2006年05月04日
第1クールを終えて
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 昨日の試合で第1クールを終えました。 ここまでの収穫は・・・ ①右サイドのキープ力と突破 ②フッキが普通にやった時の実力 ③西谷のパスが健在 ④砂川のフッキ、サイドに預けた後の動き ⑤大塚の守備力と攻撃への早い切り替え だと思います。 それから見えてきた問題点 ①フッキ頼みのチームになりつつある。 ②攻撃時のフィニッシュとそれにつながるバスの精度 ③不安定なDF陣 昨シーズンの問題点(ゴール前の突破力、試合を落ち着かせるMF、 サイドからの攻撃力)がある程度解消されていますが、それに頼りすぎて いるように思います。 昨シーズンの良かったところ、「短いパスをつなぐ事が出来なくなった時、 長めのパスを前線に送り、早い攻撃をする。」 これはカウンターではないかと感じる方もいるかと思いますが 柳下監督も、選手たちが考えてプレーしているとある程度評価していた部分です。 ボルトンの中田選手も以前、前にスペースがなく、攻撃が手詰まりした時 チーム全体で少し、引いて相手ゴール前にスペースを作ろうと言っていた ことがあります。カウンター気味になっても、これはリアクションでは なくアクションサッカーです。 自分たちが動いてスペースを作り、 攻撃する。なにも選手たちのポジションチェンジばかりがアクションサッカー ではないと思います。 第2クールに入ると札幌は各チームの特色を分析し、試合に臨むでしょうが、 相手も同じです。 これからの戦い方で、試合の流れを見て、攻め方を選手たち が工夫して、時には少し引いて、相手チームエリアにスペースをつくり、 そこを巧く使ったりする・・・要するに単調な攻撃ではなく、緩急をつけて 相手を混乱させるようにしていったらどうかと思います。 昨日のJ’goalで仙台の監督が 「札幌が攻撃の形を作ることができたのは、フッキが絡んだときだけ。そのフッキを抑えることができていたし、それ以外の攻撃で気をつけるべきはクロスだけ。」 とコメントしております。このコメントを真摯に受け止め、今後の札幌の 躍進につなげてもらいたいです。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
posted by なかさん |19:22 | コメント(9) | トラックバック(0)