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2015年07月18日

砂川誠のいない札幌【讃岐戦】

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砂川の入団した2003年のユニフォームを引っ張り出した。 あまりのボロボロさに私自身ちょっと引いていたのだが、この傷みこそ砂川が札幌で過ごした歴史なのだと納得し、ゴール裏に飛び込んだ


試合内容については触れたくないことも多いが、どうしてサイドに流して、あしもとで横パスを繋いで、シュートコースが空くのを待っているのだろう?

惜しいシーンと言えば、都倉が身体能力で圧倒した2つのヘッドと、古田のミドル、神田の突破程度か。讃岐はさぞ守りやすかったと思う。
それこそイタリアで「1-0『ウノゼロ』」が賞賛されるのは、DFがミス無く試合を終えた証明だからだという。今日の讃岐はミスが無かった。
が、裏を返せば、ミスをさせるような攻めを、札幌が一切していなかったのではないか。


試合後のゴール裏は相当荒れていた。
ブーイング。怒号。罵声。そして荒野がキレたことに対しても、擁護の声一切なし。
ブーイングについての是非が未だにあることが信じられないが、実は私はブーイングをしていない。

今日の展開でピッチに居て欲しかった選手がチームを去り、その選手を勝利で送り出してやれなかったことがただ辛かった。
そういうサポーターも多かった事、選手にちょっとでも伝わってればいいんだけどな。

声が大きい方がサポーターの声の全てではないのだ。


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ひとしきり絶望した後は、ゴミ拾いで気持ちを切り替えて帰るのが恒例だが、ゴール裏は爆心地に近付けば近付くほどゴミが無いのもよくわかった。 さすが赤黒のサポーターは意識が高い。 そんなわけで今日は旗畳みに参加してみた。 いろいろな大きさの旗を、ひたすら畳む作業をしながら、今日の試合内容を振り返る。 うーん、これは気持ちを切り替えるには有効かも。来週も参加したい。 最後アラブ三郎さんに「おつかれさまでしたー」と声をかけられた際、「こちらこそ、ありがとうございました」と言おうとしたら、なんと声が出なかった。 とうとうコミュ障をこじらせたのかと思ったが、今日は周りに「砂さんに勝ちを届けよう」と必死に声を出していた人も多く、つられて声を張ったもので。 その後雨宿りでマックに行った際、店員さんに 「(アイスコーヒーの)ガムシロとミルクいらないです」と言ったのだが 「あ、もうひとつですね。かしこまりました」 と2つめをつけられ 「いらないです」 「…もう1つ?」 と計3個のガムシロをつけられそうになった。 荒野より酷い声だったんだろうなきっと。


posted by rockgendanshi |22:47 | コメント(0) | トラックバック(0)

2015年07月17日

俺たちの砂川【讃岐戦を前に】

朝一番から衝撃的なニュースだった。

岐阜FC 札幌からMF砂川誠を獲得。

公式発表を待つまでの間
「俺物語とのコラボを発表だろ?」
「まさかー。誠違いだろー」
などと現実逃避していたが、ノノラジで社長自ら移籍を名言。
しかも移籍理由が
「出場機会を求めて」
というのだから、さすがに堪えた。

若手が修行の場としてJ3に行ったり、JFLに行ったりするのとは訳が違う。
今の札幌ではチャレンジ出来ない。と言われてしまったようなものだ。

この移籍がチーム全体に与える影響は大きいだろう。
砂川が行くなら、じゃあ俺も、じゃあ俺も。と、出場機会がなく、オファーのある選手の大量流出に繋がってしまいそうで恐ろしいのだ。

この件に関してはどうやってもふざけた例え話には出来そうにない。
岐阜のユニフォームを着ていようが、俺達の砂川誠の大活躍を祈るばかりである。


奇しくも「欧州に旅立つ榊」「岐阜に行ってしまう砂川」という対照的な移籍が重なった今週を締めくくるのが、明日の讃岐戦。

いつもどおりhttp://www.football-lab.jp/sapp/preview/を参考に書いて行くが、いい加減デスブログ効果を発動(逆発動もあり)し過ぎているのだ。なるべく具体例は避けよう。

讃岐の守りは、固い。
おっと、これではざっくりしすぎだ。

前回アウェイでの対戦では、上り調子でスタメンに入った古田を完全に沈黙させ、出足の速い守備でセカンドボールを次々拾われた。
スーパーファミコン・キャプテン翼4でCPUとレベル差がついてくると、セカンドボールの競り合いで同じ現象が起きる。それはまた別の話だろうが、それを彷彿とさせるぐらい拾われまくった。

攻撃はそれほど手数をかけずに速いパスを通して来たり…具体例を挙げるとまた失点に繋がってしまうので、これぐらいにしておこうか。

札幌が狙いたいポイントは、低い位置のDFラインを無力化する、ミドルレンジからのシュート。
セットプレーからのスピーディーな崩し。
セカンドボールを、相手より1歩早く拾う事の3点を推したい。

そのためにはサイドからの崩しが有効になるが、WBがどれだけスプリントして数的優位を作れるかが鍵となる。

去り行く仲間に無様な試合は見せられない。


明日、私は砂川が入団した2003年のユニフォームを引っ張り出して着用する予定。
保存状態が悪く、毛玉だらけのマーキング剥がれまくり。
それでも12年の長きに渡って札幌を支え続けてくれた砂川に敬意を表したいので、ご理解のほどよろしくお願い致します。

posted by rockgendanshi |21:25 | 試合前 | コメント(0) | トラックバック(0)

2015年07月15日

若梟の旅立ち【桜戦もちょびっと】

プロの世界と言うのは「結果を出してナンボ」の世界だ。

自分の人生は自分で決める!などと意気込む人間もいるが、結局は他人の評価が重要なのである。

自分でいくら「仕事出来る!」「ちゃんとやってる!」と思っていても、接客せず清掃しかしない人間や、わからないことをわからないまま仕事する人間、そもそも基本中の基本が疎かになっている人間が評価をされないのは当たり前なのだ。

私もミュージシャンとして評価されないのは自分から音楽の話をしないのも原因ではあるが、明るい話題がないのだから仕方がない。

尤も私の場合、7割くらいは他のメンバーのやる気のなさに困らされているし、残り3割は天候や災害など人間の力ではどうにもならないもののせいで、残りが自分のせいだと。

まあこんなことを赤黒の誰かが言おうものなら、宮の沢で物理的に大炎上が起こりそうなものである。

その点、先に欧州(オーストリア3部だが)移籍を果たした榊は立派だ。

J1でチームが下位に沈んでもゴールという結果を残し、戦術の都合で試合に使ってもらえなくとも練習試合でひたすら結果を出し続けた。

今季、交代でナザが入って来た後、これが榊だったら…と何度思ったことか。
そして
前線で一人気を吐く都倉を見て、榊にもっと身長があれば…と何度思ったことか。

それでも彼は、認めさせたのだ。ホルンのフロントに。本田圭佑に。
そのスピードと、決定力で。

本田がオーナーになったというのももちろんプラスに働いただろうし、オーストリアリーグでは外国人選手の制限が緩いというのももちろんあるだろう。
それでもそのチャンスをものに出来たのは、榊自身がその感性をずっと磨き続けていたからだと思う。

榊は、結果で認めさせた。
小山内も、長野で結果を出した。
阿波加も、ホンダで頼りにされている。

札幌に残っている選手たちはどうだ?
あの蒸し暑い大阪での敗戦で、何か得たものはあっただろうか?
私が言うのも烏滸がましいが、都倉しか点を取れないことに焦っている攻撃陣はいるのだろうか?
守備陣は、自分たちが点をやらなければ勝てる!と自信を持っている人間はいるのだろうか?

まあ、言いたいことは山ほどあるが、それは私が言うことではない。
私の評価なんて腹の足しにもならないからな。チケ代くらいか。

まあ榊にはとりあえず15-16シーズンで得点を量産してもらって、五輪代表に駆け込もうじゃないか。
扉が開かれた。飛び込めるかどうかは榊の頑張りと、あとは五輪代表選考スタッフの評価だ。

posted by rockgendanshi |11:11 | 試合後 | コメント(0) | トラックバック(0)

2015年07月11日

試合前雑記【VS桜】

まずひとつ言っておくと、明日はスカパー観戦すらも出来ない。

ここ最近は試合の度休んでいたためそろそろ日曜の仕事が溜まり過ぎている。ハイライトを見ようにも夜11時までスタジオに籠ることが既に確定している上、帰宅しても「明日の自分にお任せする」と言って、朝からコンサドーレで見るのかどうかすらわからない。

まあとりあえず
http://www.football-lab.jp/sapp/preview/をもとにいつものくだらない素人考えでも書こうと思う。

前節は2点先制というデスブログ効果も虚しく3失点での敗戦となったわけだが、若いチームの財産になる敗戦だとポジティブにとらえたい。

深井が怪我してから出て来た上里が「そっくりさん」レベルだったとか、内村に代えて菊岡を入れた意図が未だにわからないとか、ソンユンの指先セービングのガッツ消費量が多過ぎてパラメーターが下がったとか、前兄弟がテレパシーしてんじゃねえかって疑惑が湧いたシーンとか、小野を入れた時には元気玉発動出来るほど元気が残ってなかったとか、そんなことはもう過ぎたことなのだ。

さて。
憎き「金髪チョンマゲ野郎」のいるセレッソ大阪だが、ここのところ3勝5分と好調。ここらで黒星をプレゼントすべく、攻撃陣の奮起と集中を切らさない守備が引き続き求められる(前回はこれはフラグだったかも)

山口蛍が出場停止ということで、中盤をややこちらペースで支配出来ればと思うが、扇原が左脚での長距離パスを繰り出して来たり、関口が切り込んで来たりといった攻撃パターンは豊富なので油断は禁物。
稲本が出られるかも、ということだが、病み上がりの方に無理をさせるのもどうかと思うゾ。

攻撃に関しては、セットプレーやクロスの失点率が高めのセレッソ。
しかし今の札幌の攻撃陣で「質の高いクロス」を「競り勝って叩き込む」というパターンはなかなか想像し難いところもあるので、「グラウンダーの速いクロス」というものが見てみたいかもしれない。
堀米はここのところ好調。前や古田に対し、選手の特性に合わせたクロスを選択出来るとより得点率が高くなると思う。

とにかく守勢に回った時に慌てず、時には「サッカーをしない」という時間も必要だと思う。
前節大宮はそれが巧かったし、札幌はそれが出来なかった。

常に真っ向勝負!という若さもいいが、人造人間17号と18号じゃあるまいし、スタミナは無限ではない。
明日の大阪は非常に暑いだろうし、暑いからといって砂川がピッチに入って来てアイスバケツをぶっぱなしてくれる訳でもない。
躱せない石井を観るのもまた一興だろうが、そのためだけに10人になるのはリスクがでかすぎるのだ。

こう書くと「もっと真面目に考えろ」と言われるかもしれないが、はっきり言って24時間サッカーのことを考えている訳でもない私の考えよりも、バルバリッチがハナクソほじりながら3分で考えた戦術でもそっちの方が大事である。

もっとも、ハナクソほじりながら3分で考えた戦術で勝てるのならば、バルバリッチに戦術を考えさせないほど取材攻めにして、ハナクソほじる3分しか与えないが。

posted by rockgendanshi |12:26 | 試合前 | コメント(0) | トラックバック(0)

2015年07月11日

深井のコメントに涙

先日の試合で三たび怪我を負ってしまった深井の状況が知りたくて、ホムペやニュースなどをリロードしまくっていた方も多いだろう。
情報も錯綜していて、軽症説、膝ではなく足首説なども流れたが、部分断裂と明言され、手術は行わないとのコメントも出た。

そもそもあの怪我だってアグレッシブに当たって行った結果だし、それが深井の持ち味でもある。
あれだけの大怪我を2度も経験しているのに、彼は怪我前のプレースタイルを変えることなく戻って来た。
その愚直なまでのプライドこそ、U代表で「職人」と呼ばれた彼の真骨頂だろうか。

そしてコンアシのラスト。
「僕は元気です。大丈夫です。」
と
いつもはぶっきらぼうな深井の笑顔。
今日も泣いた。


そろそろくだらないことが書きたい。
明日はセレッソ戦戦況予想なのでちょっとばかしはじけよう。

posted by rockgendanshi |02:35 | コメント(0) | トラックバック(0)

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