コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2006年07月04日

中田英寿さんを想う。

びっくりするくらい早い引退。でも、時期としては絶妙だったかもしれない。

私が中田のプレーに目を奪われるようになったのは、フランスW杯のアジア予選。

そして、代表で中田のプレーの本質が見られたのは、2001年3月の惨敗の対フランス戦。

このゲームではぬかるんだピッチコンディションでまったく実力を発揮できない

チームメイトを尻目に、抜群のキープ力と豪快なシュートが光った試合だった。

そのときの彼は「お前らが駄目なら、俺がやる」と言っているようだった。

しかし、時とともに彼に対するチームの要求の変化が、プレーの質を変え、まわりの状況も変え、

時には傲慢なプレーに見えたパスやドリブルが影を潜めて行った。

また、日本国民が抱いた彼への期待はそうとうなものであっただろう。

政治家のそれとは比べ物にならないくらい大きな期待で、20代の若者

にとって、時には押しつぶされるほどのものだったと思う。

とにかく、お疲れ様でしたというしかない。

彼が残したメッセージを忘れないように、心に刻もう。

いつか、日本が強くなったとしても、彼の言葉は日本のサッカー選手の

ソウルとなるべき言葉だ。

そして中田ヒデにはずーっとサッカーと密接な関係でいてほしい。

posted by なかさん |12:44 | コメント(4) | トラックバック(0)