2010年03月01日
観たから…書くけれど。
VS 大分(PSM)2-2ドロー(苦) かなり久しぶりの更新(-_-;;) 相変わらず"忙殺"モードを脱出していないが…観たからには書こう。 前回の記事から3週間以上があいた。 一応、前回記事からの継続性を持って、注目ポイントを決めようということで… ①高い位置でのチャレンジは機能するか。 ②バランスを崩しての攻撃後、"どのような形"で守れるか。 果たして…。 以下、覚書。 システムは4-4-2。 配置は↓ キリ 近藤 藤田 内村 上里 宮澤 岩沼 石川 西嶋 李 高原 後半から、藤田、内村が逆に。 交代で、内村→砂川、キリノ→ゴン。 攻撃面では、わりとパスは繋がった。 大分がわりと引いてブロックを作っていたので、プレッシャーがきつくなかったということは言えるかもしれない。 ただ、試合序盤、DFラインの裏を徹底して狙い、両SH、2トップを走らせたことにより、大分は"ラインを上げにくかった"ということも言えるかもしれない。 近藤が動けているうちは、効果的な縦パスを入れられた。 Wボランチが上里、宮澤だったことも、要因か。 近藤のポジショニングは及第点。 DFラインのギャップや、DFラインとボランチの間に顔を出し、縦パスをおさめていた。 ここが終盤、難しくなり、サッカー自体が難しくなったのも事実かと。 攻撃時は基本的に、4-4-2を2-3-3-2(?)にシフト。 配置を見ても、"そうなるな…"とは予測できたが。 昨年も"2バック気味"で攻撃していた時もあったので、"意外"には感じなかった。 問題は…守備に"対策"が講じられているか、ということ。 極めて攻撃的にいったと言える(?)わけだが、 残念ながら、"ゴールの匂い"がする決定期を、多く作ったのは大分。 ゴールを獲られても、おかしくなかったシーンを以下に。 18分、大分のCKを跳ね返した後。キリノのドリブル→パスで早い攻撃を狙ったが、カットされてショートカウンター。オフサイドも取れず、エリア内から被シュート。高原セーブ。 27分、高原のゴールキックを跳ね返される。それをダイレクトでスペースに出されて、石川と西嶋の間を大分FWにやられる。 43分、大分のスローインからワンタッチでつながれ、右サイドをやぶられる。右サイドからクロス→藤田が戻ってクロスを跳ね返したがセカンドを拾えず、ミドルを打たれる(ポスト直撃)。 後半すぐ、左サイドをワンタッチプレーでやぶられ、石川が裏をとられてエリア内からシュートされる。高原がセーブ。 63分、大分のゴールキックを大分FWがポスト、こぼれたが、宮澤、上里間でもたつき、ロスト。ワンタッチを2回で西嶋、岩沼の間を通され、エリア内から打たれる。高原がセーブ。 67分、ハンジェから近藤へ。近藤がつぶされるがアドバンテージの判定。近藤のポスト→宮澤から藤田へのパスが短く、クリアされる。右サイドでひとつつながれ、相手陣内よりDFラインの裏へアーリークロス(ハンジェと宮澤でディレイできず)。石川が1対1に負け、失点。 69分、大分左SBが縦にロングフィード、西嶋が競り合うが触れず。こぼれを西嶋が先に押さえたが、後ろから奪われファールで止める。そのセットプレイで失点。 (砂川投入) (73分、早いリスタートから左の砂川へ、上里に戻し、縦へ、近藤が砂川へ落とし、砂川がCB間のスペースへ。近藤のヘッド→ボレーでゴール) 81分、大分のフリーキックをがっちりキャッチした高原が、左へ展開。宮澤からカウンターを試みるが、岩沼の落としを宮澤がさばけずロスト。ショートカウンターをくらい、エリア内からシュートされる。高原がセーブ。 エリア内からの被シュートが多い(-_-;)。 よく2失点で済んだな…とも言えるか。 多くの時間、2バック状態だったため、単純に、速い攻撃にもろさを見せたと思う。 そして、自軍からのカウンター不発による、ショートカウンター(苦) 高い位置に人数を送り込みながら、パスの出所を潰しきれない、ディレイをかけきれない(苦苦) 60分過ぎくらいからは、運動量も全体的に落ちた(と思う)。 宮澤、上里のWボランチは、わりと守備意識を高く持って、頑張っていたように思う。 が、ポジショニングはよくても、相手を止められない場面は目についた。 そして、攻撃でも判断のまずい面が。 二人とも技術がある分(意図的に繋ぎを重視してプレイしていたと言えるかもしれないが)、"危険な位置"でもシンプルにさばかない場面が。そこからピンチも招いていた。 正直… "J2で勝てるサッカー"でもなければ、"J1で通用するサッカー"でもなかった(ような気がして↓↓↓)。 私の注目点①、②については、残念ながら課題を残していた。 どう変えてこられるか…。 週末には開幕。 不安は尽きない。が、楽しみであることに変わりはない。 追伸 "2バック"サッカーをするなら、アンカーに芳賀は必須。 じゃないとCBの消耗が…。 西嶋を右SBにおいて、CBに堀田の方が…なんとなく期待感がUPするような…。 J2中位以下のチームの、"必殺、リトリート→ロングボールカウンター"。 PSMのままなら、↑のサッカーとは、相性が悪いままであろう(苦) 現状の、"ポゼッション攻撃"には、相手に"カウンターを出す間を与えない"ほどの脅威はない。 "リトリートしていてもダメだ"と思わせることも…多分できない。 リトリート&速いFWを持っているチームには…苦戦必至か。 さて、久々の…情報収集をしてみるか(いや、無理か↓↓)(苦?)
posted by はげお |22:09 | "観方"覚書 | コメント(0) | トラックバック(0)