ガンバレ熊本、ガンバレ九州!
(大分は九州の中にまとめさせていただきました)
2014年(平成26年)と言えば、札幌は財前監督でスタートし、バルバリッチ監督に交代、シーズン途中小野伸二選手が加入した年です。
その年にJFLに参加したチームが翌年にはJ3優勝、今シーズン初参戦にしてJ2の強豪チームを脅かしています。
恐るべき攻撃力、長州力!レノファ山口FC!
対する我らが北海道コンサドーレ札幌は、今シーズン「苦手」「鬼門」「ジンクス」をことごとく打ち破り5連勝中現在首位!初物なんて心配は不要です。
純粋に「J2屈指の攻撃力」の山口に「J2屈指の守備力」の札幌の対戦に注目しました。
【前半】(ジャッジはいわゆるアレでしたけど)
前半は0-0、見ているかぎり山口の選手から「やりづらい」という声が聞こえてくるような内容でした。ペースとしては札幌だったと思いますが、BIGチャンスを作るも得点無し。
【後半】(やっぱりジャッジはアレでした)
開始早々ジュリーニョ選手が倒されてのPKは正直ラッキーだと思いました。それを都倉選手がスリルたっぷりに決めて先制!しかし・・・
「1点とれば勝てる」という5試合連続の結果は出来すぎです。
「早く2点目が欲しい」と思っていたら内村選手の3試合連続ビューティフルゴールがあっという間に決まってしまいました。好調な選手&チームはこういうものなのでしょうか。
札幌は2ヶ月ぶりの複数得点、昨日の大韓航空機出火の影響で当日入りを余儀なくされた山口には心身ともに厳しい2失点目・・・のはずでした。
ここでパワーバランスをとるかのごとく深井選手がイエローカード2枚で退場していまいました。
一人少なくなりましたが「3点目を奪って試合を決める」という選択肢が無くなったおかげで、チームとしてやることが明確になりました。とにかく「しっかり守って」という祈るような気持ちの中、ジュリーニョ選手のミドルシュートがあっさり決まり、3点目!これより三役FW3人そろい踏みです。
ここで「勝利は確定」と思った私はいくつになっても甘ちゃんです。
失礼ながら山口には知っている選手は一人もいません。
しかしながら試合終盤に見せた山口というチームが見せた怒濤の波状攻撃と運動量と質には、身震いしました。
あまりの猛攻に進藤選手のファールでPKを与えてしまい、1点を返されます。無失点記録が途切れた残念さより、このまま追いつかれるのではないかという、恐怖感すらありました。
【試合結果と印象】
3-1と数字だけみれば快勝だったのですが、対戦が5連勝する前の時期だったら結果は逆だったかもしれません。
今日見た超攻撃的チーム「レノファ山口FC」大変魅力的でしたm(_ _)m
そのチームに勝って6連勝首位キープの我らが北海道コンサドーレ札幌。
以前内村選手が「勘違いでも何でもいいからとにかく勝って」というような事を言っていましたが、勝ち続けているうちにコンサドーレの強さは本物に近づいていると感じた次第です。