2006年04月08日
失点のシーン
ゲーム全体のことはまた今度にしようと”思います”。なかなかいい試合でしたが、”彼らの力はこんなもんじゃない”でしょう。と言うことで”まだまだ”の評価とさせていただきます。何回も言いますが、勝ったから言えるんですけどね。神戸はJ2向けではないし、間違っても過信しないで欲しい。まぁ、でも大丈夫でしょう。本日は前回のエントリーで危惧したことがまんまと当たってしまった”セットプレーでの失点”について。 前半最初の失点のシーンを1/16スロー再生で何回も見てみました。かかわったのは4人。コンサは加賀君と池内君。神戸は北本とエメルソン・トーメ。加賀君が北本、池内君がエメルソン・トーメのマークでした。CKを蹴った瞬間、北本のマークだった加賀君が池内君のマークだったエメルソン・トーメに壁を作られて、動きを止められてしまい、北本をフリーにしてしまいました。バスケットでいう”スクリーンプレー”というやつです。神戸が意識的にやったかどうかは知る術はありませんが、対策を練らないとセットプレーでも1点は1点ですからね。 バスケットでは日常的な事柄なので、加賀君がスクリーンにかかった瞬間に北本のマークを池内君にスイッチすると思います。多分、無言でも出来ます。サッカーではイレギュラーなのかな?遅れて加賀君が追っかけてましたから・・。バスケットの”スイッチ”の技術はセットプレーにかかわらず、”攻撃時のスペースを作る動き”の守備にも絶対必要となりますので、ぜひ徹底して欲しいです。ただ”スイッチ”と叫んでマークマンを交換するだけですから・・。 もう一つ言わせてもらうと、マークマンを交換しなかったのにエメルソン・トーメに抜かれた池内君には不満!マークマンを背に背負うのが通常なのかな?絶対やられやすいと思うけど・・。まだまだ、修正するところがたくさんありますが、全体的な”内容”が良くなってきたので、まだまだ伸びますよ。あとは”プレス対策”ですね。こればかりは練習しかない。
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2006年04月07日
いよいよ正念場。
どう考えてもJ1降格チームとの対決が重要になってきますね。第1クールの時点で勝ち負けは別にしてやっておかなければならないことがあります。和波君はケガでしばらく出ないかもしれないので、加賀君がポイントになりますね。だいたいにおいて、SHよりスピードのある選手がCBにいるなんてこと自体が相手チームの視点になってみると、いやらしくてしょうがないことです。おそらくJ1降格チームの芳賀君の相手はSBになると思いますが、その後ろから2段ロケットが発射されるわけですから、マークに一瞬とまどうと思います。これを、効果的がどうかにかかわらず徹底的に見せ付けて欲しいです。 こちら側が攻撃時に1対1を制するポイントは相手DFの重心を右足から左足に移させる軽微な動きをさせるだけで、ドリブルで抜く可能性が非常に高くなります。ということで、加賀君の存在を相手の先入観にインプットさせるだけでも、芳賀君がドリブル突破をできやすくなったりします。これを第1クールにやっておけば、相手のSBは残り3試合を”頭の中で2人と戦うこと”になります。長丁場における駆け引きです。 逆に池内君のヘッドは第4クールの詰めまで隠しておいた方がいいと思いますよ。うちの最大の特徴は左右から繰り出される”2段ロケット”。相手DFにとってはいやでしょうね。そういうことを繰り返しているうちに”真ん中”にスペースができていたりして・・・。しめしめ。
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2006年03月27日
ポゼッションサッカー
ykkさんに前エントリーのコメントにて問題提議してもらいましたので、エントリーでお答えします。
ポイントは
①去年やっていたプレス&カウンターの方が見ていて楽しい。
②今のコンサの個人技術ではポゼッションは難しい。
ということだと思います。
実はこのブログの最初の方のエントリーで書きましたが、私は”プレッシング&カウンター”の経験者です。ただし、種目はバスケットボールですけど・・・。バスケットの場合は5人しか人数がいません。でもコートはサッカーの1/4程度しかなく、時間も約半分の20分HALFです(当時)。結論から言うと、それでも1試合中プレスをかけ続けるのは体力的に厳しいです。同じようなプレスDFをするチームで有名なのは”能代工業”ですが、プレスをかける時間帯と遅攻の時間帯を使い分けています。
去年、コンサは第1クールと第4クールあたりはいいプレスをかけて、うまい具合にカウンターを仕掛けてました。しかしながら、有効な攻撃はうまいことインターセプトできて、数的有利を作れるくらい早い攻撃が出来たとき”だけ”でした。それがうまく出来ないときは結構攻めあぐねていました。結論として言いたいのは”両方のオプション”を持つと常に攻め続けることができるということです。時間帯や相手関係によって使い分けが出来るようになれば、”苦手なチームがなくなったり””体力を温存しながらプレスをかけることができるようになる”と考えてます。
ポゼッションは個人技術がないと出来ないか?・・・個人技術があるほうがきっとやりやすいと思いますが、出来ないことはないと思います。ポゼッションサッカーというのは大雑把にみて、パスサッカーで基本的には”遅攻”になると勝手に解釈しています(速攻ではないという意味で意識的に遅くするということではない)。私はこれをやるにあたって、最も重要なのは”コンビネーション”だと思ってます。例えば、パスミスのことをよく非難する方がいらっしゃいますが、パスというのA選手からB選手のボールを移動するだけではなく、相手の守備がマンマークの場合2対2になっているのです。実際やってみるとわかりますが、守備がいる場合、意外にパスって出せないものなのです。なので必要なのは”受け手の動き出し”そして”あ、うんの呼吸”ですね。個人技術があるとやりやすいというのはパスを出す前の時点でキープ力があるので、”落ち着いてパスを出せる”からです。
これを戦術によってまかなう方法があります。3角形を作ること。すなわち、必ずパスコースを2つ作ることです。パスコースが一つだと前述したように受け手がしっかり振り切るのをキープしながら待たなければならないのと、パスコースを断定されてインターセプトされる可能性があるということですね。ボールがわたった選手のそばで必ず2人が動き出しパスをもらいにいくということを続けなければ、パスは単発で終わっちゃいますね。最大の目的は相手DFに少しづつ”ズレ”を生じさせて、どこかのエリアで数的有利を作ることなので、単発のパスを出しても仕方がないです。
3角形は無理に作らなくても基本的にはあります。FW2人SH2人ボランチ2人をつなぐと6角形になります。真ん中にトップ下を置いてそれぞれとつなぐと3角形は6つできますよね。もちろん、ぼけっとそこに立っているわけではないですから、それぞれがボールの動きに合わせて動き出さなければなりません。決まりごとを作ればいいと思います。智樹にボールが入ったら、線でつながれている砂川と関がボールをもらうために動き出す。関にボールが入ったら。同じく、砂川と相川が動き出すなど・・・。ただ、練習を見ていると決まりごとではなく、選手の瞬間的な判断力やインスピレーションを鍛える練習を徹底的にやってますので、どちらかといえば”個人技術”を鍛えているようです。
あとはFWのポストプレーで縦のパス交換をしないと、DFラインは引っ張り出せません。あれっ、なんか論点がずれてきたかな?結果論として、キープする力がなくても、ポゼッションサッカーはできると思います。ただし、全員の共通認識とパスの出し手などに対しての”思いやりの精神”があればの話です。
今はまだ”コンビネーション”ができてない状態だと思います。ただし、守備陣形がコンパクトなはずの横浜FC相手にあれだけパスをまわしたのはびっくりしました。あとは、どうやってフィニッシュにもっていくかだけですね。今のところは”8人目の存在”が必要ですね。加賀君、和波君のオーバラップから数的有利を作っていくしかないでしょう。早くペナルティエリア付近で中-外-中-外とパス交換して相手を崩して欲しいです。そして、ここ!と言う場面での”CHANGE OF PACE”で相手を置き去りにして欲しいです。
話は元に戻りますが、引いて守る相手にカウンターを当てるのは難しいと思います。また、ポゼッション攻撃してくる相手に対して、”受け”に回るのは危険だと思います。ポゼッションしてくる相手にはプレスをかけないと・・。DFラインからロングフィードで放り込んでくる愛媛のようなチームには前線からのプレスはききません。様々な戦術があってのJ2です。自分達のサッカーだけではなく”選択肢”も必要だということではないかと思います。
そして一番重要なのはヤンツーはその判断をピッチの中の選手にやらせようとしていることです。マスコミに対してのコメントが他人事なのはそのせいですね。課題を与えた上で”選手の思考力”を作る。多分彼の最大のテーマだと思います。自分は彼の頑固を信じてます。
典型的ポッゼッションサッカーのベルディ相手にプレッシング&カウンターで戦うかどうか本当に注目しています。
長々と失礼いたしました。
あっと・・・追記しますが、あくまでも私が柳下監督の心の中を正確に読んでいればの話です。もしかすると美化しすぎかもしれません。あくまで個人の意見です。
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2006年03月03日
去年と今年の違い
いよいよ明日に迫りました。ちなみに会社のPCです。
去年の第4クールを見る限り、目指すアクションサッカーはだいぶ完成しつつあるなと思いました。(アクションサッカーについてはこのブログの前のエントリー参照)特定の試合や時折見せる胸のすくようなパス回しを見たと思います。ああいった形ができるのはほとんどの場合、”数的有利が出来ている状態”なのです。誰かが1対1をくぐりぬけてきたか、攻守の切り替えが早く守備陣を置いてきたかどちらかですが、コンサの場合たいがい後者ですし、それが目指すサッカーだと思います。ポゼッションゲームでは一枚も二枚も実力が上の京都や甲府に互角に戦えるようになったのは”そういう事が”出来てきたからです。
しかしながら、なぜ勝てないか?つねにこういう形に持ち込めるとは限らないからです。なにかしらの事情でカウンターを当てることが出来なくて、遅攻になってしまった場合、どの選手もキープ出来なかったですね。相手のプレッシャーに負けて、焦って相手にナイスパス出したり、バックパスしたり、挙句の果てにロングフィードで相手にポゼッションを渡してしまったりで・・・。1試合で自分達が支配できるボール(ポゼッション)の回数はだいたい限られてます。簡単に渡してしまうのはやっぱりいかんですよ。しかもパスミス、特に横パスは相手にカウンターのチャンスを与えてしまいますし・・。特にボランチの段階でパスミスを起こすのは”自殺行為””ですね。
ところが今年はどうやらキープ力のある選手が多いらしいですね。大塚、関、芳賀、フッキ。うまい具合にダイヤモンドに配置されそうですね。なにが変わるかというと、当然得点チャンスも増えると思いますが、何より自分のポゼッションをシュートで終われそうです。これによってボールポッゼションの時間が増えますし、守備陣形を整える時間を稼ぐことができます。結果、意外かもしれませんが”失点”が減るということになります。カウンターでやられてきたコンサの失点を減らすのは”DFを入れ替える”ことではなく”シュートで終わる”ことが1番効き目があると思います。”キープ力がない”ことが最大の弱点だったと思いますよ。攻守両方において・・。まだ、プレーを見ていませんが、どうやら新戦力のおかげで克服しているみたいですね。
結論 ”勝ちますよ”
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2006年02月19日
練習試合無理矢理データ化3
またまた+/-データを・・・。
初めて見る方は”無理矢理データの最初のエントリーを参照にしてください。
【得点時にピッチの中にいたフィールドプレイヤーBEST5】
1.曽田 16得点
2.智樹 15得点
3.関 14得点
3.西嶋 14得点
5.芳賀 13得点
【失点時にピッチの中にいたフィールドプレイヤーBEST5】
1.藤田 10失点
2.野本 9失点
3.千葉 8失点
3.西嶋 8失点
5.中山 7失点
【+/-総合点】
1.曽田 +10
2.芳賀 +9
2.関 +9
2.智樹 +9
5.フッキ +8
6.加賀 +7
6.砂川 +7
8.大塚 +6
8.相川 +6
9.西嶋 +6
というわけで
FW フッキ
FW 相川
MF 砂川
MF 関
MF 智樹
MF 大塚
MF 芳賀
DF 加賀
DF 曽田
DF 西嶋
データから選んだスタメンです。前回と変わらないっすねぇ。
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2006年02月15日
フォーメーション(MF)
いよいよ最後。コンサにとってもですが、現代サッカーにおいては最重要ポイントになりますね。
登録メンバー
岡田/砂川/和波/智樹/上里/金子/芳賀/関/大塚/西谷/川崎/西/藤田の13名。多いと思いきや3-5-2をベースに考えると普通かな。とりあえず、西君と藤田君については練習や試合を見る限りフィジカルや守備がまだまだなので割愛させていただきます。
トップ下は砂川。今年はフッキがポストを出来るので裏に抜けることの出来る砂川が得点する場面は多いと思います。彼は守備もするので安心ですね。ただ、スタミナが・・・。西谷との併用が好ましいかもしれません。リードされた時は点を取りにいくためには西谷のキラーパスがいいかもしれません。逆に守りに行くときには元気を思い切って投入してみると守備に安定感がでますね。そんな使われ方は不本意だと思いますが・・・。
左はイチオシの関。右専門だと思ってました。彼が左できるのはコンサにとって大きいですよ。攻守兼用の左サイドは嬉しいです。ちなみに西谷に左サイドは”大反対”です。理由は守備。第4クール土壇場で彼が絡んだ失点は相当あると思いますよ。ただし、ポジショニングの問題なので目には見えないです。あの辺の失点をどこから崩されたかを思い出せばわかると思います。全部DFの責任になりましたが、その前に伏線があったと思います。どうせ守らないならもっと前でやってくれ。川崎はどうなのかな?和波君もいますし、上里君もできますね。
右サイド。個人的には岡田君を応援します。・・が現実的には芳賀になるかな?プレーを見たことないから・・。関もできるし。加賀君もいい味だしますからね。砂川君でもいいかな。ちょっと薄いかな?
ボランチ。大塚-!!よく来てくれた。望むことは一つ。パスミスしないで繋いでくれ。守備ではSHと連携してパスコースを断定させてくれ。ひきつけて智樹に前を向いてプレーさせてくれ。でっかい声で全ポジションのコーチングしてくれ。全然一つじゃない。少ないお金でたくさん願い事をする初詣を連想してしまいました。まさに神としてお迎えいたします。
もちろんスーパーバックアップの金子君も忘れませんよ。
全体的に考えると上里君の使い道がないなぁ。ポストプレイヤーがいると、トップ下の役割が変わりますね。まさに今年は砂川君のような”シャドウ”の存在が生きてくるでしょうね。逆にパサーは窮屈になるのでは?もともと上里君は完全なトップ下というよりボランチ兼任みたいなところがあったから大丈夫かな?
ということでお勧めイレブン
FW 清野
FW フッキ
MF 砂川
MF 岡田
MF 関
MF 大塚
MF 智樹
DF 和波
DF 曽田
DF 加賀
GK 林
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2006年02月14日
フォーメーション(DF)その2
前回は加賀君の贔屓で終わってしまいました。DFについては新戦力がどんな選手なのか情報が今一なのでコメントが難しいです。特に加賀君と和波君についてはSHの考えもありますね。新戦力がなれるまでは池内―曽田―加賀希望ですが、最終的には和波・加賀の高速CBの台頭を楽しみにしています。特に加賀君にはタックラーではなくインターセプター(パスカット)の鬼になって欲しいです。もちろん和波君にも当然同じことを要求します。彼らの足なら出来る。中盤がパスコースを断定させて、彼らが断定されたコースをあえてフロート(浮かせる)する、もちろんカットできる位置にポジショニングしての話です。そして、パスカット、高速ドリブルで前へ突っ込む。これで2人くらい後においていけるはず・・。ということは前には数的有利が出来ています。
こういう風にひとつひとつのプレーがチーム全体を活性化していきます。まさにヤンツーはそれをやろうとしているのだから、守ってればいいというものではないですね。彼らが後ろの方でも工夫して1人でも2人でも翻弄できれば”前”はどんどん楽になるということです。一番効果的なのは、ボールを奪取してから切り返しを早くすることです。後半になれば相手もばててますので、戻りが遅くなるでしょう。
新戦力は見てからですね。今年は池内君は試練の年になりそうですね。まえはユーティリティプレイヤーだったみたいですが、中盤も生きのいいのが揃ってますから。もちろん道産子は応援しますけど・・・。
posted by z-press |19:33 | TACTICAL-戦術 | コメント(6) | トラックバック(0)
2006年02月09日
練習試合 無理矢理データ化 2
引き続き+/-データを・・・。
初めて見る方は前のエントリーを参照にしてください。
【得点時にピッチの中にいたフィールドプレイヤーBEST3】
1.関 10得点
2.曽田 9得点
3.智樹 8得点
3.加賀 8得点
3.大塚 8得点
【失点時にピッチの中にいたフィールドプレイヤーBEST3】
1.池内 6失点
1.藤田 6失点
1.大塚 6失点
以下5失点が3名
【+/-総合点】
1.砂川 +5
1.曽田 +5
1.加賀 +5
1.関 +5
5.フッキ +4
5.相川 +4
5.智樹 +4
8.西嶋 +3
9.大塚 +2
9.芳賀 +2
9.中山 +2
というわけで
FW フッキ
FW 相川
MF 砂川
MF 関
MF 智樹
MF 大塚
MF 芳賀
DF 加賀
DF 曽田
DF 西嶋
データから選んだスタメンです。あくまでお遊びですよ。
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2006年02月08日
練習試合無理矢理データ化
あらかじめお断りしておきますが、このデータは”お遊び”程度にご参考下さい。
NHL(ナショナルアイスホッケーリーグ)のstats(個人記録)には+/-という面白い記録があります。個人記録なんですけど、グループ単位で集計されるもので、得点した場合にはそのリンクに上がっている選手全てに”+1”。失点した場合には同じく”-1”。セット単位で動くアイスホッケーならではのデータですね。私はサッカーは11人でやる団体競技だと思っています。だから、前述しましたが失点の責任はFWにもあると思いますし、得点の功績はDFにもあると思います(前からの守備やCBのラインの高さなどが反映する)。なのでこのデータをいろんなセットで試しているコンサの練習試合に当てはめたらおもしろいと思いました。ということで川崎までの3試合を集計してみました。
【得点時にピッチの中にいたフィールドプレイヤーBEST3】
1.曽田 7得点
1.西嶋 7得点
1.関 7得点
以下5得点が11名
【失点時にピッチの中にいたフィールドプレイヤーBEST3】
1.清野 4失点
1.大塚 4失点
1.藤田 4失点
以下3失点が6名
【+/-総合点】
1.西嶋 +5
2.相川 +4
2.加賀 +4
2.関 +4
2.砂川 +4
2.曽田 +4
7.智樹 +3
7.フッキ +3
7.千葉 +3
声を大にして言いたいのは、サッカーは団体競技であるという事。FWは点を獲っていればいいと言うものでもないし、CBは守ってればいいというものでもない。何事も連携を含めたバランスがチームを勝利に導くと言いたいです。
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2006年02月04日
フォーメーション(DF、その1)
まずは既存の3人(池内、曽田、加賀)はしばらく動かして欲しくないですね。DFラインの連携は素人目に見てもそう簡単ではないと思います。新戦力の選手は数試合を外から見て欲しいです。ラインだけではなくサイドやボランチとの関係も含めて。去年の失点は全てDFラインの責任にされてましたが、サッカーは11人でやるスポーツなので、失点の責任の全てをDFラインに被せるのは酷だなと思います。私は失点の責任はFWにもあると思いますよ。FWの組合せによって最終ラインの位置が違ったりしますから。しかしながら、最後の最後の1対1は勝って欲しいです。
なんといっても加賀君ですね。思いっきり”えこひいき”ですが・・。私は加賀君のことを”魅せるディフェンダー”と呼んでます。彼のスライディングタックルで何度もスタジアムがどよめきましたよね。でも、ヤンツーは彼の事を”どうしてもリアクションになってしまう”と評価していました。伝家の宝刀”スライディングタックルは右後ろからに狙ってますので、一度抜かせて、後ろからザーッ!て感じになりますね。その分、自陣をえぐられてしまいます。但し奪取率は相当高いです。特にSHで起用された時高い位置で”スラタク”かましたのは爽快でした。あと人間性。”本当参る”KPの人達はこれでわかってくれると思います。素敵な奴です。
posted by z-press |20:50 | TACTICAL-戦術 | コメント(3) | トラックバック(0)
2006年02月02日
フォーメーション(GK)
順番ならMFのところですが、超大作になりそうなので先に短い方から・・。まずは3人体制がどうかということですが・・。基本的には現在の日本代表みたいなことも起こりうるので足りないんじゃないかという不安があります。しかしながら、第4GKのモーチベーションを保つのが非常に難しいですね。サテライトでベンチに入れるのは第2と第3です。第4はベンチにも入れません。練習試合もなかなか出してもらえなかったらしく、本当に辛そうでした。なので心情的には3人でがんばってくれと思っています。
ポカが多いとされている林君。彼の特徴はDFラインの背後のスペースを埋める意識が高いことです。なので第4のCBとしても数える事が出来ます。彼が裏のスペースを埋めることでDFラインは前にポジショニング出来ます。よって、そこに高原君を入れるかどうかは並列に見ることが出来ないですね。戦術そのものを若干変更せざるを得ないということです。ただ、真実は林君が調子悪くて変えた方がいいとされる時期に高原君も一緒に調子悪く、サテライトで大量失点したので変えれなかったということらしいです。
阿部君はただただ頑張れ。腐るな!!腐るってタイプじゃないけど・・。いつも爽やかです。
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2006年02月01日
フォーメーション(FW)
現段階でフォーメーションを考えるのはいささかナンセンスかもしれませんし、今季はユーティリティプレイヤーが多いので固定化はあまりされないじゃないかなと思いつつ、考えるのは楽しいので仕方がない。
今年はメンツ的にも4-4-2が出来るメンバーなのですが、今年もあくまで”前”でプレーすると宣言してますので、中盤が厚い3-5-2でいくでしょうね。ただ、人員やケースによってはシステムは変えてきそうです。
FWはフッキが中心になりそうです。ウィルタイプと聞いてますので、ポストも出来るのかな。だとしたら、相棒は清野君になりそうです。・・が月刊コンサドーレでは運動量が低いとして意外に評価が低いですね。清野君は第4クールでは守備を相当やるようになってましたので、そこが出れるかどうかのポインとになりそうです。相川君はボールを持ってないときの動きがいいと書いてありました。ただ、ボールを持っているトコは雑だとも書いてありましたね。中山君は守備要員になっちゃいました。でも、コンサのサッカーでは本当に重要な役割です。FWは点を獲らなければダメなんて古い事は言わないようにしましょう。近代サッカーでは守る事も点を獲るくらい大事な事です。謙伍はがんばれっ!!それだけ。第4クールの流からして、今年は得点力不足とはいわせないでしょう。ただし、中盤からしっかりパスがまわることが前提です。
フッキについては選手の太鼓判が押されましたので使えそうです。デルリスの時は”負けない”と言ってました。フッキは”あいつはやるわ”との事でした。
posted by z-press |23:04 | TACTICAL-戦術 | コメント(0) | トラックバック(0)
2006年01月30日
アクションサッカーとリアクションサッカーの違い
前のエントリーの最後の方はきっと理解できない文章になってしまって申し訳ありません。わかりやすく整理してみます。あくまで自分の解釈ですのであしからず。
【アクションとリアクション】
これは守備のことだと思います。どちらも定義づけされてない言葉ですよね。ニュアンスなだと思います。リアクションは守備に人数をかけてガチガチに守って相手がミスするのを待つ戦術。極端なことを言えば”引き分け狙いでうまくいけば勝ち”みたいな意識になるんでしょうか。特にJ2では自陣深くで守る事に使われています。今ではJ2でも過去の戦術となりつつありますね。水戸くらいしか使ってません。
アクションサッカーはその名の通り、”攻める守備”前の方からプレスかけて自分からボールを奪いにいく守備のことです。イメージとしてはバスケットで自陣で2-3の台形で相手が攻めてくるのを待ち、インサイドに相手を入れないようにして守るのが”リアクション”。オールコートで相手がボールを出すところからプレスしてボールを奪いに行くのが”アクション”そんな感じですかね。あくまでイメージです。
【カウンターとポゼッション】
この言葉が対比してるかどうかは自信ありませんが、どちらも攻撃のことですね。いわゆるカウンターというのはボールを奪ってから、早く攻撃を仕掛けることですね。だから、リアクションにもアクションにもカウンター攻撃があると思います。ポゼッションサッカーも定義付けていいかどうか疑問ですが、一般的にはパスを正確にゆっくりつなぐ”遅攻”と私は解釈しています。前述しましたがヴェルディあたりが得意なサッカーですね。
で、コンサは”前から守備して前で奪って動き出しを早くして攻める”が目指すサッカーですので、”アクション&カウンター”という言葉で済むと思います。柳下監督はカウンターをムービングに換えていますけど・・。
さて、問題となるのは某新聞の”ロングパスで繋ぐサッカー”それは何ですか?という話です。これは、パスのだしどころがなくて失敗した例のことですよね。これを戦術として考えるのはおかしいと思いますし、目指しているのがパスサッカーというのも何かしっくりこないんですよね。前述したポゼッションみたいで、じっくり繋ぐポッゼションサッカーをするなら、前でボールを奪うアクションを選択する必要はないんではないか?と思います。
また、私はコンサの攻撃の起点は前からの守備だと思っていますので、パスのだしどころがなくなったら、ロングパスで相手陣内深くに蹴り込んで、また前の方から守備をし始める”体制の立て直し”の意味で有効だと思います。去年はこのロングパスが結構繋がってゴール出来たりしたから、こう考えるのかな?ロングフィードアシストなんてサッカーでは確率の低い攻撃ですよね。これを戦術にするなんてあり得ないと思います。
長々とすいません。あくまで素人の考えです。
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2006年01月30日
新聞読んでも理解出来ん(ホンダロック戦)
毎年毎年この時期は試合が見ることができないため、マスコミ報道から内容を割り出していました。特に新聞記者の言葉は”あてにならないので”、ヤンツーも言葉だけをピックアップしてました。ホンダロック戦については下記のコメントを残してました。
「(新戦力を含めて)何ができて何ができないか確認できた。新しく入った選手の良さが見えた」
「芳賀は非常に落ち着いてミスが少ない。関もそう。安心して見られる。大塚もイージーミスが少ない」
「パスをつなぐ選手同士が良い距離、角度でパスを回していた」
正直言って、全然わからん。・・・って言うか個人的なコメントしかないんで、チームがどうなっているのかまったく分からん。チームとしてどうこうって時期ではないって事なんでしょうね。新戦力選手の褒め言葉ばかりが前面に出てきてますが。これって・・・・既存選手の競争心を煽ってるように見える私は”ひねくれ者”ですかね。
最後に某新聞の記事です。
今季のコンサドーレ札幌はロングパス主体の攻撃から「パスサッカー」に変身を遂げる。
本当に大丈夫?こんな事目指しているなんて聞いたことない。この言葉から考えるとヴェルディあたりが目指している”ポゼッションサッカー”をイメージしてしまいますが、コンサの目指しているのは前線から守って行く”プレッシングサッカー”でどちらかと言うと、どちらかと言うとですよ”カウンターサッカー”だと思いますよ。パスサッカーというのは頷けるんだけど、ロングパス主体の攻撃と対比してしまうと”違う意味”になってしまう。まるで今まで”水戸”あたりのリアクションサッカーをしてたみたい。もっと勉強した方がいいと思う。
posted by z-press |12:16 | TACTICAL-戦術 | コメント(1) | トラックバック(0)
2006年01月02日
2006年の見方
謹賀新年。
2006開始ですね。年末ぎりぎりまで2005年の選手達の事ばかり考えていたので、あきらかに出遅れました。誰がくるもんやら・・・全然、把握してません。
どこの掲示板でもブログでも"今年は勝負の年”と書かれていて昇格が絶対的な命題になってますね。私はちょっと違うなぁ。”J1定着”こそがコンサの最終目標であると思ってますので、”J1昇格”は単なる通過点だと思います。むしろ、またすぐエレベーターでまた降格するような事があるならば、J2でじっくり“熟成”するのも”あり”かなと思います。降格するという事は”負け続ける1年”があるということで、どうにも勝ち負けしかこだわれない我がサポーターが耐えられると思えないんですよ。それにヤンツーは今年で最後と決めているようで・・・今年、結果を出さなきゃならないと焦ってしまったのは残念ですね。なんか岡田監督の時と非常に似ていて・・・・来年以降がすっごい不安なんですけど・・・・。フロントは現場だよりにならずに今から計画的に手を打って欲しいです。また、サポーターにはどんなに負け続けても応援する”という“鉄の意志”を持って欲しい。J1なんて、そんな甘いもんじゃないと思います。
2006は2005と変わらず、”J1で通用するサッカーが出来るか否や”を1年通して見ていこうと思います。というか2005を見て、J1相手にも、いや、J1相手には”最初は結構やれそうだ”と見ています。いずれにしてもJ1から3チーム降りてきます”いい試金石”になると思います。甲府も柏に勝ったわけだし・・。
話は逆登ってしまいますが、第4クールに初めて甲府を現場で見ました。正直驚きましたね。甲府というチームはボールを奪うと躊躇することなく両SBがオーバーラップして、自陣に残るのはCBの二人だけという“ケタ外れなリスク”をおかしてまで攻撃してくるチームであることを初めて知りました。TVで見るとわからないことです。普通のチームより攻撃陣が1人多いことは守る方としては厳しいと思います。攻略法は”カウンター”。書くまでもなくわかると思います。調べてはいませんが、水戸に対しては相性良くないんじゃないでしょうかね。
柏はまんまと”はまって”しまいました。そもそもJ1のチームは”ポゼッション”を大事にしますので、最終ラインから攻撃をビルドアップしてきます。J2のように後ろから”放り込む”ことは少ないです。そんなところに、甲府の前線からのプレス。そしてセンターラインは絶対越えさせないぞとばかりの攻撃にかける人数。J1のチームにとっては”セオリー”から反することばかりだったと思います。J1でずっと通用するかは別として、J1の弱点をついた戦術をチョイスしていると思いました。
ということは“コンサ”も甲府よりややオーソドックスに“同じサッカー”をしたいわけですから・・・。楽しみなんですよ。元J1と戦うのが・・・・特にもろJ1のベルディとやるのがね。
そんな感じで2006を見ていきます。
posted by z-press |10:08 | TACTICAL-戦術 | コメント(0) | トラックバック(0)