スポンサーリンク

2008年11月09日

第31節 浦和レッズ戦

■ 2008Jリーグ DIVISION1 第31節  
  コンサドーレ札幌 1 - 2 浦和レッズ
  主審 : 家本 政明(SR)
  【得点者】 13' ダヴィ(札幌)
         28' 田中達(浦和)
         54' エジミウソン(浦和)
        
浦和戦


試合内容は手短に言うと、良くも悪くもいつも通り。

最初の失点の場面は、プレスの甘さ。
2人で挟んでサンドしているのにチェックが甘く、エスクデロに簡単にドリブル
をさせてしまった。
ドリブルで切り込まれているのに、ラインを気にし過ぎて、チェックに行かず
(お見合いと言った方が良いか?)ズルズル下がるDFライン。
そこに出来た膨大なスペースを狙っていた浦和と、
そのスペースを埋める事が出来ない札幌。
シュートがポストに当たるという不運もあったが、ポンテにフリーでシュートを
打たした時点で勝負ありだった!

2失点目の場面は、DFとGKのコミュニケーション不足。
柴田は、エジミウソンを背負いながらブロックし優也にボールを取らせたかった。
しかし、テレビには映っていないが優也は一瞬躊躇してから前に飛び出した。
柴田はエジミウソンを完全にブロックし切れず、ループシュートされる。
このたったコンマ何秒のずれが失点を招いた。

声の通らないドームでのコミュニケーションのとり方、風の強い厚別での戦い方。
ホームアドバンテージを生かしきる事が出来なかった今シーズン。
怪我等で毎試合の様にスタメンが変わったも原因の一つだろうが、
今シーズンを象徴する失点だった。

しかし、決して悪い所だけでは無かった。
試合内容は別として、選手の気持ちが見えたのも確かだ。
特に若手の選手たちにそれは見られた。

まずは、上里。
一番印象的だったのは、クラントンからコーナーキックのキッカーを奪った事。
コーナー付近へ歩み寄るクラントンに対し、俺が蹴る!よけろ!
とアピールした(様に見えた)。
その気合に負けたクラントンは、キッカーを上里にあっさり譲った。
昨日は応援自粛に賛同して座って見ていたが、この時ばかりは腹の底から
上里コールをしてやりたかった…

大伍にしても、クラントンがパスをよこせとアピールしていても、前が空いて
いればシュートを打つなど積極的なプレーが目立っていた。

USが送った手紙を読んで選手の意識が変わったのだとしたら…
批判を浴びる事を承知の上で、ヒール役を買って出た人間も報われるのかな?

応援自粛の件は、長くなりそうなので別エントリーで。


posted by あさ吉 |14:58 | コンサドーレ | コメント(5) |