2006年09月29日

立ち位置の確認

そろそろ爆勝の喜びも落ち着いたと見える今日この頃。一応、空気を読んで厳しいことを書くためにタイミングを遅らせてみました。偉そうなことを書く前に自分の"立ち位置”を書きます。

このブログは一度も"昇格”の2文字は出てこなかったはずです。意識的に使わなかったので、出てきたとしたら何かの間違いです。私にとって昇格は"19位が18位になる盛り上がるイベント”にしか過ぎず、ゴールではないです。そして現在の順位は23位です。もちろん目指すのは1位。1位になるためには今まで歩んできたものより何十倍も厳しく、苦しい道のりになるのは皆様も当然理解できると思います。いや、経験がないので実感としては湧かないかも・・。私以外の人たちはJ2にいる間は"昇格”という目標があると思います。しかし、J1に上がると目標が失われるかも・・。それくらいJ1の上位に食い込むのは遠い道のりだと思います。

私はいつもそこを念頭においているので、大勝にも大敗にも揺れ動くことはありません。いつでも”もっと前へ”の気持ちで応援しています。現状のチームのまま18位以上への挑戦はサポーターにとって”屈辱と苦痛への挑戦”と言葉を変えてもいいと思います。それでも、我々は応援しなければならない。おそらく金のない我々のチームは18位以上に行くと甲府のように"攻め続けてうまくいけば勝ち、失敗すると大敗”を繰り返すと思います。そして、繰り返しながら"積み重ねていく”しか強くなる方法はないのです。昇格昇格言う前に”そこまで腹をくくっている”か今一度、自分を振り返って欲しいです。

自分はそういったことを自分でコントロールするために、負けた試合は何が足りなかったか、勝った試合は何が良かったか、1プレー1プレーを確かめながら観戦するようにしてきました。そういう見方をすると不思議と勝った試合よりも負けた試合の方が"いい内容”の時があるのに気付くようになりました。それが繰り返すようになると、こういう言葉に変わります。"可能性を見出せる敗戦””次につながらない勝ち”。前述したように"先はまだまだ長いのだから”前者の方が大事だと感じるようになりました。チームの立場になってみれば、勝つことよりも負けることの方が得るものは多いんではないか?と思っています。それがわかるサポであれば、チームにとってどれだけ心強いんだろうか。もちろん気持ちが入ってない負けは叩くべきです。でも私が見る限り、気持ちの入ってない勝ちもあるんです。そこも叩くべき。逆もしかり。

横浜FCがJリーグ31チーム中、一番遅れを取っていると思います。彼らはわかってない。水戸と仙台が方向転換をした今、横浜以外のチームの全てが"育成方針”に生まれ変わったことを・・。だからこそ"横浜が勝てる”ということ。全てのチームがリアクションサッカーに変わったら走れない彼らはこんなに勝てませんよ。高木監督は若い。だからこそJの洗礼を受けて、いい監督になってほしいです。

そして徳島の監督が辞任しました。ポゼッションサッカーへの挑戦。見事でした。徳島にとって監督の辞任が史上最大の"愚策”になりませんよう祈ってます。2005年のコンサまで追いついていたと思ってました。草津も・・。中盤のパス回しまでは出来るようになっていたんですけどね。最後、フィニッシュまでもっていくのにコンサも1年かかったわけですから・・。サポが騒いだらしいですけど・・ちゃんとわかっていればいいけどな。

ずれてきました。先にも書きましたが先立つものがない以上、”出来合いの物”を求めることはできません。我々に残された道はただ一つ、"積み重ねる”ことだけです。このごろはチームや選手を育てるのはサポの仕事だと思うようになりました。ならば、サポが最初にJ1仕様にならなければ・・と痛切に思います。

負けた後に書くとただの擁護になってしまうので、大勝のあとに書いてみました。



posted by z-press |07:57 | CONSADOLE | コメント(0) | トラックバック(0)

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