2009年04月12日
第7節 カターレ富山戦
■ 2009 Jリーグ DIVISION2 第7節 コンサドーレ札幌 1 - 1 カターレ富山 主審 : 飯田 淳平 観客 : 10,579人 【得点者】 30' キリノ(札幌) 89' 金 明輝(富山)
今、録画を見終わった、率直な感想はこうだ。 現地で思っていたほど悪い内容では無い。 プレスもそこそこかかっており、良くボールを奪えていたし、インターセプトも多かった。 ただ、そこから有効な速攻が出来ていない。 楔のボールは簡単に潰されていたし、トップにボールが収まっても、次の判断が 遅すぎて相手の陣形が整ってしまう。 では、なぜ勝てないのか? 前半13分のシーン。 左サイドで岡本がタメを作り、西嶋が外を回ってオーバーラップした所にスルーパス。 西嶋が敵陣を深くえぐりマイナスのパスを送るが、そこには誰もいない… その時、ゴールエリアに札幌の選手は3人いたが、みなプラス方向に同じ動きをしていた。 スペースを作る動きで囮になるのでは無く、3人ともただゴールに向かうだけ。 良く言えば素直、悪く言えば馬鹿正直。 いわゆる連動した動きが出来ていない証拠。 更に謙伍が交代で入ったシーン。 2トップの一角だった宮澤を下げ、キリノを1トップにし、砂川をトップ下に配置、 砂川のいた左SHに謙伍で4-2-3-1にシステムをチェンジした。 あの時間、富山に押し込まれていたので、中盤を5枚に増やしセカンドボールを 拾って1-0で逃げ切れ!という監督のメッセージだったはず。 しかし、逃げ切るどころか逆に追いつかれてしまう… こういった、目に見えない様な小さなミスや連動性の無さ、意思統一の無さ 更にイメージの貧困さが勝点2を失わせた。 今日の相手なら2点目を取ったら、そこで試合が決まっていたのに… まさしく同じ絵を描けていないというヤツだ。 若いと言うより、幼いと言った方が良い! お前らプロだよな?