2005年11月30日

奇数チームのJ2リーグを振り返る

別のブログを書こうとしていたら、AM1時~AM8時までメンテに入ってしまって、書けず。なので、こっちを書きます。ネタはまだ自分なりに整理できていないですが、書き始めれば何とかなるでしょう。

愛媛FCがJFL2位以内確定とのこと。これで来年はJ2は1チーム増え、13チームとなる(今年は問題になっているチームはないんだよね?、今年は)。チーム数が奇数になるということは、毎節どこかのチームがお休みになるということです。J2が奇数チームになるのは2000年以来(11チーム)のこと。


2000年はコンサドーレが首位でJ1昇格を決めた年ですが、この年はいろんな事情で順位が暫定のまま、春から夏までリーグ戦が行われるという異常事態でした。その渦中にあったのがコンサドーレ札幌です。
事の発端は、有珠山が噴火して室蘭で開催の第6節(00年4月9日)が延期となりました。札幌は第1クールでは第3節が休みになっていたのですが、この6節も飛んでしまい、代替開催となった7月16日まで1試合少ない状態となりました。その札幌が首位を走ったものだから、順位は常に“暫定”という枕詞が付くことになりました。ちなみにコンサドーレ・オフィシャル・サイトの2000年の戦績ではこの延期となった第6節の結果(1-1)が抜け落ちています。昇格の最大のライバルと言われた浦和レッズに春先のチームが固まっていない状態で当たらなかった(浦和との初対戦は実に第17節、6月アウェイ戦)のは、札幌有利に働いたのは間違いありません。結果的にこの年の対浦和戦の戦績は3勝1分の負け無しとなります。

お休みが伴うということは、チームの状態によっては有利にも不利にもなります。勢いがあるとき(連勝中)は邪魔な存在ですし、バランスが崩れているとき(連敗中)は建て直しのチャンスです。
ただ勝ち点を積み上げて争うリーグ戦において、勝ち点の積み上げが不可能ということは、「休み」=「負け」という考え方も出来るわけで、お休みの間に順位が下がるという可能性があります。したがって、来年は成績を考える際に若干の数学的思考が必要になります。いまから準備(予習)しておきましょう。

ハイ、今週の講義はここまで<オイオイ!


posted by tristar |01:37 | コンサドーレ周辺 | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:奇数チームのJ2リーグを振り返る

はじめまして、お邪魔します。
奇数リーグ、懐かしいですね~。本当なら1クールごとに「暫定」じゃなくなるはずなのですが、それこそいろいろな事情でず~っと「暫定」でしたね。
tristarさんのいうとおり、浦和との試合が延期になったのは確実に+だったと思います。
来年は試合数自体が増えて大変ですが、どうなるのでしょうね。
東京VなんかはJ2とACLで50試合を超えるそうな・・・。

posted by たくお | 2005-11-30 09:33

Re:奇数チームのJ2リーグを振り返る

コメントありがとうございます。
コンサがJ1に上がれなかったのは、お休みがなかった
からではないか、という疑念が浮かんでしまいます。
来年は期待したいですね。
というか、最終節も恥ずかしくない試合をして欲しい
です。

posted by tristar | 2005-11-30 12:50

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