2006年11月09日

千葉に見えた”気持ちのほころび”

この結果は嬉しくないわけがない。やっぱホロリときました。勝った事よりも3年間続けてきたことが体現出来て、その姿をサポがしっかり見たことが嬉しかったです。

この結果は試合前に決まっていたかもしれません。千葉の坂本選手のコメント。やってしまいましたね。相手のことを事前に研究できていないのは、プロとして致命的なミスだと思います。こういった慢心がジェフに気持ちのほころびを作ったと思います。

私は前半5分が結構効いたと思います。JEFが前線からのプレスをかけられて、苦しんだCBがサイドに出した浮き玉がクリアでなく、パスだった時点でガッツポーズしました。”やっぱり繋いでくる”。もしJ2なら、DFラインのうしろにボカーンと放り込むような場面だったと思います。心の中で叫びましたね。”イケー!!”通じたかのように西谷君が、大塚君が、芳賀君が・・相手陣内に突っ込みました。相手ボールなのに・・。気付けば相手陣内の人数がコンサとジェフが一緒になっている。そうなると当たり前にジェフにパスコースはないです。それでも、放り込んでこない。この時点でコンサのペースでしたね。一発でも放り込まれたら、いやな展開だったろうな。

この5分でJEFの方がいやな感じになったと思いますよ。

試合の流れは行ったり来たりしましたが、守備はコンサの方が同じ絵をかけていたような気がします。あるときは5バック、あるときは前線からガツガツプレス。全員が同じ動きをしていましたね。願わくばもっともっと前でと思ってましたが、JEF相手なので仕方がないかな・・。

JEFの選手が走らなかったわけではないと思っています。ただ、走るのが単発で、コンサの方がしっかりマークしていたので、パスコースが限定されていました。コンサは練習でパスを繋ぐ練習をしていたわけですから、同時に繋ぐパスへの守備の練習にもなっていたわけです。パスカットの嵐。ジェフは何が何だかわからなかったでしょうね。どこへ走りこめばいいのか。戸惑っていたように見えます。選手間の距離も次第に離れていきました。

他にも細かく褒める所はたくさんありましたが・・・。でも、柳下監督ならどう考えるか・・。

この試合の結果は先ほど書いたようにJEFの慢心が引き起こした部分が大きいと思っています。結果的にアクションサッカーが奇襲になってしまった。ここがちょっとひっかかってます。コンサがこういうチームだとわかったJEF。次に対戦することがあったなら、どうなる?今度はこの自分達の形に呼び込まなければならないわけです。相手はプロでJ1。必ず修正してきます。その次の次の一手を選手達が読まなければならない。そういう事を訓練していかないと試合中での修正はできないわけです。どんどん経験を積んで、メリハリのあるチームになって欲しいな。特に攻撃はカウンターばかりでしたしね・・。

芳賀君はすげーわ。なくてはならない存在になりましたね。目立たないスーパープレーがまた出てました。画像の準備しています。今度またUPします。

キムタクと言えばスマップ。スラタクといえば加賀君。昨日は5、6発かましましたね。魅せられるんだよね、あれには・・。





posted by z-press |20:12 | GAME | コメント(3) | トラックバック(0)

スポンサーリンク

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.consadole.net/z-press/tb_ping/174
この記事に対するコメント一覧
Re:千葉に見えた”気持ちのほころび”

LIVEの時は、我が家2画面で小さかったので、わかりませんでしたが、も一度見直したら、芳賀君の頑張り、見えました。
カガケンをコンサに下さいと、静岡の方を向いて、毎日祈っております。

posted by s_kids | 2006-11-10 18:10

Re:千葉に見えた”気持ちのほころび”

明日、コンサの興亡この一戦にあり。
Z旗でも掲げたい気分です。

慢心も勘違いもない(掲示板じゃあるまいし)けど、疲労残りが心配です。

明日ドームに行く人は、それこそ参戦する気概を持って欲しいです。
選手任せUS任せでは乗り切れない。

posted by OWLS| 2006-11-10 21:39

Re:千葉に見えた”気持ちのほころび”

s kidsさん、こんにちは。

s kidsさんのブログを見て、静止画キャプチャを載せる事が出来ることを知りました。やっと、出来るようになりました。内容がかぶらない事を祈りつつ、次のエントリーをしています。

owlsさん、毎度です。

JEFに勝って、逆に自分が思っているよりJ1との差が大きいと感じました。まだまだ力不足。J1の戦い方でJ2を凌駕するくらいじゃないと、J1では”何しに来たの?”と言われそう。昇格はゴールじゃなくてスタートライン。ならば、良い準備をしてスタートラインに立たなければ・・。そこが解る人が何人いることか?。バスケットと比べ、J1と比べて最後に必要なものは”個の力”だと痛切に感じました。育ち盛りの選手達にとっては今が大事な時期。間違っても成長を止める”リアクションサッカー”だけは選択して欲しくない。百歩譲って、それをやるなら横浜のように伸び代のないロートルでやるべきだと思いました。私はそれじゃつまらないですけね。

選手達に同じ絵を描く事を求めている柳下監督が、選手達に監督自身の絵をデッサンでしか見せてないのは、そこから先は自分で書き込んでいけ・・という意味なんだと思います。だんだん、彼の育成手法が見えてきました。先を見れば絶対に間違いない。確信しましたね。

posted by z-press| 2006-11-11 13:22

コメントする