2007年09月12日

食の大切さ

今日の日本経済新聞スポーツ面のコラム「フットボールの熱源」に、コンサドーレ札幌の「食育サッカー教室」についての記事が載っていました。
また要約してみます。


子どもたちの様々な問題の中でも、食の現場の貧しさは深刻だ。コンサドーレ札幌では、サッカー教室と組み合わせて食の大切さを訴えている。各クラブには食に関するノウハウがそろっている。食育はリーグを挙げて取り組んでもいいテーマだ。


とまあこんな感じですかね。

この記事の最初の一文、書き出しの部分を引用しますね。

> いなかの子はみな、たくましく育っているというのは幻想らしい。
幻想です。
引用した部分の続きにあるのですが、「何かというと車で送ってもら」ってしまうし、大人も、特に冬は車に頼る傾向があって、親子そろって運動不足、ということが多いようですね。
個人的には、車に頼りすぎて公共交通機関、特に鉄道に乗れない人がいる、ってことの方が重大関心事なんですがw。

それはさておき、僕も今年、一度食事の大切さを痛感しましたよ。食事と、生活のリズムですね。
ある日、朝起きるのがすごく遅くなってしまったんです。お昼くらい。で、朝食兼昼食ということにしてしまった。
その日の夕方、フィットネスクラブに行って、トレッドミルの上を走っていたんですが、走り終わったあとぶっ倒れてしばらく動けなくなってしまいましてね。
走ったのなんてせいぜい6〜7qくらいで、僕はすでに成長の止まったオジサンです。それでもこんなになってしまうんだから、成長著しい中学生・高校生が、もっと激しい運動をするであろう運動部に、朝食抜きで部活に参加するなんて考えられませんね。

選手も、食育講座の中で、「牛乳を毎日1リットル飲んでいます」「3食取らないと練習についていけない」などと話しているようで、「選手見たさで集まった母親も食事への関心が高まる」(それぞれ、記事より引用)のだそうです。

子どもの食の問題は大きいですよね。子どもの時期に栄養が不足したらどうなるか。体が十分発達せず、大人になって以降ずっと死ぬまでその頃の栄養状態が悪い方に影響してくるかも……、と思うと、ちょっとゾッとします。
別に、コンビニ弁当やお総菜が悪いとは思いません。食事に神経質になりすぎて、大人がストレスをため込んでイライラしてしまうと、今度は子どもの心に影響が出てきます。それに、最近は栄養に配慮したり、着色料などをなるべく使わないようにしたコンビニ弁当やお総菜もあるみたいですからね。
逆に、そういうのを上手く活用して、心も体も健康に育てるような環境を作れればいいなと思います。

にしても、「栄養が不足したら」なんて、まるで発展途上国でのことみたい。しかし、この経済大国日本で、「モノ」のあふれる日本で起こっているんですよね。経済を重視するあまり、健康という人間の基本的な部分をなおざりにしてしまったのかもしれません。
折しも、今は「自殺予防週間」の最中。健康を軽視しすぎた結果、という意味では、食の問題も、9年連続で3万人を超えたという、膨大な数の自殺者(ちなみに、交通事故死者数は年間6千人強)の問題も、根っこは同じかもしれません。
食は「体の健康」についてですが、自殺は「心の健康」に関する問題です。そして、体と心は分離しているのではなく、相関関係にありますから、体の健康が崩れれば心も病んでくるものです。

ちょっと話を広げすぎましたが、とにかく、コンサドーレがこうして食の大切さを訴えているのは、とても大きな社会貢献だなと思いました。
そして、その活動がこうして日経新聞の全国版で載ったのは、サポとしては大変誇らしいです。

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posted by 元多摩 |17:10 | 経営 | コメント(2) | トラックバック(1)