2008年11月11日
新たな発見
今日は遅くなったけど応援自粛で気が付いた事を。 その前に言っておきたい事がある! 試合終了後から応援自粛の是非を問う内容のエントリーが多く上げられていた。 しかし、趣旨そのものには一切触れず、行為のみを批判する内容も多かった。 「理解していない」と言うよりも「理解したくもない」という拒否反応だ。 USが本当に言いたかった事は、フロント、選手、サポーターが共に一生懸命に 考え、そして一枚岩になろう!という事。 その3者が集まる唯一の場所であるスタジアムで、応援自粛という手段を執り、 自ら憎まれ役になり問題提起を行なった。 お互いの意見を尊重せず、ただ批判合戦をしても全く意味が無い。 応援したサポも自粛したサポも辛くて悔しい思いをしたのは一緒だ。 この経験を次にどう生かすか? 今後のコンサドーレ札幌の真価が問われる。 さて前置きが長くなったが、応援自粛をした事によって、いろいろと新たな 発見があった。 ・ 試合前の練習で基礎をやっている 基礎とは、二人一組でボールを持ちトラップして相手にボールを返したりする 準備運動みたいなものを指す。 へ?そんなのも知らんかったの??と思われるだろう。 しかし、普段選手が練習しに入場した時は、歌を歌い飛び跳ねていて、目の前には 無数のフラッグが振られているのでピッチは全くと言って良いほど見えない… こんな事してるんだ~と、興味津々で見ていた。 そこで気が付いた事は、ダヴィは基礎が全く出来てない(爆) 改めて、動物的なんだな~と… ・ 浦和サポは練習も良く見ている 札幌と浦和の練習風景を見ているとその差は歴然だった。 単なる準備運動として体を動かす札幌と、試合の為のシミュレーションとして 練習をこなす浦和。 そして浦和のサポは練習風景を良く見ており、たとえ練習であっても良いプレー があれば、拍手&コールが起きる。 選手はサポに監視されているので試合前の練習でも手を抜く事は許されない 雰囲気が漂っていた。 もう練習の時点から試合は始まっているのだ。 ・ 浦和サポのブーイング基準 浦和サポのブーイングは凄かった。 何が凄いって、敵のみならず味方にも平気でブーイングをかます。 監督紹介のブーイングは別として(笑) 味方がフリー状態でシュートが枠に飛ばなければ容赦なくブーイング。 自陣地でちんたらパス交換してたらブーイング。 最初は驚いたが、これは愛情なんだなと羨ましくも感じた。 親が子供をしつける為に怒るのと一緒だろう。 非常に勉強になった。 ・ 浦和側は応援自粛じゃないの? 当初、浦和も応援自粛と報じられていたが、蓋を開けてみたら… それは、試合前日にクラブから発表されたお知らせが関係しているらしい。 クラブが危機感を感じて動いたのだろうね。 札幌のフロントもこれくらいの事は出来るんじゃないの?と心底思った。 この他にも浦和の応援はメリハリがあって、コールにもメッセージが込められていた。 USも自粛に賛同したサポも応援していたサポも、いろいろな意味で勉強に なったと思う。 浦和と全く同じ応援を!とは思わないが、見習うべき点はたくさんある。 良い意所は、どんどん吸収しよう! 最後に、 あのダンマクそろそろ返して下さい(爆)
posted by あさ吉 |23:18 | コンサドーレ | コメント(3) |
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この記事に対するコメント一覧
Re:新たな発見
今日は、思いっきり、まじめコメントです。
早速、USの主張の主旨の実行始めましたね♪(さすが)
浦和の応援は、『サッカー愛』から来る応援だと、今年の一戦目を見て感じました。
コンサの応援は、ブログでの応援論みたいなのをみるにつけ、『応援する自分愛』から来る応援って感じがしてました。
コンサは、『応援はこうあるべきで、ブーングは紳士的でない!』(だけじゃないけど)なんか、建前ありきでものを言ってる感があります。
浦和を見ると、観客のその時々の感情の多数派に皆の応援をあわせる。
そんな感じがしました。
だから、浦和は、色んな立場の人が応援って楽しいと思える。
だから、一体になれる。
コンサは、自分の主義に合わない者を排他しあう。
だから一体になれない。
何か、応援を楽しむ原点のそのままに応援してるのが浦和で、原点を忘れて、大儀名分を大事にしだしたコンサドーレの応援との差が出たのではないかなあという気がします。
たぶん、自粛しなくても、応援は浦和に負けたと思います。
自粛うんぬんは、きっかけにすぎず、そんなことを、皆で考えていけたらなあと思います。
posted by すいとこびっち | 2008-11-12 00:53
Re:新たな発見
あそこまで意思統一された応援を目の当たりにして、
彼らだって一朝一夕でああなったわけではないはずであり、
その紆余曲折を思うと、
悔しいけれどやっぱりビッグクラブのサポーターだと思いました。
と同時にうちはチームも弱いけど、サポーターもまだまだ未熟だと実感せずにはいられませんでした。
ヤツらを真似するとか目標にするとかじゃなくて、
学ぶべきものは多かったです。
posted by rocket2号 | 2008-11-12 10:31
Re:新たな発見
>すいとこびっちさん
このブログで何度も書いていますが、札幌サポは点を取った時は盛り上るけど、
逆に点を取られた時は「嘘でしょ?」ってくらいシュンとなります。
苦しい時ほど選手と共に闘い、叱咤激励するものだと思うのですが…
結局、「選手を応援する」という事が建前になっているんですよ。
今回、自分は自粛組でしたが、心の中で応援組に頑張ってもらいたいと思っていました。
もしかしたら、浦和効果で今までに感じたことにない雰囲気に
なるんじゃないかと。
しかし、点を取られるといつもと同じだった様に感じました。
もちろん、自分たちがど真ん中にいて応援組を寸断してしまったので、
一体感が生まれなかったのも原因の一つだと思います。
でもせっかく、「選手の為に!」と応援を選択したのであれば、
すぐ諦めるのではなく、もっと出来たんじゃないのか?と。
「何の為に応援しているのか?」
この部分を、もっと真剣に考えないとダメだなと思いました。
もちろん自分も含めてです。
>rocket2号さん
「札幌サポは熱い」とか、「札幌サポは日本一のサポーター」などと
メディアに持ち上げられたのがダメだった様に感じます。
札幌サポは他チームのサポに比べて、特別「熱い」訳ではありません。
他のチームのサポだって同じくらい「熱い」です。
ライバルが近くにいないので、あぐらをかいていたんですね。
アウエーに行くとその辺は特に感じますよ。
スカパーでは決して感じることの出来ない、決定的な違いを。
posted by あさ吉| 2008-11-17 20:27