コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2006年08月06日

ひぐまスポーツJ村版(3)

札幌U-12、初陣を飾る【福島】
 第30回全日本少年サッカー大会は6日、福島県楢葉町のJヴィレッジで競技初日を迎えた。全国から48チームが出場しており、6チームづつ8つのグループに分かれて総当りの予選ラウンドを行う。
 北海道代表で初出場のコンサドーレ札幌U-12は初戦で宮城県のACジュニオールと対戦し、4-0(前半3-0/後半1-0)で快勝した。6日のうちに予選ラウンドをもう1試合戦い、8日までに各チームとも5試合を終えた段階で各組上位2チームが決勝ラウンドへ進出する。準決勝以降は東京・西が丘サッカー場に会場を移し、決勝戦は同所で12日に行われる。


<ハットトリックを記録した11稲田>


溌剌、躍動、札幌の「末っ子」たち
 札幌U-12が初陣を見事な勝利で飾った。
 率いる浅沼達也監督は試合前に「この暑さは選手たちには厳しいと思うし、『水を飲め』と言ったら一度にたくさん飲みすぎてお腹をこわす子もいた。昨日は練習にならなかった。きょうは試合になるかどうか…」と不安を口にしていた。しかし緑の天然芝の上で選手たちは立ち上がりからACジュニオールを圧倒した。
 20分ハーフで行われた試合。開始1分半もしないうちに右45度からのFW稲田浩平(6年)のグラウンダーのシュートがネットを揺らし、これで意気上がる札幌は相手が落ち着きを取り戻す間も与えずMF深井一希(6年)のラストパスから再び稲田が強烈な弾丸シュートを突き刺し、開始2分で2-0とする(時間表記は手元の計測)。
 8分には鮮やかな速攻を見せる。右サイド奥に攻め込んだ深井のクロスをゴール正面に詰めてきたFW中原彰吾(6年)が決め早くも3-0。以降も体格では勝るACジュニオールに対し巧みな身体の使い方で中盤でのボールの競り合いをことごとく制した札幌が優位に試合を進め、ピンチらしいピンチもほとんどないまま前半を終える。ベンチの浅沼監督も「ナイスプレー!」と絶賛で選手たちを出迎える素晴らしい内容だった。


<札幌は攻守の切り替えの速さで圧倒した>


 ハーフタイムを挟んだ後半も札幌の攻勢は止まず、8分にまたしても深井→稲田のホットラインで4点目を奪い取り試合を決めた。
 札幌は攻守の切り替えも速く、心配された暑さの影響も曇天のせいかさほど見られず危なげない緒戦となったが、浅沼監督は「立ち上がりに2点取れたことが大きかった。しかしこういう試合をした後が大事。きょうはもう1試合あるのでお昼の休憩時間の過ごし方が大事になる」と、表情を緩めることはなかった。「目標は予選ラウンド突破です。でも難しいでしょうね」とあくまで控えめではあったが、ひとつの勝利で選手たちが大きな自信を付けたことは確かだろう。


<4点すべてをアシストした10深井(※訂正しました)>


posted by higuma |13:37 | コメント(0) | トラックバック(0)

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