2006年08月06日
札幌U-12好スタート【福島】 第30回全日本少年サッカー大会は6日、福島県楢葉町のJヴィレッジで競技初日のグループラウンド戦が行われ、北海道代表のコンサドーレ札幌U-12は初戦のACジュニオール戦(4-0)に続いて川上SSS(鹿児島県)との一戦でも2-0(前半0-0/後半2-0)で勝利し、2戦2勝でグループHの首位に立つ好スタートを切った。6チームで争われるグループラウンドで、総当りの2位以内に入ればベスト16となり決勝ラウンド進出が決まる。<前半の札幌はチグハグさが目立った> 目覚め遅くヤキモキも無失点勝利 1日に各チームが2試合を行うこの日。第1試合を終えてから第2試合が始まる16時30分まで札幌U-12は一旦宿舎に戻って昼寝をした。「それがいけなかったのかな。前半は全然目が覚めていなかった。いつも第1試合のようないい試合ができるわけじゃない」と浅沼監督が振り返ったように、前半の札幌は相手の堅い守備に苦しめられたという点はあったにせよ、積極性を欠いた試合運びをしてしまった。 守備は何度かあった危ない場面をDF陣が身体を張り食い止めてきた。一方でマイボールとなった後の攻撃に厚みがなく、仕掛けも足りないために決定的な好機もつかめないままに前半を終了した。 浅沼監督は前半の不出来に「失点しなければ0-0の引き分けでもいいと思った」そうだが、徐々にフィジカルの差が出てきた後半13分、後半から出場したDF秦正顕(6年)による左サイドからのチャンスメイクで、ゴール前の混戦からこぼれたボールをFW稲田浩平(6年)が落ち着いて蹴り込みようやく札幌が先制。先制後は札幌選手の動きにキレも戻り試合の主導権を握る。18分には右からのFW中原彰吾(6年)の低いシュート性のボールを稲田がゴール前で合わせ、浮き球となって相手GKの頭上を越えネットに吸い込まれるゴールとなり、ダメを押した。前半は3本に抑えられたシュートも後半の20分だけで11本を記録するなど、攻めの姿勢を呼び起こしての勝利だった。
<DFの中心的選手として2試合フル出場の5堀米> しかし浅沼監督の評価は厳しく「この大会に参加している目的は夏休みの思い出作りじゃない。多くのチームと対戦して、自分たちに何ができて何ができないか課題を見つけることです。前半みたいに走れるのに走らないようでは課題を見つけることもできない」と、目標としているグループ突破に視界が大きく開けたとはいえ、しっかりと兜の緒を締めた。 2試合を通じ、体格的にはどちらかといえば対戦相手より劣っていた札幌イレブンではあったが、当たり負けする場面は少なかった。身体の寄せ方、入れ方、体重移動などに巧みさが見え「身体が小さければ小さいなりの工夫がある」(佐賀一平コーチ)ことを実践して見せたことは収穫であったのではないだろうか。
<2試合で1ゴール1アシストの9中原> 稲田、1日で5ゴール! 背番号11を背負うFW稲田浩平(6年)が2試合で計5ゴールと爆発した。周囲に使われてゴール前に良い位置取りをして3本のシュートを3本とも決めたACジュニオール戦のゴールもさることながら、川上SSS戦ではゴール前での粘りと巧みなループシュートも決めるなど非凡さを見せた。シュートレンジでのプレーでは少ないタッチ数でフィニッシュまで持ち込んでおり、浅沼監督も「センスはある」と認める。「練習ではあまり入らないんですけれど」と本人は謙遜したが、本番に強いタイプもチームには必要。10番の司令塔MF深井一希(6年)らとの呼吸も良い。彼ら北のアタッカー達が全国の猛者たちにどれだけ通用するのか楽しみになってきた。
<CKに備える札幌守備陣。GKは1福永> 札幌U-12・戦績と対戦予定 6日(日)11:30 ○4-0 ACジュニオール(宮城県) 16:30 ○2-0 川上SSS(鹿児島県) 7日(月)16:30 四日市JFC(三重県) 8日(火)11:30 FCアミーゴ(鳥取県) 15:30 山口SS(山口県) 9日(水) 9:30 決勝トーナメント1回戦(=勝ちぬけの場合) 14:00もしくは14:50 フレンドリーマッチ(=グループ敗退の場合) 16:00 準々決勝 札幌U-12・今大会の登録選手(大会公式プログラムによる) 1 GK 福永 浩哉(6年) 2 DF 久保 慶弥(6年) 3 DF 佐々木近哉(6年) 4 DF 秦 正顕(6年) 5 DF 堀米 悠斗(6年) 6 MF 神田 夢実(6年) 7 MF 高橋 悟之(6年) 8 MF 藤井 湧揮(6年) 9 FW 中原 彰吾(6年) 10 MF 深井 一希(6年) 11 FW 稲田 浩平(6年) 12 DF 紀井 秀斗(6年) 13 MF 前 寛之(5年) 14 DF 田代 薫彦(5年) 15 FW 岡田 洋平(5年) ※16FW内山裕貴(5年)は帯同せず
2006年08月06日
札幌U-12、初日2戦2勝【福島】 第30回全日本少年サッカー大会に参加しているコンサドーレ札幌U-12は6日午後、福島県楢葉町のJヴィレッジでグループラウンドの第2試合を行い、鹿児島県代表の川上SSSを2-0で降し、2戦2勝でグループHの首位に立った。 3戦目は明日、四日市JFCとの間で行われる。
2006年08月06日
札幌U-12、初陣を飾る【福島】 第30回全日本少年サッカー大会は6日、福島県楢葉町のJヴィレッジで競技初日を迎えた。全国から48チームが出場しており、6チームづつ8つのグループに分かれて総当りの予選ラウンドを行う。 北海道代表で初出場のコンサドーレ札幌U-12は初戦で宮城県のACジュニオールと対戦し、4-0(前半3-0/後半1-0)で快勝した。6日のうちに予選ラウンドをもう1試合戦い、8日までに各チームとも5試合を終えた段階で各組上位2チームが決勝ラウンドへ進出する。準決勝以降は東京・西が丘サッカー場に会場を移し、決勝戦は同所で12日に行われる。<ハットトリックを記録した11稲田> 溌剌、躍動、札幌の「末っ子」たち 札幌U-12が初陣を見事な勝利で飾った。 率いる浅沼達也監督は試合前に「この暑さは選手たちには厳しいと思うし、『水を飲め』と言ったら一度にたくさん飲みすぎてお腹をこわす子もいた。昨日は練習にならなかった。きょうは試合になるかどうか…」と不安を口にしていた。しかし緑の天然芝の上で選手たちは立ち上がりからACジュニオールを圧倒した。 20分ハーフで行われた試合。開始1分半もしないうちに右45度からのFW稲田浩平(6年)のグラウンダーのシュートがネットを揺らし、これで意気上がる札幌は相手が落ち着きを取り戻す間も与えずMF深井一希(6年)のラストパスから再び稲田が強烈な弾丸シュートを突き刺し、開始2分で2-0とする(時間表記は手元の計測)。 8分には鮮やかな速攻を見せる。右サイド奥に攻め込んだ深井のクロスをゴール正面に詰めてきたFW中原彰吾(6年)が決め早くも3-0。以降も体格では勝るACジュニオールに対し巧みな身体の使い方で中盤でのボールの競り合いをことごとく制した札幌が優位に試合を進め、ピンチらしいピンチもほとんどないまま前半を終える。ベンチの浅沼監督も「ナイスプレー!」と絶賛で選手たちを出迎える素晴らしい内容だった。
<札幌は攻守の切り替えの速さで圧倒した> ハーフタイムを挟んだ後半も札幌の攻勢は止まず、8分にまたしても深井→稲田のホットラインで4点目を奪い取り試合を決めた。 札幌は攻守の切り替えも速く、心配された暑さの影響も曇天のせいかさほど見られず危なげない緒戦となったが、浅沼監督は「立ち上がりに2点取れたことが大きかった。しかしこういう試合をした後が大事。きょうはもう1試合あるのでお昼の休憩時間の過ごし方が大事になる」と、表情を緩めることはなかった。「目標は予選ラウンド突破です。でも難しいでしょうね」とあくまで控えめではあったが、ひとつの勝利で選手たちが大きな自信を付けたことは確かだろう。
<4点すべてをアシストした10深井(※訂正しました)>