2011年03月12日
何が出来るのか。
地震発生時は、札幌駅近くの職場にいた。 築40年程度の古いビルのせいか、かなりの揺れを感じた。 仕事どころではなく、すぐにNHKにチャンネルを合わせ、震度7という数字に言葉を失う。 自分の勤務する会社は、東北・関東全域に拠点がある。 発生した直後に、責任者が電話確認を取ったが「全員避難のため社外に出たので中の状況は全く分からない」とのことだった。後ほど、職場にいた人間は全員無事だということは確認が取れたが、ご家族まで範囲を拡げると心配でならない。 一部入ってきた情報によると、1拠点を除いてサーバーがダウンしている様だ。今の時代、IT設備がダウンしている状況で業務を遂行することは非常に困難なことであり、週明けからの復旧作業がどのように進むのかは想像もつかない。すでに今日から動き始めているのかもしれないが、情報が無いので分からない。 恐らく、被害の少ない地域から救援部隊が送り込まれることになると思うが、こういう時は自分の無力さが本当に嫌になり、悔しい・・・。肉体労働では何の貢献も出来ない以上は、出来ることを探し全力をあげようと思う。 当社は、被災者の方々が必要とするであろう日用品を扱っている会社である。困っている被災者の皆さんの為にも少しでも早く機能を復帰させなければならないと思う。 こちらからは、地震発生時に4人が東京方面に出向いていた。 海浜幕張で足止めをくらい、帰って来ることを諦めたもののホテルを確保出来ない。こちらからも各ホテルへ電話してみたが不通。 その後、その社員たちとも連絡が取れなくなっていたが、今朝になって連絡を取ることが出来た。かなり歩いた結果、カラオケボックスを発見し夜を明かしたそうだ。 何とか羽田空港まで辿り着き、飛行機にも乗れたようだ。 今回の震災で、改めて色々と無力さを感じさせられたが、自分に何が出来るかを考え、この状況と闘いたいと思う。
posted by さぶ |20:52 | コメント(0) |
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