2008年03月08日

J1は夢の舞台なんかじゃない

J1、夢の舞台。それはわかる気がする。でも諸手を挙げての賛同は出来ない。

J1は札幌にとって、確かに悲願だった。
その為に人を入れ替え、監督を入れ替え、サポーター同士でも意見をぶつけ合い
そうやってようやく今日と言う日に漕ぎ付ける事が出来た。
だから、それを喜ぶべきだろう。そういう気持ちはわかる。否定はしない。
だけれども。
どん底の泥を啜る、それどころか泥の下の土を喰らうような事までした札幌にとって
J1は既に夢の舞台、醒めていい舞台なんかじゃない。だってそうだろう。

そこに居なきゃ、そこに居続けて居住しなきゃ、何も無いんだ。
1年の間借りをしたところで、何も残せず「ああ、札幌も居たね」と言われて
それで済むような場所じゃないんだ。


札幌と言うプロサッカークラブが生き残る為に、
J1、1部という世界に居続けなきゃいけない。
18チーム中に対しての16.5枠という蹴落とし合いを
札幌は制さないといけない。

勝たなければいけないんだ。
負けなければ得られる場所じゃない。
この場所、この生活のエリアは「勝ち取らなきゃいけない」ものなのだ。
その相手が、J1王者であれ、アジアの王者であれ・・・・だ。


ここなら勝てるだろう。
ここはヤバイだろう。
とか、そんな事は心底どうでもいい。
サポーターに出来るのは、目の前の試合に勝つ。そしてJ1と言う土地を勝ち取る。
その為に選手を後押しする事だ。

J1に昇格した。相手もJ1だ。代表も居る。
だからなんだ。自分達に出来る事は応援を、諦めない応援をする事だけだ。

地力の違いとか、代表選手の数とか、そんなもんは関係あるけど関係ない!
サポーターとして出来る事、J2を勝ち抜いた選手に対して出来る事。
決して諦めない気持ち。誰かから何かを勝ち取る気持ち。
蹴落として、自分たちが其処に高らかに凱歌を謳い上げる。そういう気持ち。


それを、これから、しっかりと心に留めて



6年ぶりの、あの因縁の、カシマスタジアムに叩きつけてやろうじゃないか。


俺達は負けない。
心は折れない。
最後まで、理解出来ない程の必死さで
選手を後押しし、相手を叩き潰す。


上を向いて上がる為の崇高な戦いから、
今年は相手を蹴落とし自分の陣地、家を守る戦いが始まる。
勝負を決めるのは思いの強さだ。
では僕達は何をしようか?

答えはスタジアムで見せてくれればいい。

みんなで叫ぼう。

「札幌はJ1のクラブだ!」

と。


居るべき場所であり、そこに居る事が全肯定の理由になる。
評論家は、要らない。
賢い冷静な誰もが納得する論説など
ゴール裏においては全く必要とされないのだから。

posted by アラブ |04:31 | こんにちはバモスです。 | コメント(0) | トラックバック(1)

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