コンサドーレ札幌オフィシャルブログ

2008年06月23日

本当に日本代表は日本を代表しているのだろうか

完全に乗り遅れた話ですが。

まー、とりあえず最終予選には行けるし、ちゃんと見なくても良いやと思ってビデオ録画すらせず、フットサルなどしてましたよ。

後で聞いてビックリしましたが、寿人がスタメンでしたねえ。びっくり。

(この後はダイジェストを見ての感想です。日本代表を真剣に応援している方はご遠慮いただいたほうが精神衛生上よろしいかもしれません)

その寿人が良い動き出しでもらったPKを、左足の人がガッツリ止められる。その後も、結構攻めているようには見える(ダイジェストでは)んだけど、ゴールが遠い。

そして、日本のサッカーファンが予想だにしなかった、内田の初ゴール。内田がゴールを決めたことに驚いたのではなく、内田がで決めたことに驚きなわけですが。

今日の日経 a.k.a 僕の主な情報源 には、攻めが単調で、スマートでも美しくも無かった、と書いてあった。ウーム。

前任のオシム爺は「日本代表を日本化する」というキャッチフレーズを掲げて、美しくも機能的なサッカー、効率よく小気味良いサッカーを展開していた、あるいは、しようとしていた。

岡田監督は、俺のやり方でやらせてもらうと言ってから、何試合か経つ。でも、サッカー偏差値の低い僕には岡田監督が言う「俺のやり方」、つまり「岡田監督が目指すサッカー」が分からない。

勝てばいい、というサッカーであるならば、それはそうかもしれないと思うけれど。

別に、僕は日本代表の客離れが心配だとか、つまんねーサッカーなんて見たくないといってるわけではない。日本代表として、一応日本人を代表して日の丸を付けて戦う以上、日本最高峰の、日本の選手や指導者、ファンが見て納得し、そうか日本代表が目指すサッカーとはこういうものかと、分かるように示して欲しい。

別に、日本代表のサッカーが唯一の正解である必要は無い。ただ、1つの理想的なあり方を示して欲しい。日本のチームが世界と戦うにはこうすることが必要だ、という何らかの解を見せて欲しい。

岡田さんの日本代表に、それはあるんだろうか。札幌が世界を相手に戦うときに、何か参考にできることはあるだろうか。大げさと言うなかれ。浦和やガンバ、鹿島はもう世界と戦っているんだ。

個の力に頼るだけのサッカーだったら、そりゃユーロ見るよ。でも、そのユーロだって個の力だけのチームは勝ててない。むしろ、「個の力+チーム力」が勝利の鍵だと指し示している。

日本代表は、この流れに逆行してはいないか。

誰かがいなかったら勝てないチームなんて、参考になるもんか。

posted by abenob |20:59 | 無駄話 | コメント(0) | トラックバック(0)

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