2006年09月25日

湘南戦

やっと、見終わりました。試合の感想については勝つべくして勝ったなというところです。後半はフッキショーになってしまいましたが、フッキがいなくても誰かが点を入れたでしょうね。もっと鮮やかに。それくらいコンサの方のボールが動いてました。そこら辺については他のブログで書かれていると思いますので、”勝って兜の緒を締めるブログ”の本領を発揮します。あくまでバスケット理論に基づいてのサッカー素人の視線です。そして、あくまで理想論です。全部出来てたら今頃J1上位でしょう。単純な選手批判ではありませんということでよろしくお願いいたします。

【失点の場面】


こんな感じでしたでしょうか?シュートはうまいとしかいいようがないシュートでした。まずはなぜに4対4になってしまったか?中盤で15番をフリーにしてしまったがゆえに加賀君が前に引っ張り出されてしまいました。ここが最大のポイント。加賀君のいたスペースを狙われてしまいました。前回は芳賀君のカバーを褒めましたが、今回はカバーが遅れた感じ・・。どっちにしてもシュートが入る角度ではないので、それぞれに油断があったということもあるのかもしれません。さて、自分が注目したいのは上のどれでもなく曽田君のポジショニング。本来DFがゴールに近いところでは次のようなポジショニングをとらなければならないのではないかと思っています。

相手とゴールを結ぶ線上。ここにポジショニングしなければ、シュートを含め、いろいろな選択肢を与えてしまうと思います。曽田君は19番・石原のマークでしたので、完全に離してしまったというポジショニングでした。結局シュートには間に合っているのですが、ちょっと遅れ気味なのは確かです。FWのシュートと同じようにDFもどこにゴールがあるか見ないでも背中で感じるように練習して欲しいですね。おそらく、この場面では”ボールウォッチャー”になったんだと思いますが・・。ポジショニングは守備のなかでも大きなウェイトを占めているものです。失点については選手は反省していると思いますので、サポに向けての発信ということで・・。あと、図のサイドのDFが線上から少しずれているのはわざとです。サイドでは外にボールを追いやりたいことと中にボールをもちこませたくないポジショニングを取らなければならないので、少し内に絞ったポジショニングになります。

柳下監督のコメントでFW、中盤の動きがつかめてない旨の事を書いてます。素人なりに解説すると彼らの動きは"みんなボールをもらいに斜めに動いています”。実はは失点の場面、19番の石原ばかりに目がいきますが、14番の永里も同じように西嶋君と曽田君の間に斜めに動いています。パスの受け手としては無謀な要求をしていますが、マークが外れているのは確かです。この辺の理解力と対応力が足りないと言っているんでしょうね。

先にも言いましたが、ヤンツーの言うことを全部出来ていれば今頃J1上位なのでしょうし、日本代表も何人もいるかも・・・。まだまだ伸び代があるっていうことで・・。

ただ、湘南だから結果がこうなったわけで、徳島はこううまくはいかないと思いますよ。守備が良くなっているから、少し安心してますけれど・・。いやいや慢心はいけない!!


posted by z-press |11:12 | TACTICAL-戦術 | コメント(2) | トラックバック(0)

スポンサーリンク

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.consadole.net/z-press/tb_ping/144
この記事に対するコメント一覧
Re:湘南戦

例によって、徒然発言で失礼します。

湘南は攻撃的な布陣で臨んだようです。
上位チームなら兎も角、今の彼等がウチに対し攻撃的に来たら、こっちの思うツボになることは予測できたはず。

草津が横浜を食いました。 去年の時点で、失点を繰り返しても攻撃的な姿勢を貫く草津に対してz-pressさんは「いづれ強くなる」といった意味のことを発言されていたと記憶しています。

ボロ負けのリスクを予想しながらも攻めようとする。プロサッカー選手なら、誰もが攻めて勝ちたい。それは本能に近い。

選手がやりたいサッカーを、J2でも全てのチームがやりだしたなら、それを認識するサッカーファンが増えたら、更なるレベルアップが実現しそうです。そのためには、約束事をキッチリする必要があり、その約束事が各チームの特色になり、日本に様々なタイプのチーム(地域特性以外の要素で色分けできて、監督や選手が入れ替わってもチームの特性が継続する)が存在するようになったら、本当のサッカー文化の誕生です。

JFLはいずれJ3になるかも知れない。

そんなこと実現する前に、各チームがヤンツーの深慮遠望の術中にハマるんですけど。
(`▽´)

posted by OWLS| 2006-09-25 21:00

Re:湘南戦

>草津が横浜を食いました。 去年の時点で、失点を繰り返しても攻撃的な姿勢を貫く草津に対してz-pressさんは「いづれ強くなる」といった意味のことを発言されていたと記憶しています。

そうでしたね。このブログでも草津のサポはチームがやろうとしている事をわかっていると書きました。今思えば、やろうとしていることが”あったから”わかっていたんですね。我々も本来は"専守速攻”が基本だったわけですけど・・。毎年、選手が変ったり、まわりのチームがみんなリアクションサッカーだったりしたので”いやおうなく”選択した経緯があったんですよね。1年目の岡田監督や柱谷監督は失敗したんでした。ヤンツーは罵声を覚悟で貫き通そうとしています。いつかは誰かがやらなければならないこと、それを身を削ってやってくれているということを分かって欲しいです。

ところでowlsさん、まだ画像拾えていないんですか?いまはブログダンマクに夢中なので、わかりやすくしておきますね。

posted by z-press| 2006-09-26 23:00

コメントする