2012年05月08日

『ミスが多い』の捉え方によって

J1第10節

NISSAN  2-1  人


今村Bのクソ笛に憤慨しながらも、まぁ結果としては戻ってくるモノでもないから
ソコはとりあえず置いといて、

チョクチョク監督のインタビューで出てくる『ミスが多い』の一言。

これに対する選手達の捉え方によって、これまでの結果があるのかなぁ・・・
なんて思います。



個人的には
『技術ではなく判断のミス』
『そしてそれは相手メインで考えて』
という意味で捉えています。
なぜならば、そう捉えればこれまでの結果に対して納得がいく部分が多いから。


例えば、ある相手選手にボールが飛んできたとして、それに対して
 ・相手がゆとりをもってキープできそうなボールなのか
 ・はたまたヘッドで裁くのが精一杯のボールなのか
とかいったような判断は果たしてどうなっているのか。
この判断を間違うと前者の場合は容易にキープされてしまい、
後者の場合もムダな人数が無理に競りにいったり、
その後こぼれるボールに対しての人数や予想の不足が起きたりして
結局同じように容易にキープされる可能性が高くなってしまいます。

こういった例一つとっても守ってばっかになるのはもう自然な流れです。
2失点目だって技術的ミスよりも判断のミスでしたし。


もちろん『タメがない』などとかボールを持ってからの技術話だってあるんですが、
場面としてそもそもの絶対数を見れば、『ミスが多い』部分の主眼としては
恐らくこういったような所がメインになってくるでしょう。




まぁこういう話って『選手達にどうやって理解してもらうか』と考えると
指導する側からすると難しい中身ではあるんですよね。
一から、もしくはそれに近い所からのチーム作りの場合にはよくブチあたる壁でございます。
逆にいわゆる強豪チームを指導していればほとんどやる必要のない事です。
(基本的にスゴイ選手・良い選手というのはこういったスキルを持っている)
ウチの前監督さんについて
『どこかのトップレヴェルのチームの指揮を取ったら意外とフィットするかもよ』
なんて自分なんかが思う主な理由はこういった所から来ています。


レヴェルの高い練習というのは、技術の話よりも判断の話が中身として濃いんですよね。
(河合あたりが練習中怒ったりするのは、判断の部分がカラッポだったりした時です)
現状のコンサではそれを実現できていない選手がまだまだ多い状態で、
『後々の事を考えて、自力というか自分発信の行動でつかむんだ』
という流れにスタッフ側はなっているんでしょう、恐らく。

『イヤイヤそういう事だってもっと指導していけよ!』『だから監督が・・・』
となる方もモチロンいらっしゃるでしょうし それを否定するつもりもないんですが、
自分なんかの考えだと『今はとりあえずはそれで良いのかな』とは思っています。
選手の自分発信でつかんでもらった方が忘れにくいですし そして金ないし

もし現段階の大宮さんあたりがチームとしての最終目標になるのであれば
話がある程度変わってもくるんでしょうけどね。
(例えで出した大宮さんスイマセン、あくまで『現段階の』です)


とりあえずどうしていくにせよ、自分なんかは小市民一サポなので、
チームの決定を尊重して応援するのみです。




まぁ色々とあるんですが、今回に限っては無事試合が終わった事が一番の幸い。
後になって関東北部の竜巻や突風・落雷などのニュースを見たもんですから、
『そういったモノがもし試合中に直撃していたら・・・』なんて考えちゃって。
いやそもそも他人事にしちゃあいけないんですけどね

グリスタの扱いが果たしてどうなるのか気になるところです。
鹿スタのパターンになったら蜂な皆さんは大変そう・・・


追記(00:30):

結局鹿スタパターンになったようですね

posted by しゅ~ちょ~ |00:20 | コンサ | コメント(3) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:『ミスが多い』の捉え方によって

こんばんわ
ヘディング合戦後のボールってたいてい相手のボールになる気がします。なんか悲しい。

サイドをえぐってったり、ぐりぐりドリブルしたり、狭い隙間をパス通してゴーーーール!というのも悪くないのだけれど、

グラウンダー気味の速いアーリークロスを、ゴールキーパーとDFの間に入れて、佐藤寿人のように華麗にゴールというのもみたいな。

posted by まさひろ| 2012-05-08 19:40

Re:『ミスが多い』の捉え方によって

マリノスケ戦は試合後に結果がわかってからテキスト読みました。

しゅんぴ~のシュートっぽいクロスを古田が押し込んだようで、次はしゅんぴ~がゴール決めたらいいですよね。

ミスが多いのって、コミュニケーション不足というところから階段は一つ上がっているとは思いますが、やっぱり判断ミスなんですかね~。

答えはたくさんあるのだけど、焦りすぎたり、慎重すぎたりなのかと…。

バランスよく判断するのって、難しいですよね。

posted by hiropiano| 2012-05-09 18:26

Re:『ミスが多い』の捉え方によって

>まさひろさん

どーもでございます。
(´∀`)/

相手のボールになる気がするというか、実際のパーセンテージでも
多分そうなっちゃっていると思いますorz

 >グラウンダー気味の速いアーリークロスを、ゴールキーパーとDFの間に入れて、
  佐藤寿人のように華麗にゴールというのもみたいな。

出す方も受ける方も駆け引きがちゃんとありさえすれば
コンサの選手でも普通に出来るハズなんですよね。

>hiropianoさん

どーもでございます。
(´∀`)/

あのゴールの場面、しゅんぴーの蹴った形を知った相手DFに
『あれはシュートだから枠を外れれば終了~』
と思わせた・・・というのが得点の主なカラクリです。
しゅんぴー本人にどのくらいの意図があったかはワカリマセンが、結果論として
『相手との駆け引きに勝った』(相手をうまくダマせた)
と言えるかと思います。
こういうのがあれば、スーパーな技術の必要性はそんなに高くならないんです。
この駆け引き自体がスーパープレイに該当しますから。

技術しか知らなくともフットボールの最低限成立はしちゃう・・・コレが悩ましい所ですよね。
まるで
『内輪差』を全然理解していないのに、クルマの運転免許を持ってるがために
クルマを普通に運転するドライバー
のような感じです。
ルールとしては別段悪い事をしているワケではないんだけど、
まぁ迷惑を掛けると言いますか・・・

こういった判断って、元々先天的に出来るような人を除くと
物理系の勉強の得意な人だと短い期間で理解できるモノかなって。
コミュニケーションのための語学(日本語だってそう)も含めて
ヤッパリ勉強って大事だなぁ~ ←今さら

posted by しゅ~ちょ~| 2012-05-09 21:37

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