コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2014年01月14日

タイ・コンケーンFC社長のカソム・チャナオン氏は大物で親日家じゃねーかっ!

タイにある「College of Asian Scholars(カレッジ オブ エイシアン スコラーズ)」(略称CAS)の学長であり、
タイ・コンケーンFC社長のカソム・チャナオン氏(Kasom Chanawongse)について。


関連記事
タイ・コンケーンFCまとめ(タイ・ベトナムと提携12)
(3)・KHONKAENを調べる


タイ・コンケーンFCの社長カソム・チャナオン氏(Kasom Chanawongse)が、
2013年の最終節北九州戦の試合開始前に、挨拶していたことを覚えてるでしょうか?
日本語と英語で丁寧に挨拶されていて、私の「こいつぁ大物だ!」センサーが反応してました。

コンケーンという町やコンケーンFCについては調べていたものの、
カソム・チャナオン社長界隈を調べていなかったのですが、年明けに全く別な調査していたら、
「Kasom Chanawongse」という名前を見つけて、かなり驚いたので、氏の紹介も兼ねて、いろいろと。


1)タイ・コンケーンFC社長のカソム・チャナオン氏って誰?
コンサドーレ札幌がコンケーンFCとの提携に調印したときのリリースには「社長」とあります。
KHONKAEN FC(タイリーグDivision-1)とのクラブ間提携 調印式終了のお知らせ

コンケーンFCの社長以外に、
「カレッジ オブ エイシアン スコラーズ」(略称CAS)という大学の学長をやっています。
CAS組織図


2)どんな顔?
調印式の模様が、コンケーンFCの公式にありました。
タイ・コンケーンFCとの調印式の模様(タイ・ベトナムと提携して何するの?10)


3)どんな経歴?
親日家であるカセー博士(父親)の意志を継ぎ、
日本語の習得のため長崎ウエスレアン大学と青山日本語学校にて日本語並びに日本文化を学んだ。
その日本の文化等を経験するために自分の意志で日本で就職をし、数々の経験を積んできた。

経歴
コンケン大学工学部工業工学科 学士課程
テキサス大学(University of Texas)工学部工業学科 修士課程
コンケン大学工学部建築学科 博士課程
長崎ウエスレアン大学 外国学部(日本語専攻)
青山日本語学校(日本語専攻)

タイサッカー協会理事  U-14,U-16女子ナショナルチーム総責任者
コンケン県スポーツ評議会理事
コンケン商工会議所理事
コンケンFC(コンケンサッカーチーム)総監督
CASの学長紹介より(日本語!)

そりゃ、日本語と英語が話せるわけだ!


4)CASってどんな大学?
CASはドクター・クラセー博士により2002年に創立されました。
CASは世界標準の進んだ科学に遅れをとらないよう、現代教育、方法論、システムに挑戦しております 。 
地域そして国際的労働市場と同等の一貫した学習環境で、卒業生は特に道徳観と資質で国際的に認められた専門学校です。
大学について(日本語!)

5)日本の大学と提携しているの?
1.長崎ウエスレアン大学
2.姫路独協大学
3.セントメリー日本語学校
あと、バナーに日大や福岡大などがありますが、よくわかりません。
日本以外にも、中国、ベトナム、インドなど、たくさん提携しているようです。
CASと連携している教育機関より(日本語!)

6)コンケーンには他に大学があるの?
コンケン大学(Khon Kaen University)という国立大学があります。
22学部、学生4万人、大学院生1万人、留学生500人もある、かなり大きな大学です。
from KKU(英語)

ちなみに北海道大学の場合、
12学部29学科、学生11,632人、大学院生6,351人、留学生1,384人(これら全て研究性など含む)なので、
コンケン大学(Khon Kaen University)の方が北海道大学より大きいようです。
from 北海道大


なお私が見つけたのは、FIFAのタイ国の役員欄に名前があったことでした。
Kasom CHANAWONGSE - Futsal Committee - Special advisor 
(カソム・チャナオン - タイ・フットサル協会 - 特別顧問)
from FIFA (英語)

おまけ
日本のFIFA役員は、こちら。
Japan - Football Officials - Committee Members
from FIFA (英語)

posted by sca25 |23:14 | タイ・ベトナムパートナーシップ | コメント(0) |

2014年01月11日

黄金世代と言われるU19ベトナムの盛り上がりとU19日本代表の優勝

ベトナムで開催されたU19の国際大会NutifoodCup2014など、
アンダー世代の国際大会が3つ立て続けに行われていて、
それぞれに札幌と札幌U18の選手がいることもあって注目されている方も多いと思う。

そこで、U19日本代表が優勝を飾った国際大会NutifoodCup2014について、
ベトナムサッカー協会(VFF)や日本サッカー協会(JFA)のリリースを中心に、
いくつか気付いた点をピックアップしていく。


★U19の国際大会なのに観客数がすごい!
JFAに掲載されている画像を見れば、よく分かると思います。
from JFA
国歌斉唱で満員のスタジアムでスタンドが全員起立
赤地で胸に星のシャツで埋め尽くされたホームスタンド
バックスタンドも満員の様子

AFC公式大会ではないU19の国際親善トーナメントで
2万人以上入ったなんて、すごい、すごすぎる。
なお、会場は収容人数25000人のトンニャット・スタジアム(from Wiki)


★U19べトナム代表が黄金世代と言われる証
ホーチミン入りしたU19代表を歓迎する人たち
from VFF


★そして、三浦選手の勢いはまだ止まりません。(fromJFA)
(以下、引用)
全チームのお披露目が終わり、再びベトナム古来の踊りが披露されている中、
三浦選手がステージ下に登場し、曲に合わせて踊り出します。
この踊りに再び会場が盛り上がると、残りの3チームからも選手が登場し三浦選手と一緒に踊り出します。
これには会場全員がステージ前に集まり、写真や動画でこの様子を撮影していました。
・・・
簡単な記者会見や試合だけで終わるのではなく、
こういったレセプションも開催され、各国の選手と交流を図る。
優勝すると派手な表彰式が行われたり、
3位のトットナムは表彰式で全員赤地に星のTシャツを着て参加したり、
大会前日に全チームの監督が揃って記者会見を開いたり、
ベトナムサッカー協会で全試合レポートが載ったり、
主催者が力を入れており、とてもよい大会に参加したと思います。
フツーのメディアは試合のスコアだけが報道されて終わりですが、
きちんと情報を探せば、試合をしにいっただけではないというのがよく分かると思います。
表彰式のベトナム現地報道
※一番上のフラッシュ画像で右から2番目と一番右。

posted by sca25 |07:16 | タイ・ベトナムパートナーシップ | コメント(2) |

2014年01月11日

U19ベトナム代表(黄金世代)が日本代表に勝ったトトナムに一時2-1でリード奪う

黄金世代と呼ばれるU19ベトナム代表、U19日本代表らが参加したNutifood cup 2014を調べたら、
札幌に練習参加したU19ベトナム代表の2人が活躍していたようです。

★札幌に練習参加した2人が活躍
ドゥ・ドゥイ・マン(Đỗ Duy Mạnh)【前ハノイスポーツセンター(ベトナム)、17歳】
ファム・ドゥック・フイ(Phạm Đức Huy)【前ハノイスポーツセンター(ベトナム)、18歳】
がこのU-19代表に選出され、
U19日本代表が参加したNutifood cup 2014の試合にも出場しています。

ドゥ・ドゥイ・マン(Đỗ Duy Mạnh)
トトナム戦:出場なし
日本戦:28分からMFで交代出場。
ローマ戦:31分からMFで交代出場。

ファム・ドゥック・フイ(Phạm Đức Huy)
トトナム戦:MFで先発して81分で交代。
日本戦:MFで先発して28分で交代。
ローマ戦:MFで先発して73分で交代。59分にカウンターから逆転ゴール決めてますゴール動画付きベトナム現地報道
※動画が全部で5つありますが、上から3つ目にある動画です。
 動画下部のタイトルが「Video clip bàn nâng tỉ số lên 2-1 cho U19 Việt Nam của Đức Huy」
逆転ゴールなので、盛り上がりがすごい!発炎筒まで登場。


今さらですが、2人が練習参加したことは、公式リリースありませんでした。
公式facebookには載ったようですが。


★優勝はU19日本代表(2勝1敗)
2位U19ASローマ(2勝1敗)
3位U19トットナム・ホットスパー(2勝1敗)
4位U19ベトナム代表(3敗)

大会MVPは南野 拓実(13番-C大阪)
最優秀GKは高木和 徹(1番-清水ユース)
得点王はMazzitelli Luca (U19 As Roma)
from VFF(ベトナム語)

第1節:日本1-2トットナム、ローマ2-1ベトナム試合レポート(from VFF-ベトナム語)
第2節:ローマ2-1トットナム、日本7-0ベトナム(from VFF-ベトナム語)
第3節:日本1-0ローマ、トットナム3-2ベトナム(from VFF-ベトナム語)


「日本代表7-0ベトナム代表」だけで判断するとイマイチですが、
「日本代表に勝ったトトナムに、一時2-1でリードしたU19ベトナム代表(黄金世代)」
と読み取れば、決して弱いわけではないと読み取れますね。
試合を全て見たわけではないので「強さ」については、これ以上は触れません。

posted by sca25 |07:11 | タイ・ベトナムパートナーシップ | コメント(2) |

2013年12月27日

サッポロ・プレミアムカップ2014inベトナムVリーグ開催なるか?

ベトナム・Vリーグの日程が発表されました。
■EXIMBANK V-League 2014 
第1節:1/11(土)~12(日)
第22節:7/5(土)~6(日)
(約1か月の中断)
第23節:8/2(土)~3(日)
第26節:8/24(日)
※W杯は2014/6/13(金)~7/14(日)なので、中断期間はあまりかぶってません。

来季はリーグ戦が1月から始まるため、ベトナムでキャンプを行い、
現地のクラブと練習試合という可能性は非常に低いですね。
キャンプ期間中に「サッポロ・プレミアムカップ2014」というのを期待していましたが、
タイミングが合いませんでした。
2013年は開幕が3月だったので、2014年も可能と思っていたのですが、残念。

J2はW杯期間中も突っ走るので、シーズン中も期待できません。
W杯決勝の7/14前後なら?・・・ないですね。
なお、J1はW杯期間中は中断するので遠征可能です。川崎はほぼ決定のようです。


■参加チームは13チーム
 1 ハノイT&T(昨季優勝:ACL予備予選参加)
 2 SHBダナン
 3 ホアン・アイン・ザライ
 4 ソンラム・ゲアン
 5 タインホア
 6 XMVハイフォン
 7 ドンナイ
 8 ベカメックス・ビンズオン
 9 ドンタム・ロンアン(コンサドーレ札幌提携先★)
10 シマン・ビッサイ・ニンビン
11 QNK Quảng Nam(昨季2部1位)
12 Than Quảng Ninh(昨季2部2位)
13 Hùng Vương An Giang(昨季2部3位)

(昨季シーズン中に1つ消滅したり閉幕後に1つ消滅したり、
 いろいろあって奇数になってしまいました。)


リーグの開催情報はこちら(ベトナム語-VPF公式)。


■toyota・タイ・プレミアリーグ2014
開幕は2/22を予定。
クラブ数が18から20に増えるため、終了が2013年の11/3より遅くなる可能性が高い。

タイ・プレミアリーグの冠スポンサーになるくらい力をいれているだけあって、
開幕が2月下旬なことも幸いし、名古屋(TOYOTA)が動きました。

名古屋グランパスは、2013シーズンに続き、
2014春季キャンプをタイ王国のチェンマイにて実施し、
また、2014年2月15日(土)にバンコクにて開催されます、
国際親善試合「トヨタプレミアカップ2013」に
前年大会の優勝チームとして出場することが決定しましたので、お知らせいたします。
http://nagoya-grampus.jp/information/pressrelease/2013/12262013-25.php

他にもいくつかJリーグからキャンプを張るチーム(磐田(YAMAHA))があるので、
それに乗じてコンサドーレもタイ・キャンプへ行くのがよいと考えていましたが、
提携先のコンケーンはバンコクから遠いこともあり、
時間のロスなどを考慮してタイキャンプは断念したようで。

posted by sca25 |00:44 | タイ・ベトナムパートナーシップ | コメント(0) |

2013年12月23日

SEA games2013の男子サッカーを制したのはあの国!

今年で27回目を迎えた東南アジア競技大会(SEA Games)がミャンマーで開催中ですが、
男子サッカー(U23)の全日程が終了し以下の結果となりました。

決勝:タイ1-0インドネシア

三決:シンガポール2-1マレーシア

タイが前評判に違わぬ強さで優勝。

ベトナムは、まさかの予選敗退(2勝2敗で5チーム中3位)。

レコンビンが劇的なゴールでAFFスズキカップを優勝したのが2008年。
それから、国際大会での結果がパッとせず、苦しんでいるようです。


タイは、タイ・プレミアリーグ(TPL)が盛り上がるよう、
東南アジア各国からも有力選手を集めるなど
ビジネス面でも東南アジア他国を一歩リードしつつあります。

それに対しべトナムは、リーグ戦途中でもチーム解散が発生するなど
未だ不安定さ残るベトナムプロリーグ(VPF)。

そんな状況で2015年から東南アジア各国から2チームずつが参加して
東南アジアチャンピオンシップ(欧州CLみたいな)が創設されることもあり、
来季のベトナムリーグは、非常に重要度が増します。

そんな最中で、ソンラム・ゲアンがエースで国民的英雄たるレコンビンを
離したくないというのは理解できますし、札幌(Jリーグ)の都合を全面に押し出して
「レコンビンが札幌に来る方が、両国のためになる」なんて思考は安易には考えられません。

交渉相手にとってメリットのある形で、札幌がレコンビンを獲得するには、
どんな提案がよいのでしょう?

選手と移籍金だけで考えても成立しない状況であることから、
今回のレコンビン移籍交渉が難しいことが分かります。


SEA gamesには、異色の競技がいくつもあります。
チェス
ボディビルディング
フットサル
ペタンク
カラテドー

空手?

公式ホームページの更新ペースとレイアウトがイマイチですが、
気になる方はご覧ください。
http://www.mmseagames2013.com

ちなみに日本企業が食い込みまくりです。

posted by sca25 |01:11 | タイ・ベトナムパートナーシップ | コメント(0) |

2013年12月18日

ベトナムU-19代表選手獲得にはいくらかかるの?

■東南アジアからJリーグトライアウトに参加しているメンバー
ノッパノン カチャプラユック【前チョンブリFC(タイ)、22歳】
スラウィット ローガーウィット【前チョンブリFC(タイ)、20歳】
ドゥ・ドゥイ マン【前ハノイスポーツセンター(ベトナム)、17歳】←★
ファム ドゥック フイ【前ハノイスポーツセンター(ベトナム)、18歳】←★
ルベン カレル【前プルシプラ・ジャヤプラ(インドネシア)、26歳】
シャキール スライマン【前プルシバ バリックパパン(インドネシア)、21歳】
イルファン バフディム【前シラチャFC(タイ)、25歳】

このうち2名が札幌での練習に参加ということで、
万が一、この世代の東南アジア選手を獲得するときに発生する
移籍金or育成費(トレーニング・コンペンセーション)についてまとめました。

仮に、
ファム ドゥック フイ選手【前ハノイスポーツセンター(ベトナム)18歳】が、
12歳~18歳までハノイにあるプロクラブの下部組織に所属し、今回が初のプロ契約とする。
なお、初のプロ契約でなくても、プロ契約中の選手が他チーム移籍の場合も同様。

12~15歳までの4年間は移籍先の国に関係なく「AFCカテゴリ4=2,000USD/年」

16~18歳までの3年間は移籍先の国のカテゴリによる。
Jリーグ1部=AFCカテゴリ2=40,000USD/年
Jリーグ2部=AFCカテゴリ3=10,000USD/年
コンサドーレ札幌は、AFC(アジア)にある日本の2部リーグに属するので「AFCカテゴリ3=10,000USD/年」

よって、以下の計算となる
12~15歳までの4年間 × AFCカテゴリ4=2,000USD/年
16~18歳までの3年間 × AFCカテゴリ3=10,000USD/年

4年×2,000USD + 3年×10,000USD = 38,000USD ≒ 380万円
(いま日本円は1ドル100円くらい?)
過去の所属歴が分かりませんが、最大380万円かかるということです。

17歳の選手だと、280万円。

さあ、獲得します?

注:「ハノイスポーツセンター」がプロクラブ下部組織でなく単なるスクールなら、この限りではありません。
 「学校」に対して支払う義務はない。日本の高校生が海外のプロクラブに入っても支払ってくれません。


参考
TRAINING COMPENSATION(国内移籍と海外移籍の違い)
移籍に伴うトレーニング補償と連帯貢献その2


捕捉
トレーニングコンペンセーションの発生条件について
i) when a player is registered for the first time as a Professional;
or,
ii) when a Professional is transferred between clubs of two different Associations
   (whether during or at the end of his contract) before the end of the Season of his 23rd birthday.

1)選手がプロとして初めて登録される場合(アマ→プロ初登録)
2)プロ選手が23才の誕生日のシーズン終了前に、2つの異なるクラブ間で移籍される場合(プロ→プロ完全移籍)

なお、契約が満了した選手に対して、トレーニングコンペンセーションは発生しない。

posted by sca25 |23:30 | タイ・ベトナムパートナーシップ | コメント(0) |

2013年12月14日

レコンビン(札幌)の完全移籍に三千五百万円は高い?

コンサドーレ札幌の収入がいくら増えるのか?
という小さい話ばかりしてると、
レコンビンを通じて発生しうる経済効果が全く見えなくなるので
いろいろ数字を並べておきます。

■ASEANへの日本からの投資額
2012年
中国:134億ドル,6.6%増
ASEAN:106億ドル,45.7%減
一見、中国>ASEANに見えるが、これはタイの洪水による減が大きいため。

     2010年 2011年 2012年 2013年(1-4月期) 
中国  7,252 12,649 13,479 3,152
ASEAN 8,930 19,645 10,675 5,917
(百万ドル)

2012年を除けば、対中国投資より、対ASEAN投資の方が上回っていることが分かる。
2013年の投資額は、2011年を上回るペースで推移している。

2012 年の国別投資
タイ(38億ドル、22.8%増)
インドネシア(38 億ドル,5.5%増)
ベトナム(26 億ドル,38.2%増)←★
マレーシア(13 億ドル,9.2%減)
http://www.jetro.go.jp/world/gtir/2013/pdf/2013-1_rev.pdf

■2012年にあった東南アジアの主要な大規模投資
図表Ⅰ- 52 日本の対外グリーンフィールド投資上位案件(2012年)
時期 投資企業     投資受入国   投資額      概要
10月 丸紅         インドネシア 8.5億ドル ジャワ島西部チレボン地区に660MWの石炭火力発電所を建設
7 月 スズキ       インド       7.1億ドル グジャラート州に年産25万台の四輪車新工場を建設
3 月 ブリヂストン タイ         6.1億ドル ラヨーン県に建設・鉱山車両用タイヤ工場を新設
8 月 DOWA HD      インドネシア 5.5億ドル 西ジャワ州カラワン県に熱処理加工工場を建設
3 月 住友電工     インドネシア 5.4億ドル 西ジャワ州に自動車用ワイヤーハーネスの新工場を建設
10月 トヨタ自動車 タイ         5.0億ドル チョンブリ県のディーゼルエンジン工場を増強


■2013年に日本へ来たベトナム人客数が過去最多
■訪日外客数の動向
http://www.jnto.go.jp/jpn/reference/tourism_data/visitor_trends/index.html

タイ、ベトナムともに、2013年度の訪日客数は大幅に伸びて、過去最高を記録中。
特に4月、10月が多いのが特徴で、ベトナムは今年初めて月間1万人を突破。

■ベトナム人観光客
年度:人数(前年比)
2009年:34,221(-1.6%)
2010年:41,862(22.3%)
2011年:41,048(-1.9%)
2012年:55,156(34.4%)
2013年:72,200(53.8%)(10月までですでに過去最高突破)

■タイ人観光客
年度:人数(前年比)
2009年:177,541( -7.5%)
2010年:214,881( 21.0%)
2011年:144,969(-32.5%)
2012年:260,640( 79.8%)
2013年:346,500( 64.4%)(10月までですでに過去最高突破)

このうち北海道にどれだけ流入するのか。
ちなみに道が億単位の予算組んでベトナムでキャンペーンするのと、
コンサドーレ札幌がレコンビン獲得するの、
どちらがタイ費用効果が高いでしょう?

これらの数字はレコンビン効果というより、日本ベトナム外交関係樹立40周年で
国を挙げての大キャンペーンを行った成果というのが正しいです。

そこに、Jリーグも乗っかり、川崎F(vsビンズオン)や、
鹿島(vsベトナムU-23)の親善試合事業(国の予算付き!)に加え、
札幌のレコンビン獲得も、少しは寄与していると言えそうです。

鹿島アントラーズ VS U-23ベトナム代表(日本ベトナム外交関係樹立40周年事業)
http://jvyear2013.jpf.org.vn/friendship_football_popup.html

<東急ビンズンガーデンシティカップ(川崎フロンターレ VS ビンズンFC)>
http://www.vjfriendship.com/


■国別スポーツ人気ランキング
タイ:サッカーが1位
ベトナム:サッカーが1位

東南アジア各国の一覧はまたいずれ。


他にもいろいろありますが、「北海道」経済という視点で考えれば、
元を取れるだけの市場の潜在能力はありそうですね。

それにしても、レコンビンのASEAN首脳会議の晩餐会参加はビビりました。

posted by sca25 |18:10 | タイ・ベトナムパートナーシップ | コメント(4) |

2013年12月12日

クラブ消滅!エースFWレ・コン・ビンが現在の心境を語る

1年前のレコンビンは、所属クラブが消滅し、高額な契約が足枷となり、
移籍先探しが難航していました。
クラブ消滅!エースFWレ・コン・ビンが現在の心境を語る.2012/12/01 08:56

さらにAFFスズキカップでベトナム代表として出場するも期待はずれに終わり、
叩かれてました。
クラブ解散、選手大量解雇、ベトナムサッカー界の現実2012/12/30


■ベトナムの中堅クラブの事業規模
観客動員数は20万人
チケット収入は約100億ドン(約4880万円)
年間運営費は約700億ドン(約3億4150万円)
VICEM、来シーズンからシマン・ハイフォンFCへの出資を取りやめ

■ビールブランド認知度トップは「333」。サッポロは・・・
ベトナムのビールブランド認知度と消費」に関する調査レポートの報道


札幌に残された三つの選択肢 

1)移籍金をのんで完全移籍(折衝して前後するでしょう) 
2)先方の成績次第で七月にレンタル移籍(今より減額。優勝争いしてたら残留)
3)契約満了(八月)を待ってからフリー移籍して15年シーズンから加入(争奪戦!)

私は1以外の選択肢はありえない派ですが
いまのコンサドーレ札幌では、レコンビンを活かしきれないとも思ってます。
(マーケティングの面で)

ちなみに、2015年から東南アジアチャンピオンズリーグ(各国2チームずつ)が始まるようで、
その前に食い込んでおかないと、という意味で今逃すと、また育成から始めるのか~といった気分です。

posted by sca25 |07:54 | タイ・ベトナムパートナーシップ | コメント(0) |

2013年11月18日

【NHK-BS1_22時】ベトナムでコンサドーレ札幌戦のPVが開催された

ベトナムでコンサドーレ札幌戦のパブリックビューイングが開催されました。
その模様の一部がNHK-BS1で放映されるようです。
▽Jリーグで活躍するベトナム人選手・祖国でも大人気・試合のパブリックビューイングも
チャンネル:BS1
放送日時: 2013年11月18日(月)  
午後10:00~午後10:50(50分)  
https://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20131118-11-15403
(追記)


ベトナムのホーチミンでのジャパンフェスティバルにて開催された
パブリックビューイングの模様の画像がJsGoalにありました。
前から
後ろから

あと、NHKの朝5時台のニュースでも扱われたようです。
ベトナムでJ2札幌の試合に声援
11月18日 5時21分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131118/k10013130751000.html

「Japan Festival in Vietnam 2013」については公式HPをご覧ください。
http://www.jfv.jp/2013/event.html

サンプラザ中野くんと寺田恵子のステージの後に行われたようです。
↓は公式facebookですが、PVの模様は載っていません。
https://www.facebook.com/japanfestivalinvietnam


おまけ
レコンビンの美人妻でおなじみ、歌手のトゥイ・ティエンさんが来札します。
北九州戦の勝利の女神として、改めて手を合わせてその美貌を拝みましょう。
http://www.vietnam-football.com/news/nationalfootballteam/131108082114.html
http://www.vietnam-football.com/home/photo2.php?photo_id=7

ベトナムサッカーニュースサイト「Bongda」が、
レコンビンの札幌レンタル移籍について分析しています。
http://www.bongda.com.vn/Bong-da-Chau-A/Tin-tuc-khac-BDCA/304568_Nguoi_Sapporo_muon_gi_qua_thuong_vu_Cong_Vinh_.aspx

最低でも50億ドンからかあ、きびしいなあ。

posted by sca25 |15:02 | タイ・ベトナムパートナーシップ | コメント(0) |

2013年11月07日

中原彰吾、永坂勇人のタイ・コンケーンFC全出場記録(全日程終了)

タイ・コンケーンFCへレンタル移籍中の中原&永坂の出場記録をまとめました。

参考:2013年08月27日 中原&永坂が初めて勝利に貢献(札幌がタイ・コンケーンFCと提携36)
参考:タイプレミアリーグ公式(タイ語)はこちら
参考:タイプレミアリーグへ行こう(日本語サイト)
出場記録といっても、リーグ公式サイトに公式記録が載っていないので、
リーグ公式の試合結果、メディア情報、クラブ公式からかき集めています。


[Division-1(タイ2部(日本で言えばJ2)) 順位表] 2013年11月02日 第34節全日程終了時
順 チーム名     点 試 勝 分 負 得 失  差
 1 AIR FORCE AVIA FC 34 20  9  5 51 28 69 23 
 2 PORT LIONS FC     34 20  5  9 61 40 65 21 
 3 PTT RAYONG FC     34 17 13  4 44 27 64 17 
====以上、タイプレミアリーグ昇格======
 4 BANGKOK FC        34 18  8  8 69 54 62 15 
 5 NAKHON RATCHASIMA 34 15  9 10 49 35 54 14 
 6 SARABURI FC       35 12 11 11 49 42 47 7 
 7 TRAT FC           34 12 11 11 57 48 47 -1 
 8 AYUTTHAYA FC      34 11 11 12 40 41 44 -1 
 9 KRABI FC          34 11  8 15 45 49 41 -5 
10 SIAM NAVY FC      34 10 10 14 41 46 40 -5 
11 BB-CU FC          34  9 13 12 33 45 40 -12 
12 NAKHON PATHOM UTD 34  9 12 13 47 51 39 -4 
13 FC PHUKET         34  8 15 11 36 42 39 -6 
14 TTM FC            34  8 11 14 36 46 38 -10 
15 SRIRACHA SUZUKI F 34 10  7 17 48 53 37 -5 
16 KHONKAEN FC       34  8 12 14 40 54 36 -14←★★ 
====以下、Division2降格===
17 RAYONG FC         34  8 12 14 48 62 36 -14 
18 RAYONG UNITED FC  34  6  9 19 37 57 27 -20 


我らがコンケーンFCは16位でdivision1残留確定。
最終戦で1-3で負けてしまい、勝ち点と得失点差で並んでしまいましたが、
直接対決の結果で上にいったようです(公式からそう読めるが・・・)

中原&永坂加入後:14試合4勝4分9敗
中原or永坂先発時:6試合1勝3分3敗

あえて厳しい言い方をしますが、
結果だけ見ると、彼ら2人はコンケーンFCの勝利に貢献するどころか、
先発した試合ではチームの足を引っ張ったと言えます。

加入時点では12位だったチームを降格圏に落とし、
リーグ事情で(?)降格圏が15位以下から17位以下に下がったおかげで残留できた。
もし降格しようもんなら、大ブーイングを受ける覚悟があったのでしょうか。

通用する部分があったのかもしれませんが、
現状の彼らは、タイリーグ2部相当のクラブでさえ
それほど多くの出場機会ももらえない立場。

チャオコンのレポートを読むと、得たものがあったようですが、
今まで以上に厳しいトレーニングを重ねないと、
出場はおろかベンチに座ることすら適わないぞ!
と期待も込めて、苦言を呈しておきます。


通算成績は整理中ですが、彼らの出場全記録を記録しておきます。
(たぶん間違いもあると思いますが、TPLの公式サイトがイマイチなせい、ということにしておく)


出場記録
31節まで。
永坂勇人:出場5試合、先発5試合、フル2試合※、出場時間262分※、0得点
中原彰吾:出場11試合、先発6試合、フル1試合※、出場時間298分※、1得点
※フルと出場時間は未確認(24節までのまま)

【[Division-1 KHONKAEN FC 試合結果】
第34節 11/2(土)
KHONKAEN FC 1-3 AYUTTHAYA FC 
(14位36p)   (8位41p)
永坂勇人(先発出場→60分)
中原彰吾(先発出場)

第33節 10/26(土)
AIR FORCE AVIA FC 1-1 KHONKAEN FC 
(1位68p)         (15位35p)
永坂勇人(出場せず)
中原彰吾(途中出場→76分)

第32節 10/26(土)
KHONKAEN FC 3-2 NAKHON PATHOM UNITED 
(16位32p)    (8位39p)
永坂勇人(出場せず)
中原彰吾(途中出場→87分)


第31節 10/5(土)
TTM FC 2-2 KHONKAEN FC 
(14位34p)   (16位31p)
永坂勇人(先発出場→?分)
中原彰吾(先発出場→?分)

第30節 9/28(土)
KHONKAEN FC 0-3 BANGKOK FC 
(15位31p)    (4位52p)
永坂勇人(出場せず)
中原彰吾(途中出場 60分→)

第29節 9/22(日)
NAKHON RATCHASIMA FC 3-2 KHONKAEN FC 
(5位42p)          (15位31p/降格圏)
永坂勇人(出場せず)
中原彰吾(出場せず???)

第28節 9/15(日)
KHONKAEN FC 1-1 PTT RAYONG FC 
(15位30p/降格圏) (2位49p)
永坂勇人(出場せず)
中原彰吾(出場せず????)

第27節 9/7(土)
RAYONG UNITED 2-1 KHONKAEN FC 
(18位18p)     (15位27p)
永坂勇人(出場せず)
中原彰吾(出場せず)

第26節 8/31(土)
KRABI FC 1-1 KHONKAEN FC 
(10位31p)   (12位29p)
永坂勇人(出場せず)
中原彰吾(先発出場→?分)


以下は、前回調査分まで
25節まで。
永坂勇人:出場3試合、先発3試合、フル2試合、出場時間262分、0得点
中原彰吾:出場5試合、先発3試合、フル1試合、出場時間298分("途中出場→8分"が本当の場合)、1得点

中原&永坂加入後:8試合3勝1分4敗
中原or永坂先発時:4試合1勝1分2敗

第25節 8/24(土)
KHONKAEN FC 3-2 RAYONG FC
(12位29p)    (17位17p)
永坂勇人(先発出場→82分)
中原彰吾(先発出場→90分)

第24節 8/21(水)
PORT LIONS FC 2-0 KHONKAEN FC 
(3位43p)     (15位26p)
永坂勇人(出場せず)
中原彰吾(先発出場→46分)

第23節 8/18(日)
KHONKAEN FC 1-0 FC PHUKET
(13位26p)     (7位33p)
永坂勇人(出場せず)
中原彰吾(出場せず)

第22節 8/14(水)
SRIRACHA SUZUKI FC 1-0 KHONKAEN FC 
(13位23p)       (14位23p)
永坂勇人(出場せず)
中原彰吾(途中出場→8分)

第21節 8/11(日)
KHONKAEN FC 2-2 SIAM NAVY FC 
(12位23p)    (16位19p)
永坂勇人(先発出場)
中原彰吾(先発出場/1得点(PK))

第20節 8/3(土)
KHONKAEN FC 2-0 BB-CU FC 
(12位22p)    (10位26p)
永坂勇人(出場せず)
中原彰吾(出場せず)

第19節 7/21(日)
KHONKAEN FC 0-2 SARABURI FC 
(14位19p)    (5位28p)
永坂勇人(先発出場)
中原彰吾(途中出場/64分)

第18節 7/6(土)
TRAT FC 1-0 KHONKAEN FC 
(6位27p)  (12位19p)
永坂勇人(出場せず)
中原彰吾(出場せず)

posted by sca25 |02:12 | タイ・ベトナムパートナーシップ | コメント(0) |

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