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2009年07月20日

たまらず宮の沢

昨日、函館から帰って来たのが午後8時過ぎ。
今日の朝、9:30に宮の沢に行くなんて、
いくら近いとはいえそりゃ無理な相談だ!
…という気持ちに
選手がどんな表情で練習してるのか見ないと気がすまない!
…という気持ちが堂々と(?)勝ち、
奇跡的に起床に成功、眠いわだるいわの体にむち打って
宮の沢に行ってきましたよー。
なにげに、今期初(!)宮の沢。

恐らく、長いミーティングがあるだろう
という予想はしていたものの、案の定選手が出てきたのは10:20。
どんな話が出たのかかなり興味アリ子。て、ミーティングだったと決め付けてますが


見ている人のこれまた主観になるから
選手が「吹っ切れて練習していた!」とも、
「なんか元気が無かった!」とも、断言できないって感じかな。

ワタシは、チームを勝たせる事と、意地でもこの壁を越えてやるぞゴルア!
という意欲に満ち溢れて(?)いるから(笑)、
なべみわさんの主観だけで言えば
「熱心にみんなやっているように見えた」と言いたい所だけど。

ま、和やか!というにはちょっと苦しいけれど
かと言って悲観したくなるように暗いわけでもなく。
「黙々と」もしくは「ただひたすらに」ボールを追っていたように、
ワタシには映ったかな。

いかんせん、ノブリンになってからは練習を見るのは初めてなので
いつもと比べて声の量がどーかとか、
比較する材料が皆無なのでその辺はわからないけど。

ボランチより前での攻撃の組み立ての練習となるオフェンス
逆に、それに対するディフェンス
その練習の時には、時折美しいパスワーク
そしてそこからの…何故か実践では出来ないフィニッシュが
なんだか当たり前の様に行なわれていて。

これが、実践で出来るようになればなぁ
と、しみじみ思うけど、それがそう簡単にいかないのもこれまたサッカーか。

だからこそ、その完成を根気強く見守るぞ、見ないと気がすまないぞ
と、沸々と覚悟を新たにしてみたり。いつの間にか負けず嫌い(笑)

ほっちゃんが、全体練習の終了後、
ずーーっと曽田とランニングをしていて。
曽田が熱心に何かを彼に話しながら並走していて、それを熱心に聴くほっちゃん。
何週も何週も。

私たちの前を通る時、曽田の熱弁?は変わらずで、
3週目くらいの時では…アメーリカンばりに手のアクション付き(笑)。
その後はワタシは出待ちを眺めに行ったので見ていないけど、
どうやら10週ほど曽田塾は続いたらしい……
何を話していたのか激しく気になる今日この頃。

さて、その出待ち眺めでは。
コルドバが、通訳(チームのではなく、牧師さん)を呼んで、
自分の思いを彼のほうから語りかけていた。
実直だし朴訥としていて。
コルドバはマジ素敵。

その後、マコの登場に、若い子たちが函館の時の感謝や想いを伝えていて
マコの方も…冷静に考えれば「きゃーん」となりそうなセリフを
あの無表情で(笑)さらっと言いのけてて。
心の中ではニンマリしつつ、その会話の姿を傍らで聞くワタシ。
頼むよマコ、ほんとに頼むよ。


選手の表情は様々、だったかなぁ。
ああこれは、悩んでるなと一目瞭然な選手も正直いるし、
マコあたりのその他ベテラン組は、たとえ悩んでいてもわかりにくいけど(^-^;

それぞれ、色んな想いが選手もサポも交錯しているなぁと思う。

勝てなくて、どんよりしているだけのサポもいるだろうし。
怒りとか呆れが全面に出ているサポもいるだろうし。
悩んで吹っ切れていない若手選手もいるだろうし。
迷路に入っている選手もいるかもしれないし。

でも、勝ちたい というベクトルだけは
きっとみんな同じ方向に向いているはず。じゃなきゃ困る

勝つ事で、色んな事を色んな立場の人がそれぞれ昇華して
経験値として刻んでいく、それが今の札幌に課されたテーマなのかもなぁと
漠然とした事を漠然と考える。
そして、勝つのは、ほかでもない自分達なんだよ、とも想う。

とにかく、挑み続けること、だよな。
それしか無いし、それしか出来ないよ。

posted by なべみわ。 |20:15 |