CENTER BACK!!だらだらだいあり別宅。

2007年04月24日

芯のある伝え方

たった１０試合が終わっただけとはいえ、
とりあえず成績が良いと
『今年は調子よいね』だとか『去年とは見違えるね』だとか
散々、周りの非サポ系の人に言われる昨今。
や、何の他意も無くほめてくれてるんだけど。

でも『今年は』の『は』が違和感があって。ありすぎなんてもんじゃなくて。

いや、確かにプロは結果。
昇格をとりあえずの目標としている以上、
内容が良くても、最終順位に２位（３位）にいられなきゃ
全部が『駄目』みたいなことになる。それで選手も評価されるわけだし。
そんな意味では、確かに去年は結果が出なかった『良くない』年で
今年は…今だけ言えば結果が出ている『良い年』という事になる。
…そんな安直な報道に基づいた、周りからの“賛辞”なのよね。

でも。
この数年、１つも逃さず試合や経過を追ってきたサポならば
０７年という今年が『去年までの３年間をリセットした１年目』ではなく
気分としては４年目…積み上げてきた３年間の次の年、という位置づけだと思うのですよ。

以下『いやいや、もう過去の３年はいい…今だけでＯＫ』という方とはわかりあえない話なので（笑）たたむ。

もちろん監督が変わってやってるサッカーも大幅に変わって
その辺はワタシも色々思うところがあるし
議論もサポの間でされているけれど…
今はそのサッカーの内容の話、というわけじゃなくて。
（や、攻撃的なサッカーをチームカラーにしたいと思ってるのは
たとえ今のやり方で結果が出ようとワタシは全く変わらないんだけど。）

言いたいのは…
どうして、新聞やテレビ（主に情報系ニュース番組）は
一辺倒な視点からしか報道できないんだろう、ということ。

“去年からは見違えますねぇ”
と夕方ニュースなどでアナウンサーは言うけれど、
それが去年までが無駄だったと言う風に聞こえる。
これがひねた取り方だ…ってのは重々承知。

でも実際、サポであれば…大なり小なり程度の差はあれど、
柳下さんの功績や、若手を育てた部分での『結果』は
おおむね認めているところなのに
そんな『チームの歴史』を含む報道の仕方を全然しない。

単年単年で変わるのではなく、継続的なチーム作りをしている
去年までは攻撃的なサッカーを貫いてきたが守備に難があった
だからこそ今年はまず守備の建て直しを計り、今はこういうサッカーをやっている
その上で
今日の試合はどうだった、こうだった
でも、今後のチーム作りの展望はこうだ…云々

そう構成したらひと味もふた味も違うし、そうすべきだと思うのだけど
そんな風に出来ている番組はほとんどない。

アナウンサーに知識が無いのならば、
ジャーナリストをコメンテーターに呼ぶだとかすればいいのに、と。
何も知らなさ過ぎの人が、もっとも顔で
“今年のコンサは”と語っているのを見ると、正直萎える。
てかもっと勉強してよ、みたいなorz

昨日の夕方の某番組で某男性ＭＣが、
ブルーノの名前を思い出せずにつまってて。
別にいちいち揚げ足取りたいわけじゃないんだけど（汗）、
ちょっと待ってよ、それだけ『今年のコンサは…』と喋っておいて
主力選手の名前忘れるかしら…みたいな（苦笑）。


報道と内実

これに凄い温度差を感じるということなのよね。


濃ゆいサポが見ても『お』とうならされる、
中身のある記事が読みたいし、ニュースが聞きたい。
芯のある報道をしてほしい。

そう、昨今の報道を見てしみじみ思うことをだらだらとつづってみたのでした。
ま、スポーツ新聞で一面ならふつーに嬉しいんだけど


ちなみに。
明らかに“差”のある、
レベルの高～い文章や選手インタビューを提供してくれている、
某ジャーナリストＨくんの仕事はマジですばらしい。


あ～あ、こんなことまで熱心に考えてると、更に疲れますわ（笑）。
なら考えるなという突っ込みは無視の方向で


ていうエントリを昨日書いて保存しておいたら
Ｕくんが、内容は全然違うけど結論として同じ事を書いててびみょーにかぶりました…

posted by なべみわ。 ｜11:37 | コメント(2) |

コメントする

名前:

メールアドレス:

URL:

コメントタイトル:

コメント: