コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2010年11月29日

来季へ…"不安>期待"("現状では"のお話)

VS 福岡(第37節)0-0でビミョー…。

前回の記事に、

>久々、"観る"モードにするか…最近、グダグダな記事しか書いていないし(苦笑)。
>今節、内村→横野としたのは次節、横野の1トップで行くためか…!? 悪くない交代だった

と記したのだが…スタメンを確認して…"見る"に決定した。

以下、覚書(雑ぱくに)

フォーメーションと配置。

     高木

三上   砂川   藤田

   上里 芳賀        

岩沼 藤山 吉弘 西嶋

     佐藤

内村が累積で出停。怪我人で選手が異常に少ない状況。
この状況にありながら、出場機会を得られなかった、横野と上原…。
なんのために保有している"FW登録の選手"なのであろうか。
高木は1トップよりも中盤に置いた方が機能すること…これは間違いない(と思う)。
であれば…
個人的には以下でスタートし、積極的に交代もしていく"狙い"の方が、現状を考えてもよかったように思えてならない。

     横野

三上   高木   藤田

   上里 芳賀        

岩沼 藤山 吉弘 西嶋

     佐藤

試合は…
前節で昇格を決めた福岡。ホーム最終戦でかつ久藤選手のこともあり、それなりのモチベーションで戦いたかったのであろうが、疲労もかさんでいて体がついて行っていないという感じ。
コンサも、中盤より先をどう工夫し点に繋げるかという部分の課題(もっともこの部分はそう簡単には進化しないが)が再確認された感じ。

前節はハイプレッシャーをかけられなかったこともあり、わりと有効に機能していた上里も、今節の福岡くらいのプレッシャーをかけられると、判断も含めたミスが多くなった。
前節厳しい状況で投入された佐藤も、前節よりフィードに冴えがなかった。
前節の得点は西嶋の頭。あのゴールは藤田のクロスがよかったことももちろんだが、西嶋のポジショニングの妙…意外性による部分は大きい。
今節の攻撃面では、意外性を生み出すような"変化"はつけられず…。

後半頭から下記の配置にシフト。

     三上

砂川   高木   藤田

   上里 芳賀        

岩沼 藤山 吉弘 西嶋

     佐藤

三上のポテンシャルというか可能性というか…そういう部分には"期待"を持てるか…というのが顕著な"前向きポイント"だろうか。

これで、10勝13分12敗。負け越しが確定。
最終節では…何が見(観)られるのだろうか…。
来期への"希望"が…何か明確に見えたら…よいのだが。


追伸
契約満了の選手が発表された(書く前に情報収集したことを反省)。
吉弘、藤山、箕輪、砂川はわかっていたが、加えて、ハンジェと堀田。
DF陣をこれだけ放出して大丈夫なのだろうか…。
来期、また"ディフェンスを安定"させるところからやり直しにならなければよいのだが…。
正直、現状では"期待感<不安感"である。
財政が厳しく、補強はそう効果的なものにはならない(これが現実)だろう。
最低限、石川を保有できなければ…。
西も新潟に完全移籍が濃厚な様子。
"生え抜き売り(「下部組織から育て上げた選手=生え抜き」とする)"をしなければならないほどの"財政難"(苦)
そんな中で、HFCが"どんなチームを目指すのか(どんなサッカーを目指すのかを含む大きな意味で)"を明確に示せるのかどうか。
現時点では、来期の目標は"J1昇格"ではなく"昇格争いをする"が現実的な線(というかこれでも贔屓目かとも思う)。
監督のこともそろそろ決着を見たい。
この状況+監督交代となると…来季はかなり厳しいことになる可能性が高いように思う。
私的には、石崎監督続投であれば、目標は"昇格争いをする"。
そうでないならば、"3年後に○○をする"が妥当な目標ではないか…という感じ。
もちろん、"現時点"は変化していくものであるから、最終節を含めて、暖かく見守り("妄想"しながら)コンサのサッカーを楽しんでいきたい。

最終節を生観戦するか否か…もう少し悩むことにしよう…。


追伸2
12月15日に曽田さんが、網走のある小学校で道徳の授業の講師を務めるとのこと!

posted by はげお |18:53 | "観方"覚書 | コメント(2) | トラックバック(1)

2010年11月23日

"見る"で楽した"ダメサポ"…(猛省)

VS 横浜C(第35節)1-0で●

引き続き…"見る"モード。
前回記事の『石崎監督退任』は誤報とのこと。

フォーメーションと配置。

     内村

三上   高木   藤田

   上里 芳賀        

岩沼 藤山 吉弘 西嶋

     高原

内容はまずまず。水戸戦よりはよかったように感じた。
芳賀が累積警告で次節出られないことが"最懸念"事項。


VS 徳島(第36節)1-0で○

フォーメーションと配置。

     内村

三上   砂川   藤田

   上里 高木        

岩沼 藤山 吉弘 西嶋

     高原

石川が戻ってくると思っていたが…怪我の模様(-_-;)

徳島が"2連勝"で来た割に…元気がなかったような印象。
スケジュールの"キツさ"もあっただろうが、徳島の"サッカーの選択"に助けられた面もあったように思う。
芳賀が出られず、上里-高木で組んだCMF。
わりとバランスがとれていて、いつもより上里の運動量も豊富。
しかしながら、そこに対する徳島のプレッシャーが、思っていたほどキツくなかった。
前半の序盤に、CMFのところに"ハイプレッシャー"をかけられなかったことについて、見ていて"ラッキー"と思ってしまった。
徳島がわりと慎重にサッカーに入ってくれたことが、不安があったCMFの部分を"楽にしてくれた"とも言えるか。

決定機を前半はけっこう作られてしまった。
それについては…まあ、"仕方がない"と考えるのが妥当か。
後半、藤田のクロス→西嶋の頭で先制。
よいゴールだったと、素直に思う。

失点してもおかしくない場面はあったが、0で終われた。
得点については…正直2点取りたかったところ。

思うところは多々あるが、"それなり"に次節"福岡戦"が楽しみになった(福岡は昇格を決めてしまったが…)。
久々、"観る"モードにするか…最近、グダグダな記事しか書いていないし(苦笑)。

今節からの懸念…("見る"だったから…内容のことは除く)
①札幌ドームで10000人を集客できなかったこと(苦苦苦苦苦)
②高原の怪我(代わった佐藤はあのタイミングでの投入にもかかわらず"よかった"と思うが)
③内村の累積警告→出場停止(不要な黄紙で。今節、内村→横野としたのは次節、横野の1トップで行くためか…!? 悪くない交代だった)
④ここ2節のスタメンCBの2人が、既に来期"チームにいない"ことがわかっていること(苦)
⑤来期の監督…そろそろ明確になって欲しい(石さんに続投要請をしたようではあるが)。

残り2試合。
今節の勝利で、10勝12分12敗。
あと2つ勝って、せめてオール12で終わりたいところである(あまり意味なし)。
最終節の熊本戦…久々"生観戦"を試みようか…と思案中。天候次第か…。

posted by はげお |19:40 | "観方"覚書 | コメント(0) | トラックバック(1)

2010年11月15日

再脳揺

VS 水戸(第34節)1-1…。

フォーメーションと配置。

     内村

三上   高木   藤田

   上里 芳賀        

岩沼 石川 吉弘 西嶋

     高原


試合については、諸事情あって"観る"ではなく"見る"になってしまったので、書かないことに(苦笑)

"アフターゲームショー"を見ていて…"脳揺復活"となった(苦)

『石崎監督退任』

事実関係を調べねばと思い、調べていたら…違う情報に遭遇。

『吉弘退団』

しばらく"脳揺"で行きそうなので、休むことにするか…。

posted by はげお |08:28 | "観方"覚書 | コメント(0) | トラックバック(1)

2010年11月07日

"脳内の揺れ"がおさまるに十分なモノが観られた試合。

VS 千葉(第33節)1-0で勝利。

前節の敗戦があり、"何ができるか"を観戦の焦点に。
結果よりも内容重視での観戦に決定。

事前に情報を得ない主義だが、昨日、砂川、藤山、箕輪が今シーズンで退団という話を知ってしまった。
三上のトップ契約の情報も。
来季に向かっての"線の中の点"…そんな目線で試合を楽しむことに。

以下、覚書。

フォーメーションと配置。

     内村

三上   高木   藤田

   上里 芳賀        

岩沼 石川 吉弘 西嶋

     高原

藤田は前節に続いてのスタメン、岩沼がケガ明け2試合目でのスタメン。
スタメンに宮澤が入っていないものの、"来季を強く意識させられる布陣"…個人的にはそんなふうに感じた。

千葉との差…技術の差、モチベーションの差は、言うまでもない。
技術の差は簡単に埋まるものではない。
モチベーションも、"昇格争い"に追い込まれた千葉と同等にはならない(人間とはそんなものだと思っている)。
コンサが"いい勝負"に持ち込むには、サッカーの"引き出し"を状況に応じて適切にチームとして使うこと。
それしかないように思った。
そしてそれは、今季のコンサに個人的には最も求めていたこと。

結果が勝利で終わったことはもちろん嬉しい。
が、個人的には内容の部分で喜びたい。
結果はともかく内容は"イマイチ"と思われる方も多いように思うが…。

前半、気力が十分な千葉に対し、入りとしては"目指すサッカー"を変えない選択だったと思う。
当然、技術とモチベーションの差が表れ、千葉に一方的な展開を許すことになった。
前半の30分くらいまで(だったか?)はシュート0で、何もサッカーをさせてもらえない展開。
しかし、その時間辺りで、サッカーをシフトした。
パスをつないで崩そうとする意識は持ったまま、ブロックをしっかり組んで守り、セカンドボールを拾えるようなことを意図したサッカーにシフト。
目指すサッカーができず、完全に"受動的"にそうせざるを得なくなっていたのであれば、消耗も激しく、後半もサッカーにならなかったのではないだろうか。
完全に"受動的"ではなく、ある程度"主体的"にサッカーを変えた…贔屓目が過ぎるかもしれないが、個人的にはそう観る。
実際、前半の終盤にシュートを4本(だったか?)放つことができている。
カウンターで決定機も作った。
ここで大切なのは、カウンターで決定機が作れるのであれば、"カウンターサッカーを追究すべき"という"錯覚"をおこしてはいけないということである。
あくまで、ポゼッションしてのパスサッカーを目指しながら、それが上手くいかないという状況があって、カウンターという"引き出し"を使う選択ができることが重要だと思っている。

0-0で前半を終えて(高原様に大感謝!なのは言うまでもないが)、
後半の立ち上がりに、またサッカーをシフトした。
前半、優位に立てなかったサッカー、前からある程度行くサッカーを選択。
前半に点を取れなかった千葉の心理に適した選択であったと思う。
コンサのシュートは10本強だったと思うが、そのほとんどは、30分から60分の間で放たれたもの(だと記憶している)。
実際、前に出るコンサに対して、千葉はハイプレスをかけにくい状態に陥った。
そこで得点することができれば、本当に申し分なかったのだが。

次第に千葉のペースに試合は戻されるが、これは仕方のないこと。
出来はよかったが、疲労もかなりのものであったに違いない内村をout→宮澤をin。
その後、三上をout→砂川をin。
三上はよい経験になったゲームであっただろうし、その経験値を与えたことにはとても価値があると思う。
が、個人的には"よい意味ではない"三上の"若さ"が目に付いたゲームでもあった。
ケガ明けの岩沼と三上が並ぶ左サイドは、ギリギリのところで持ちこたえていたと思っている。
高木が左に流れることも多かった。実際、高木が左サイドでプレーすることが得意だということも関係するのかもしれないが。

得点が動かず、千葉に焦りがあったのは間違いない。
が、押し込まれながらも、"雑なサッカー"をコンサがしなかったという点も評価すべき点。
それが、あの砂川の精度が高いクロス、その直前のサイドでのパス交換、宮澤のゴールを生んだと思う。
宮澤の前に2枚(高木と藤田だったか)いて、エリア内にしっかり人数をかけていた。
千葉にとっては悪夢の1点だろうが、コンサ視点で観れば、偶然性を必然性がはるかに上回るゴールだった。

数字を観れば、千葉が一方的な試合をしたと言える。これは間違いない。
だが、千葉はよく言えば"自らのサッカーを貫いた"だが、悪く言えば"一辺倒に陥った"である。
試合の中で、サッカーの"引き出し"を数多く開けて使ったのはコンサ。
そんなふうに思っている。

"自らのサッカーを貫く"というのは大切なこと。
使える"引き出し"が多くないのであれば、それは尚更である。
ナビスコカップの決勝を見たときにも、そんなことを思った。
2-1で磐田をリードした広島。
最後の交代カードを切る時に、どんな判断をするか…と注目したが、広島の選択は"守りきること"だった。
広島のできることの"引き出し"にそれがあったなら、あの状況ではその選択は理にかなっていて、当然の選択。
ただ、個人的には"嫌な予感"を感じたのも事実。
サッカーの"引き出し"としては、磐田のそれの方が広島を上回ると思っていたから。
結果は、前田選手のゴールで2-2に…延長に突入し、面白いゲームの果てに、磐田の優勝。
"たられば"はないのだが、もし、広島が最後のカードとして"佐藤寿人"を切っていたら…
結果は違ったかもと思わずにいられなかった。
佐藤寿人選手個人がどうこうということではなく、"サッカーの選択"という部分でのこと。
広島は"自らのサッカーを貫く"ことの方が、勝利に近い選択だったように思えてならない。

柏は順当に今日昇格を決めた。
千葉も今季のJ2では、抜けた戦力を保持している。
だが、思った以上に苦戦している。
"自らのサッカーを貫く"意識のあまり、サッカーの"引き出し"が少ないからではなかろうか。
ネルシーニョ(柏監督)が「勝つことは難しいが、勝ち方を知っている自信」というような話をしていた。
昇格を決めた後のコメントだが、"知的"な部分のコメントだったので、印象的だった。

今季のコンサは"大苦戦"の連続だった。
結果は、予想をはるかに下回るものになっている。
しかし、この1年で"できるようになったこと"は、そんなに少なくないと思う。
石崎監督が続投になるか否かはわからないが、もし、来季も監督を務めるのであれば…
この2年間で培った"できること=引き出し"を使って、"戦術"を組上げ、結果を出すこと当然が求められる。
2桁順位で終われば…監督が代わる可能性は高いか…。
石崎監督自体が、自ら退任する可能性だってある。
ただ、石崎監督が2年間で"できるようにしたこと=引き出し"に自信や手応えを持たれていて、来季も監督を務める意志をお持ちであれば、
それがコンサにとって、"よりよい道"であるように思えてならない。

まずは残り試合に注目。
観方は…内容重視で"楽しむ"方向で。

posted by はげお |20:47 | "観方"覚書 | コメント(0) | トラックバック(1)