コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2006年12月24日

ひぐまスポーツ特報版・堀井選手引退式

堀井岳也選手、引退セレモニー

 札幌、山形でも活躍した甲府のFW堀井岳也(31)が今期限りでの引退を表明し、23日(土)仙台・ユアテックスタジアムでの天皇杯全日本サッカー選手権準々決勝「ヴァンフォーレ甲府-コンサドーレ札幌」戦に先立ち引退セレモニーが行われた。





 山梨県甲府市で生まれ育った堀井は青山学院大学卒業後、当時JFLに所属していた地元のヴァンフォーレに入団。2000年にはモンテディオ山形へ移籍し、卓越した得点感覚でゴールを量産した。そのプレーが認められ2001年9月に当時J1のコンサドーレ札幌へと移籍。初出場となった札幌ドームでの清水エスパルス戦で名刺代わりの延長Vゴールを決める華々しいJ1デビューを飾り、以後札幌がJ2に陥落した後も世代交代が進む中、貴重な戦力として活躍した。
 昨2005年は一時影を潜めていたゴール前での積極性が蘇り大いに期待されたものの、5月の山形戦で相手選手と交錯し右足を骨折。シーズンのほとんどを棒に振り、年末には札幌から戦力外通告を受けた。「怪我も治っていたし、あの状況では辞められなかった」(堀井)と他チームでの現役続行を決意。J1昇格を決めていた地元の甲府に戻り、大木監督の下攻撃サッカーの一翼を担うべく奮闘したが、FWの層の厚さからリーグ戦出場は16試合1得点に留まり、引退を決意した。
 この日の天皇杯札幌戦もベンチ入りは叶わずスーツ姿でユアスタ入り。仕事の都合で現在は栃木県で暮らす両親を招待し、吹っ切れた笑顔で取材に応じてくれた。
 「現役に未練がまったくないわけではないが、J1でもやれたし、たいした選手ではないわりにはよく頑張ったと思う。(9年間の現役生活の中で最も長く在籍した)札幌が相手のときにこんな引退式をやってもらえるなんて巡り合わせを感じます」と語り、「たくさん来ている札幌のサポーターも皆さん堀井選手に会えるのを楽しみにしていますよ」と話を向けると「いやぁ、(全体の)0.1%くらいじゃないですか」と謙遜。甲府のサッカーについては「甲府強いよ。入ってみていいサッカーやっているのでビックリした。札幌のサポーターも相手が甲府だから『いける』って思っているんじゃないの?そうはいかないよ!」と甲府の一員である誇りを見せた。
 選手入場前にピッチに立ち、マイクを通じて引退の挨拶を行い、甲府、札幌双方から花束が贈られ、試合後には選手が引き上げた後にピッチを一周。互いのサポーターから注がれる熱い「ガクヤ」コールに応えていた。
 引退後は甲府にそのまま在籍し、育成スタッフになる予定とのことである。第2のサッカー人生として自分自身を超える山梨のサッカー少年の育成に期待したい。


posted by higuma |14:11 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年12月09日

【現地組】きょうのマン・オブ・ザ・マッチ

誰が何と言おうと東城主審である!

posted by higuma |19:28 | コメント(2) | トラックバック(0)