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2017年06月05日

神戸戦所感

課題が浮き彫りになった5月を終え、6月唯一のホームゲーム(リーグ戦)の神戸戦は悔しい逆転負けを喫してしまいました。

コンサドーレもかなり早い時間帯で先制点をとって、神戸を慌てはさせましたが、ことごくチャンスを作っても決定機を外してしまえば、負けてしまう典型的な試合展開のパターンでした。

都倉選手は、何度かゴールチャンスがありましたが浮かせて外しまくってました。
特に後半はじめにディフェンスラインを抜け出してキーパーと1対1の場面がありましたが、後ろを気にして振り返ってしまった場面は都倉選手らしくないなと思いました。

また、失点する時間帯も、前半ロスタイムと後半終了間際と、集中力が足りなかったと言わざるを得ません。
特に1失点目はガンバ大阪戦の時と似たような時間帯での失点で、相手チームの戦意を高めてしまうマズイ失点でした。

今回現地観戦をしていて気になったのは、監督をはじめとする首脳陣のゲームプランが、ハッキリしなかった点です。

これは今シーズンの課題でもある選手交替のタイミングの悪さ(遅さ)もかかわっています。

試合にうまくフィットしていなかった選手や、この時間まで点が入らないなら引き分け狙いにするとか、割りきってスパッと選手交替や守りにはいるくらいの気概を見せてほしいです。
選手やサポーターに優しさや気遣いはしなくてもいいのではないでしょうか。
何がなんでもJ1に残留するのに、試合途中でそういう手段しか選ぶことができないのであれば、サポーターも受け入れるしかないと個人的に思います。
今シーズンを残留元年にするのであれば、そういう覚悟も必要だと思います。

今月はリーグ戦で上位に位置する柏、鹿島とアウェーで対戦します。
アウェー未勝利というデータや、戦力も踏まえると相手の方に分があるのは明らかです。

強敵に対して、どのように勝ち点を拾っていくのか、注目していきたいと思います。

また、状態が上がってきている現在控えの選手、ケガから復帰してきた選手、本来のポジションで配置されていない選手をどう起用していくのかも今月の見所ではないでしょうか。


最後に試合を観ていて気になったところをピックアップします。

①攻撃パターンについて
少しずつですが、攻撃パターンも増やそうとしてチャレンジする回数が増えてきました。いい傾向です。
しかし、パスを意識してしまうと、今回の1失点目のような中途半端パスも生じてきて、相手のカウンターの餌食になってしまうので、要注意です。

②ゴールキックについて
次に、マイボール時のゴールキックの場面で、菅選手をターゲットにして蹴っている場面が何度かありましたが、ラインを割ったりや競り合いに負けて次の攻撃に繋がりませんでした。
ゴールキックの精度がいまいちだったのもありますが、背の低い選手に向けて蹴って競り合わせるという意図が個人的にわかりませんでした。

③中盤の構成について
コンサドーレはトリプルボランチを現在採用しています。
どちらかというと守備重視の布陣になるかと思いますが、中盤の両サイドもディフェンスラインに吸収されてファイブバックになることが多いです。
そうなると、こちらの攻撃で仕掛けていく時に、前線との距離が離れている布陣にしていることもあり、どうしても攻撃の人手が足りず、横パスやバックパスをして、自らの得点チャンスを潰してしまっている印象です。

ボランチとフォワードをつなぐ位置(タメをつくれて配給できる)に選手がいれば、後方の選手も攻撃参加しやすい環境が作れて色々な戦い方ができるのではないかと素人ながら勝手に思っています。

posted by 358hcs |12:34 | コメント(0) | トラックバック(0)