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2006年06月17日

仙台かく戦えり

明日は仙台戦です。正直怖い。仙台がではないです。ワールドカップで世界のプレーに慣れてしまった自分の目が怖いです。コンサの試合はどう映るんだろう・・・。仙台はお休みがたくさんいます。主力がいないということよりも、それによってシステムを変更せざるを得ない事に注目します。4-3-2-1とボーリングのピンかよ・・・と思えるようなフォーメーションから普通に4-4-2に変更になるみたいですね。しかも今回のCBの2人は”イケイケ”でラインが高くなりそうな事を書いてました。これは、やりやすいかも・・。

ちょっとおさらいしますが、元々コンサの”やりたい事は”前でプレスをかけて、できるだけ相手ゴールの近いところでボールを奪って、動き出しを早くして、相手ゴールを奪う。のはずですよね。自分のブログではコンサのやりたい攻撃は”カウンター”だの”ポゼッション”だのを繰り返して、結局どっちなんだという話になってますが、上記のコメントから考えると基本は”カウンター”なんでしょうね。じゃあ、なぜ遅攻になるかというと、仙台や横浜FC、水戸など引いて守るチームにはカウンターはかけずらいということと、愛媛や徳島、草津などロングフィードとプレスのチーム相手では、コンサの攻撃の起点がDFラインからにさせられているということ。やりたくてもできないのが実情なんではないかと想像しています。しかしながら、すべてのチームを相手に勝つためには”カウンター”も”ポゼッション”も両方必要ですね。

話を仙台戦に戻しますが、前回の対戦で柳下監督は7人の守備陣と3人の守備陣の仙台に対し、7人の攻撃陣と3人の守備陣で挑みました。まさに”1対1のガチンコ勝負”です。普通、守る時は1人余して数的有利を作るのがセオリーですが、”大博打”を打ちました。しかも向うの3人は外人ですからね。点を先にいれれるかどうかが”リアクションサッカー”を選択しているチームと対戦する時の最重要事項ですから・・。勝つか”ぼろ負け”するかの選択だったと思います。結果は引き分けで意表をつきましたが・・。

今回は相手のシステム変更があるようですので、ある意味普通に戦っていいと思いますが・・。やはりキーとなるのは”西谷君”でしょうね。彼を順全たる左SHに置いてしまうと、守備に追われて消えてしまうことが多いです。もし彼を最初から使うなら、徳島戦のように、前で使って欲しいですね。前だと守る範囲も少なくて済むし、彼の持ち味であるキラーパスも生きてきます。単純に真ん中のトップ下だと走る距離は長いですからね、守備は。思い切って3-4-3ということです。

あとは加賀君と芳賀君のいつもの攻撃。この2つがうまくいけば、相手のSBは攻撃に参加できないでしょう。サイドを制圧する事が勝つための第1条件。あとは、智樹君の”裏へのフィード”。これでDFラインを下げさせる。これだけやれば、とりあえずボールポジションはとれます。

しかしながら、最大の問題。私はFWの決定力やDFラインの守備力ではないと思います。前線から中盤にかけての守備細かいところはちやさんのところで書かれています。

どう考えても、ここが最大の問題!!

ここがうまくいってないので、自分達のサッカーから遠ざかっていると思います。守備も攻撃も”前”でプレーするにはどうしたらよいか、ピッチの中で冷静な判断をして欲しいと思います。

それにしても、日本代表がコンサと全く同じ攻められ方をして、コンサと同じ対応しか出来なかった。オーストラリア戦は”見ていて苦しい試合”でした。できれば代表に”いいお手本を伝授して欲しかったなぁ。

posted by z-press |00:26 | TACTICAL-戦術 | コメント(3) | トラックバック(0)