コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2010年09月21日

ゴール裏って何だ?

お久しぶりです。

ユースの準々決勝進出おめでとうございます、と言いたいところなんですが、ぼくが今から書くのは残念ながらトップチームの話でして。すいません。

しかもだいぶん辛口になると思いますので、辛口が苦手な方と心臓の悪い方は読むのを止めていただいた方が良いかと思っております。すいません。

















さて、負けましたね、札幌。残念です。ミラクルを信じ続けるのも良いと思うし、それはそれで一つの考え方だとは思いますが、僕自身は、今年のチームにはJ1への挑戦権を得るだけの権利がなかったと思っています。

J1への挑戦権を得るためには、少なくとも連敗は避けなくてはいけないし、下位チームに取りこぼすのも避けるべきでしょう。できる限り連勝はする必要があるし、少なくともホームでは全部勝つくらいでないと厳しいと思う。

この全ての条件に当てはまらないのが、今年の札幌なわけです。特に、ホームで3勝4敗5分の成績はJ1を狙うチームとしてはあり得ない。

そして、こういうチームがまんがいち、今年ミラクルで昇格できたとしても、再来年には再びJ2を戦っている可能性が高いということも考えておくべきでしょう。

僕はホーム福岡戦、アウェイ岐阜戦あたりから、どうも違和感を感じていました。どうしてこのチームを応援している人たちは、負けたのに(しかも何の見所もない内容で)、怒らないのか。

ふがいない内容で敗れたチームに対して、どうして怒らないのだろうか?と思っていたのです。その思いは、アウェイ愛媛戦で爆発したわけですが。

サポーターが怒ればチームが強くなるのかと問われれば、正直なところ、何とも言えないとしか言えません。

それでも、今のゴール裏は甘すぎるんじゃないか?

もちろん、選手達だって負ければ悔しいでしょう。でも、本当に、選手と一緒に闘うというのは、ダメな試合の後に「良いよ良いよ、次頑張ろう」とか「俺達は信じてるから」とか、そういう声を掛けることなんだろうか。もっとプレーしている側と見ている側の間に、もっと厳しさがあっても良いんじゃないかと。

ダメならダメで、もっとしっかりやってくれよと、戦う気持ちを見せろと言うのがゴール裏の役割じゃないのかと。

もう一度言う。サポーターがいくら怒ったからって、チームが強くなるとは限らない。でも、僕はチーム(あるいは選手たち)にもっとサポーターは要求するべきだと思うし、もっと厳しい声をかけるべきだと思う。厳しい声を受け止めて、成長してくれることを僕は期待したい。と、同時に、選手に要求できるだけ、厳しい声を掛けられるだけの応援をするべきだろうとも思う。

だから、今のゴール裏が目指す(というか、やってる)ことが、僕はチームにとってのプラスになるとはとても思えない。

このままだと、ジリ貧になる。今は営業さんの頑張りでスポンサーが継続的に入っているから気が付かないけれど、J2中位のチームをスポンサードしようなんていう企業は、実はさほど多くはないと思う。他のチームを見回してみれば、胸スポンサーがなかなか付かないというチームがゴロゴロある。いつまでもJ2中位に甘んじているようなら観客動員数も減るだろうし、そうなれば、企業がこのチームをスポンサードする意味も薄れてくる。

僕は、いつ、我々のチームが経営破たんして、なくなってしまってもおかしくはないと思っている。それだけの危機感を、札幌のゴール裏は持っているのか。

チームの消滅を避けるためには、できるだけ早くJ1に上がってチームの広告価値を上げ、観客動員数が増やせる対戦を増やすこと、そしてJ1に定着することが絶対に必要でしょう。

そのためには、1試合たりとも無駄にはできない。どんな試合であっても全力で戦う必要があると思うのです。「次」なんてもんは、我々にはないのですよ。次頑張ろう、ではもう遅いのですよ。

いま、札幌のゴール裏はその責任というか、役目を果たしていないと思うのです。応援して、かっても負けても次ガンバローというだけがゴール裏だというならば、僕にはとても付いていけそうにありません。

今年の低迷を選手のせい、監督のせい、主力を2人も放出した上に補強に失敗した(ように見える)フロントのせいにする人が多いかもしれんですが、僕は、今年の低迷はサポーターにも大いに責任があると思っています。

もちろん、私も責任を感じております。

いいかげん、勝てないと監督変えろとか、選手変えろとか、戦術変えろとかいうの、止めませんか。サポーターはどうなのよ。勝てるだけの、選手達に奮起を促せるだけの応援や叱咤をできているのかね。

考え直すべき時期に来ているんじゃないか。

posted by abenob |01:01 | 札幌 | コメント(4) | トラックバック(0)