CENTER BACK!!だらだらだいあり別宅。

2008年05月05日

８番と過ごした２００試合

めずらしく、１日に２個目のエントリ。

さっきのエントリをしていて、しみじみ思って。

「ああ、ワタシ、８っていう数字が大好き」と。
９９年に本格的に競技場に通うようになった時、
ワタシの中でとにかく光っていて、その後の３年を共に濃密に過ごしたのは
「５」番という数字だった。

名塚善寛という人は、ワタシのサッカー馬鹿人生の原点で
彼が引退した時は「これからワタシは何に応援の活路を見いだせばいいんだろう」
的な…なんつーか、固執して好きな選手を抱えているサポとして
初めての苦悩だったのね。
なつさんがワタシに与えた影響はそう簡単に語りつくせないほど大きかったから。

ま、幸い…０１年に彼が引退した後も、何かと手のかかるチームが故（笑）、
コンサドーレに対する愛情は全然変わらなかったんだけども。
でも、０２年は…特別に応援する選手がいないことが
あの超絶に苦しい１年、ひたすらに「明るいともし火」的な楽しみが無かったとも思う。

そして、翌年０３年、彼に出会ってしまったわけだ。

全国的には超地味。
そしてキャラ的にも極めてクールでシャイ。
そもそも、ＤＦとか守備的なボランチ好きなワタシには
根本的に目がいかなそうなポジション。

はい、砂川誠さんですね。
彼のプレーがワタシの中に決定的に入ることになったのは
０３年の確か４試合目…新潟市陸でのアウェイの試合。

あの時、降りしきる雨の中。
話題はウィルが前年から引きずった３試合の出場停止明けで
やっと俺王様が見られる！っていうところっだった。
で、試合は…ホベルッチが前半で退場になるという展開。

でも。
あの試合…背番号は２３、右ＳＨだったマコは、何度も何度も右サイドを駆け上がり
彼のところからチャンスが生まれるなんてもんじゃなくて。
まるでリプレイを見るかのように、再三右サイドを突破して。
一人少ないなんて忘れるくらい、とにかく右サイドで存在感示しまくりで。そして勝利。
当時の本宅「うはうは日記」にも、「砂川くん」の競り勝っての上がりに萌え～
みたいな事がしっかり書かれてるんだけど（笑）、
その記録を見なくても、未だに鮮やかに思い起こせる。

あの試合で、ワタシはその後のマコ人生（笑）が決まったような気がするのよね。
まあ、あの年は…怪我も多くて、途中で離脱することも多かったし
いかんせん風邪引き大魔王な彼が故、思わぬところで欠場…
なんてこともあったけど。
０４年以降は、コンスタントに出続け、
０６年の超絶的な成長と活躍。
…シーズンちう、砂川株がストップ高になったなんて事もありました（笑）。

去年は、誰もがその実力を認めながらも、
スーパーサブ的な扱いで、スタメンで意地でも起用しない監督にワタシは一人でモンモンとした時もあったけど
それでも彼は、スタメンで出たい欲求を途中出場にぶつけて
きちんと結果を出して、そして今はスタメンを堂々と張るわけで。

そして、こないだの京都戦で、札幌通算２００試合だったそうな。

札幌を本格的に応援し始めて、ワタシも気づけば１０年目だけど。
そのうちの大部分を、砂川誠を見つめてすごしてるんだなぁ～と
この２００試合　という数字を眺めてぼんやり思う。

０６年の７月、厚別での古巣・柏戦でＪ通算２００試合を達成したのだけど
あの時点で、札幌には在籍３年半。１３０試合。
柏には７年在籍してリーグ戦７０試合。
……どれほど過重労働をさせているのだとあの時は笑いのネタにしたけれど（笑）、
今や更にあれから試合数を重ねて、在籍年数もほとんど変わらなくなってきて。
これぞ、「積み重ねた歴史」ってやつだなあ…
なんてしみじみ思っちゃうワタシはおばあさん。

苦しい苦しいＪ２時代を、レギュラーで過ごした彼が
やっとＪ１に戻ってプレーできる、その姿を見られる…
って事だけで、ワタシにとってはお腹いっぱいな所もあるけれど。
でもそれは違う。
Ｊ１でやるだけ、じゃ意味が無い。
やっぱりもっと輝いて欲しいし。
チームとしての結果に彼が大きく貢献してほしいし。
ああ、そのためならワタシももっとがんばれるぞ～とか
安直に思うわけだ。あっはっは。



守備的な選手が好きだったはずなのに。
てか、今でも基本的にはそうなのに。
だけどマコのプレーとサッカーに向う姿勢には、注目せずにはいられなく。
柏戦になると、何かとゴールしたり…実は派手かもしれないマコ（笑）。

８という数字が大好きだ。
がんばれがんばれ、もっと成長していきましょう。

posted by なべみわ。 ｜17:53 | コメント(2) |

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