2006年07月12日

勝ち点と価値点

いよいよ最大の"山”の柏戦がやってきましたね。ここで必要なのは勝ち点も当たり前に欲しいですが"価値点”も欲しいです。つまるところ内容。リアリストの人には理解出来ないかもしれないですが、私は勝っても勝ち点が1や2の試合はあると思います。例えば、幸い勝ちを拾うことが出来ても、内容が伴わなくて選手の気持ちがグレーの場合、それが元となって連敗することがあれば3試合で勝ち点が3。すなわち勝ち点が1です。とってつけたような理屈ですが、ニュアンスで考えてもらえば・・・。

この試合で両方を手に入れることが出来れば、理論上"怖いものなし”となります。この後もし負けることがあっても、全てを"内的要因”として消化することができるということです。そういう意味ではこの試合の価値点は高いですね。例えこの試合を負けることがあったとしても、挽回は全然可能だと思いますが、逆に完璧に勝つことができれば、間違いなく勢いに拍車がかかりますね。

自分はバスケットをやっていたので、リアルな点数以上の点というのを経験しています。15点差をじわじわと追い上げて残りあと2点になった時にいとも簡単にミドルシュートを決められた時は精神的にガクっときます。10点くらいの価値に感じますね。その試合はそのシュートを境にボロボロにされて負けました。私らは滅多に出来ませんでしたが、ダンクは3ポイントよりきついです。特に背の高いフォアードやセンターのとっては屈辱でマイナス5点くらいの価値があると思います。アリウープなんぞはやられた方がマイナス5点、やった方がプラス10点で計15点くらいの価値がありそうですね。だからアメリカでは”やられたらやり返せ”が鉄則だそうで、ダンクされたら無理やりダンクで返そうとするシーンはよく見てきました。話がそれました。

愛媛戦では結果が完勝にもかかわらず内容的に納得しないサポが続出しました。チームと同じ気持ちになることがサポにとって重要だと思いますので、結果いかんにかかわらず内容を重要視した意見についてはいいことだなと思いました。ただ負けた試合も次に繋がる内容だったかをキチンと見てあげて欲しいですね。一つだけ腑に落ちないのは、コンサの守備はずっと同じ不安を抱えながらここまできたのに、愛媛戦から急にそのことがクローズアップされたのはどうしてなのか不思議です。本当なら横浜FC戦で起こるべき現象だったような気もするのですが・・。なんかヤンコメとかノノコメとかにのっかっているだけなのかなと思ってしまいます。

もう一つ、勝ち点は昇格ラインから引き算で数えるものではなく、勝ち点3の足し算で数えるものだと思います。チーム側から見た勝ち点の数え方は間違いなく後者です。1試合1試合の積み重ねの結果が優勝だったり昇格だったりすると思います。前者で数えるとコンサに限らずどのチームもきっとネガティブに考えることが多くなりますね。少なくてもゴール裏の真ん中あたりは足し算で数えてるでしょうね。1試合1試合、力を振り絞ってチームと一緒に戦っているわけですから・・。

柏戦は価値点10はあると思います。

ここ破って一気に行きましょう。

posted by z-press |11:53 | GAME | コメント(0) | トラックバック(0)

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