のゴール。

 続く西嶋のヘッドは上里のコーナー(1)を西嶋(2)がけり込んだもので、最後のクライトンのゴールは、キーパー(1)から直送されたボールをクライトン(2)がそのまま持ちこんだもの。

 こうやってみると、これまでのゴールは、手数(足数か)が1もしくは2のゴールがほとんどだ。

 これに対して相手を崩してのゴールでは、パスの経由先が3,4と増えてゆく。

 でも経由先があまり多すぎると時間がかかり相手に準備されてしまいゴールに至らない。これを防ごうとパススピードを速めるとブレが大きくなって、これまたゴールに至らない。
 
 経由先が増えながらも、ぶれなくゴールに至るというのは、やはりチームの戦術的意志の統一、連動性の表れだ。1もしくは2のゴールしかない現状では、まだまだチームとしてのインテグレーションが不足していると言わざるをえない。

 個人的な意見だが、経由先3のゴールがもっともダイナミックで、経由先4のゴールがもっとも美しいように思う。

 ダイレクトで起点からボールが、ぽーん、ぽーん、ぽーん、シュート、ゴール! というシーンを是非みたい。


ラテン乗り

2009年04月27日

 昨日のエントリーの補足です。

 シーズン入りが遅れ、J2でプレイするのを嫌がっているというような報道もあったクライトンだが、ここに来て絶好調だ。昨年にもなかった連続ゴールを決めている。

 そのクライトンの試合後のコメント

「(記者会見で監督が褒めていたが?)そういわれると嬉しいです。日々練習する中、長い時間一緒に生活をしていますし、監督がそうやって褒めてくれるのは嬉しい。」

 こんなに監督と選手がOne on One なコメントも珍しい。

 前のエントリーで、クライトンにとって、三浦監督から石崎監督に代わったことが良かったと書いたけれど、このコメントを見ると、外れではなかったらしい。

 昨年も持ちすぎが指摘されたクライトンであったけれど、三浦監督が理路整然とボールを持ちすぎないことを指導しても馬耳東風でも、石崎監督がラテン乗りで乗せたら、すっかりその気になったんじゃないかな。

 あの二人、いわゆる“馬が合う”というヤツじゃないか。そんな感じするよね。


post by hm1644

00:28

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二つの逆風

2009年04月26日

 メンタルスポーツとして見ていこうというのが、今期の観戦テーマだった。そういう目線では、とても面白い試合だった。良いか、悪いかは別にして。

 一人少ない札幌が、アウェイで勝利したこの試合のポイントは、カゼ、家本、クライトンに相手監督だった。

 この試合、前半に風上に立った横浜は、風を利用してプレッシャーをかける。どうしても、強いあたりで止めようとする札幌にイエローが続出。そして早々に西嶋が退場になってしまった。

 たぶん今日の家本のレフリングよりも、彼が過去に積み重ねてきたイメージが、そうさせるのだろう。家本が笛を吹いて胸に手を当てるとギョッとする。明らかに札幌の選手は怖じ気づき、相手は明らかにファールをねらいに来た。

 しかし、家本審判はだいぶ改善されたんだと思う。横浜の選手が、家本にファールを取ってもらうことに明らかにねらいはじめると、それを見越して家本は逆にファールを取らなくなった。

 横浜は、札幌にカードが続出する状況を見て、審判におもねるような試合を行い、自らの力で勝利をたぐり寄せる努力を怠った。

 そして第2のポイントは相手監督の采配。非常に不可解だったのだが、前半、一人多い状況で、しかも風上に立ちながら、監督がゲームをスローダウンさせたのだ(スカパー!の解説による)。普通ならば、あの状況だったら、横浜はイケイケ、ドンドンで相手ゴールに選手を飛び込ませるべきだろう。

 ところが、それをせずにゆっくりとボール回しをさせた。後半になると、風上に立つ札幌がプレッシャーをかけてくることは予想できたはずだ。それとも前半0-0で終えて、風に乗って点を取りに札幌の裏を取る作戦だったのか。

 あまりに消極的すぎる。自ら勝利を手放すかのような、相手の采配に助けられた。

 そして最大の功労者は、何と言ってもクライトンだ。草津戦から、クライトンの意識が大きく変わったように思う。球離れも良くなったし、献身的に走るようになった。今日もあの重そうな体で、長い距離を走りきった。時にはマイナスだったキープ力が、本当に今日の試合ではチームを助けた。

 こういう活躍を見ると、昨年、もっと献身的になってくれればと思わないでもない。おそらく監督との相性もあるのだろう。生真面目な三浦さんよりも、石崎さんとクライトンは合いそうだ。

 外国人選手を中心にだいぶ回復してきたが、あとはやっぱり日本人フォワードの回復。やっぱり、頼みは、怪我から復活してきた中山なのか。
 


post by hibari

18:45

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流れの中の得点を見たい

2009年04月22日

 前節の大勝は、不振の極にあった札幌の復調を印象づけるものだったが、実は今ひとつ物足りなさがあった。

 それは流れの中の得点。相手を崩しきっての得点だ。

 前節、1点目は岡本の個人技。2点目は相手のミス。3点目はセットプレイで、4点目はカウンター一発。けっして、パスを繋いで相手守備陣形を崩しきっての得点ではない。

 実は、今期、8試合を戦って、流れの中の得点というのは、草津戦の2点目、キリノの得点しかない。あの時は、「西のクロスのこぼれ球を宮澤が拾いクライトンへ、クライトンのシュートはGK常澤(草津)にセーブされるがそのボールをダイレクトでキリノがゴールにたたき込む」(オフィシャル)という得点だが、相手のペナルティエリアを確かに蹂躙した。

 それ以外の得点は、セットプレイだったり、偶然の産物のような個人技だったりした。

 セットプレイや個人技は1もしくは2で生まれる得点だ。

 ところが、流れの中の得点は、ボールがぶれることなく3以上つながっていかないと生まれない。

 今期の不調を見ると、個々の能力は十分にあるのに、連携が悪いのか、消極的なのか、ボール回しが1,2,3とすすんで行くにしたがってブレが大きくなり、フィニッシュまで至らないことが、ゲームを支配しながらも得点にならない状況を生んでしまった。

 札幌が復調したというのならば、すくなくとも3,4までぶれなくボールがつながりフィニッシュで終わりたい。それができるだけの力量のあるチームなのだ。

 ところが前節を見ると、ボールのつながり、相手の崩しという点ではまだ及第点は上げられない。その意味では、むしろ草津戦の2点目の方が、意味は大きかったかもしれない。

 いずれにしろ、次節、ボールのつながり、ブレがどこまで修正されたのか、注意してみてみたい。3,4とボールがつながって得点が生まれるシーンが増えたとき、はじめて札幌は復調したと言えると思う。


みなさまに謝らなければならない。

2009年04月19日

最速のレビューだ。

 といいつ、みなさまに謝らなければならない。

 今節、勝つとは思っていなかった。
 というか、勝つという高い期待をもって試合に臨んでも、それが裏切られると1週間とても辛いので、あらかじめ期待値を下げておいたというところだった。

 ところが、こんな結果になるとは。だから、サポは辞められない。

 試合前の練習の時だ。
 出場選手紹介のあとに、ゴール裏が1人づつ選手にコールをする。普通、ここで選手は手を挙げてコールに答える。
 
 ところが、今日は、誰一人として(クライトンを除いて)、手を挙げなかった。

 客商売として考えれば、ひいき筋が声を出しているのだから、これに答えるのは当たり前。だのに、札幌の試合をずいぶん見てきたが、こんなのは初めてだった。

 これは集中しているのか、緊張しているのか。今までにないことなので、これがどうでるか。私はとっても不安になった。
 
 しかし、結果は・・・・。

 今、これを読んでいる多くの人は、スカパー!などで結果は知っているだろう。実に見事な勝利だった。積極的なチェイシングから素早いゴールと、石崎さんの理想どうりのサッカーだった。

 昨日のエントリーで、ダニルソンが復調の鍵を握っていると書いた。そのダニルソンだが、今期もっともゲームに溶け込んでいた。戦術的に見ると、ダニルソンが溶け込んできたことが大きいだろう。

 また相手の3バックというシステムに、3-2-2-1というシステムに対して、札幌の4-2-3-1というシステムが上手くかみ合ったと言うこともあるだろう。相手には慢心もあったのかもしれない。

 それにしても改心の勝利だった。
 
 セレッソのサッカーは、これまで見てきたチームとは違い、確かにJ1の香のするサッカーだった。相手の香川の得点などは、まずJ2では見られない。

 他のどのチームでもなく、これまで無敗、J1レベルにある大阪を4-1で下した意味は大きい。それも、圧倒的に攻め続ける相手の隙を突いての勝利というのではなく、シュート数でも圧倒した堂々の勝利が、チームのメンタルにあえる影響は大きい。

 本当の俺たちは強い。

 ということを、思わせた意味で、大きな節目となる試合だった。


post by hm1644

16:34

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