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2006年08月16日

サッカーも生存競争なんだ

日本が強くなれないのは、危機感を感じるほどの生存競争がないそうだ。

どういうことかというと、
U-12、U-15、U-18にはいっても、
よっぽどの馬鹿なことをしない限り、
チームを追い出されることない。

生存競争、あってもチームに入るための最初のトライアウトくらい。
あとは、生存競争というものよりも、ただのレギュラー争いで
サッカーに限らず、どのスポーツチームでもある話程度だ。

試合に出たい。

あたりまえである。これくらいの競争意識は誰でも備えている。

先日、ブラジルのプロサッカーチームの下部組織の話を聞いた。
コリンチャンスというチームのU-15の話だったが、
今日会ったメンバーと次の日見るメンバーが違うのだという。

友人が練習風景を見ているときでさえ、
いきなり最後通告を出される。
練習に真剣さを感じない選手、
ランニングでだらだら走っていた選手は容赦なくくびになるそうだ。


これなんだと思った。
チームが、国が強くなるポイントの一つは、これなんだと思った。
若い時代から、いつも危機感の中で生存競争を勝ち抜いてきた
プライドが選手を強くし、チームを強くし、国が強くなる。

日本は、どうしてこれができないのかと思った。

選手名こそ忘れたが、コンサドーレでもトップで試合していた人が、
柳下さんの一言によって、いきなりサテライトに落とされた。
そのようなやり方は大いに賛成。

ただ、全体のレベルが低いから、
レギュラー常連はそれほど、危機意識をもたなくても、
試合に出ることができるという、痛い理由はあるが・・・。

posted by コンサリスタ |09:51 | コンサドーレの話 | コメント(7) | トラックバック(1)